朝晩寒かったイギリスから
夏真っ盛りの東京へ。
何ですか?
東京の天気予報。
まるで梅雨?
扁桃腺の腫れは治まったものの、まだ味覚がちょっとおかしくて美味しくないし、ランニングするのはきついし、寝込んでいた間は、まともに食べられず、、、3キロ体重が落ちていた。
数日寝込んだだけでも筋力は落ちる。
大学生の時、夏は公営プールで監視員のアルバイトをしていた。
子供の時からアメリカか日本に住んでいたら、やろうと決めていた。
小さな子供からすると大学生の監視員のお姉さん、お兄さん達は、とても大人でかっこよかった。
あの頃も夏は暑かった。
でも、管理事務所やアルバイトの休憩所にエアコンは無く、窓を開けて風を通すと周囲の大木のおかげで涼しく、今の様な不快感は、無かった。
切符売場は、木陰でいつも涼しかったし、監視台に上がっても今の様に汗ダラダラかく事も無かった。
いつからか、事務所や休憩所には、エアコンが設置された。
切符を売りながら、
監視台に乗りながら、
季節の移ろい、夏の終わりを感じた。
お盆の頃には、いつも来ていた子供達が田舎へ行ったり、旅行に行ってしまい、プールは静かになる。
8月の半ばを過ぎると切符売り場にも西陽が入る様になる。
プールの最終日まで思い切り遊びに来る子達もいれば、宿題で忙しくなり、来なくなる子達もいる。
また、来年!
子供達が翌年にはびっくりするほど成長しているのは、嬉しい様な寂しい様な。
日差しに夏の終わりを感じて、子供達との別れ。
あの頃、8月の半ばくらいには、毎年涼しい日が何日か有り、長ズボンと長袖を着て監視台に上がった。泳いでいるのは、大人数名。
一雨降ると嘘の様に涼しくなって、そんな日は、泳ぎに来る人も少なくなる。
今は、どうだろう。
一雨降ると更に蒸し暑くなる不快感。
あの数日間の寒い日などどこかに行ってしまった。
私が生きている間に日本が熱帯地域になってしまうのではないか?と思ってしまう。
でも、氷の研究をしている友人によると本格的な温暖化の前には、氷河期が来ると言う説も有るそうだ。
プールの近くを通ると聞こえる子供達の声。
子供用の小さなプールから、大きなプールへ入場出来る様になった子供達の誇らしげな顔を沢山見て来たけれど、皆、立派な大人になっているだろうね。
今も慕ってくれる子供達もいる。立派な大人になりました。
プールで一緒に遊んだお姉さん達がいたなーと覚えていてくれたら嬉しいな。