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未来から今につなげる終活アドバイザー千亜季です。
終活と云う未来に備える事で、今の大切さを知り今を生きる。をお伝えしています。
今まで、ご葬儀には何回も参列しましたが、昨日のご葬儀は「お別れ会」との名のものでした。
私に子育ての影響を与えてくれたMさん。その方が亡くなりました。
関われた時間は短かったけど大好きな人でした。
小学校の絵本の読み聞かせボランティアに参加している私ですが、その時に市の読み聞かせサポーターを30年されていて講師としてきてくれたMさんと知り合いました。
同時に牧場も運営されているMさんに馬との関りが子供に影響する体験談を聞かせてもらい、娘を乗馬に導くきっかけにもなり、キチキチだった私の心をすくい上げてくれたのです。
まず、式はご長男の挨拶からはじまりました。
「今日は、昨日から引き続き、故人の意思として葬儀というより「お別れ会」とさせていただきます。
ですが、本人も宗教に抵抗を感じていたわけではないので、皆さまの信仰がございましたら、それぞれに供養して頂けたらありがたいです。」との後に
「では、母との思い出を語りたいと思いますが、昨夜は話が長すぎると家族からクレームが出たので、今日は少し短くします。」と笑いが出た後に、Mさんに育ててもらった月日、そして一週間前に交わした話をしてくれました。
お互いに死期を感じた会話です。
息子 「最後には、どう送り出してもらいたい。」
Mさん 「そうだね~、牧場の馬場で盛大にバーベキュー大会でもやって送り出してもらいたいね~。」
息子 「でも、雨だったらできないよ。」
Mさん 「そしたら、雨天延期ってことで。」
息子 「葬式が雨天延期なんて聞いたことないよ。」
と二人で笑ったそうです。
Mさんらしい話に笑いと涙が。
その後、お孫さん、一緒に牧場を立ち上げた仲間でもある理事長、読み聞かせサポーターの会長、その仲間・・・と続きます。
皆さん、形式に捕らわれずMさんとのエピソードや送る言葉をはなし、牧場の理事長の話からはMさんが牧場を始めようとした想い、ホースセラピーに力を入れ障がいのある子供たちと関わり、そこからの子供の心の広がりと感動の話は、Mさんの馬に対する熱さを改めて知りました。
そして、仲間がMさんの好きだったわらべ歌で送ろうと何曲か歌い、最後はリーダーも熱が入り、参列者にパートを与え輪唱するほど・・・
みんな戸惑いながらも参加し、ここでも笑いが。
私が知り合う前のMさんの活動の積み重ねの大きさと、影響力と私に教えてくれたことが重なって、思い出が込み上げ、泣いて笑って、キュンとして、憂いで・・・
この様に何とも不思議な気持ちになりましたが、悲しくはありません。
なぜなら、会話の中で教えて貰ったことを覚えているから。
あっ、でもMさんは私に教えてるつもりはなかったと思います。
私が勝手にMさんの自然体だけど、強い信念のある生き方に惹かれて行っただけなんですけどね・・・
だから、もう少しでいいから一緒に過ごしたかった。
決してお話は上手ではないけど、何故かとっても伝わるお話の時間に包まれたかったなぁ。
ホールの入り口に写真がありました。
病院から外出して来たときなのかしら?多分、最後の写真かと思われます。
パジャマ姿で、髪も整っていなくて、少しやせていたけれど、車のドアを開けて、寄り添う馬の顔を愛おしそうに撫でている表情は、驚くほど美しかった。
病気のおばあさまです。
でも、目が離せないほど引き込まれました。
これがMさんの生きてきた道なのでしょうね。
私は、大きな葬儀を行えることが素晴らしいとは思ってはいませんが、Mさんのお別れ会は葬祭場の一番大きなホールが人でいっぱいでした。
沢山の老若男女に見送られて、感謝に溢れた会場。
息子さんが「母は聡明な人でした。」と仰っていました。
私も、そう感じています。
沢山涙が出ちゃったけれど、それは冷たい涙ではありませんでしたよ。
昨日は、寂しくとも温かい不思議なお別れ会の、不思議な時間の、不思議な感覚の一日。
ふわふわぽわ~んと、憂いと喪失感の気持ちでした。
でも今日は、Mさんの「日常に戻った方がいいよ~。」の声が聞こえてきそうです。
「そうだね・・・」と言って、空を見上げた朝でした。
皆さま、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
来年、終活無料なんでも相談を開催致します。
詳細は、このブログにてお知らせします。
どうぞ、宜しくお願い致します。

