試験は合格した。
さて次は?
そう、就職です。

試験勉強中も細々と動いていたのですが、その時点ではっきりしたことがあります。
それは、今住んでいる場所は、日本人の働き場所が絶対的に少ないということ。

人材会社に登録したものの、上海、北京、広州、大連のお仕事がほとんど。
最大手の人材会社の担当の方には「当社支店すら置いておらず、お住まいの土地の現状がつかめていません。」
というご丁寧なメールまでいただいてしまいました。

むーーーー。

ここで独身の私だったら、早々と求人の多い場所へ住まいを変えていたでしょう!
結婚して良かったと思う一方で、自分の思うように、したいように動けないことが少しもどかしかったです。
ん・・・客観的に見るととてもわがまま!

夫は、「好きなように挑戦するがよし」と言ってくれています。
でもここまで支えてもらって、「じゃ、一人で都会に出てみます」はあんまりじゃないかと思います。
だから、今はひとまず夫の次の転勤を待ちつつ、ここで自分ができることを続けていきます。
おそらく人生の中で一番自由になる期間なので、有効的に使わねば。


先月から、こちらで知り合ったアメリカ人に日本語を教えています。
日頃は日本語と中国語しか使っていないので、英語の強化にはちょうど良いチャンス。
同時に、学校で教えるという話(こちらは中国人相手)もちょっと出てきているので、社会に出る第一歩として検討しています。

CPAの勉強はひとまず終わったけれど、この過程を振り返ることは自分にとっても意味があること。
これから受ける方のお役に立てればなおうれし。
そんなわけで、頭を整理しつつ、次回からは試験勉強のことも少しずつ書いていけたらと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
昨日からスコアリリースされているのは知っていたのですが、ドキドキしすぎて今日に持ち越してしまいました。


ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

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79


きゃあ!


緊張のあまり、合格点80点だっけ?など混乱をしてしまいました。

冷静に。

AUD 79
これにてUSCPAロード第1幕が終了しました。


今回で受からなければFARとBECが失効決定。
ギリギリのギリギリで最終合格。

前回落ちた時点で、次に受からなければあきらめると決めていました。
文字通りラストチャンスでした。
今まで応援してくれた家族や友人たちをこれ以上落胆させたくない。
こんな思いが、いつしか試験勉強の一番のモチベーションになりました。

このブログを通して知り合った方々からも、励ましや応援の言葉をいただきました。
どれだけ励まされたことか!
本当にありがとうございました。

勉強開始から今までを振り返ると、住む国が3回変わったり、結婚したりと自分の人生にとっても色々な変化がありました。
時間はかかってしまったけれど、それでもあきらめなくて良かった、というのが実感です。


これからは、この資格をどう生かしていくか、それから、自分はどういう生き方をしたいのか、そんなことも含めて考えていきたいと思います。
生かさせてもらっている身として、しっかりと人生を歩んでいかねば。


あ、で、でも・・・・・とりあえず今日一日は浮かれてもいいでしょうか。

ひゃっほーーーーい!
タイトルは「ほうおうたんそう」と読みます。
ウーロン茶の一種ですが、日本ではあまり出回っていない模様。
私の住む街のお茶屋さんでも揃えているところは少なく、友人の紹介で訪れたお店にて入手できました。

本などでは、“フルーティーな香り”などと表現されています。
中国茶のイメージとはおよそかけ離れた表現。
興味津々・・・

実際口にすると
「なんだかマスカットの香りが!」

人によっては、ライチの味とか梨の味、そんな感想を持つ方もいるそうです。
後味はしっかりとして、中国茶らしい存在感がありました。

甘いモノとの相性が良いとのことで、お茶菓子に抹茶マフィンを焼いてみました。

$朗らかにいこう!~USCPA受験と中国生活~

例のごとく、ローカルスーパーで手に入れた小麦粉にて作成。
粉のパッケージに餃子の写真がのっていたので、主な用途は餃子の皮か!?

でもおいしくできたし(←自己満足)、普通の小麦粉と“差不多”です!!
(差不多→読み:チャーブドー)
【ほとんど同じ、の意。「没問題」と同じくらい日常生活で頻繁に耳にし、中国人の適当さ大らかさを象徴する言葉】

〔中国生活で学んだこと:「没問題」と言われたら、どこかに問題が有ると疑うがよし。「差不多」と言われたら、まちがいなく違いがあることを認識すべし・・・〕
後から編集し直そうと思って下書きしていた記事、アクセスできなくなっていましたダウン
いよいよもって投稿もできなくなるのかな。

さてこういうときは気分を入れ替えよう!

先日上海に行ったときに憧れの場所へ行ってきました。

$朗らかにいこう!~USCPA受験と中国生活~

外灘にある、ゴシック建築が素敵な5つ星ホテル「和平飯店」のジャズバー。
平均年齢75歳の「老年爵士楽団」の演奏に酔いしれました。
厳密に言うと演奏に酔いしれた、というよりは雰囲気に酔いしれた、が正しいのかな。

Jazzのスタンダードナンバーも良かったのですが、「夜来香」や「蘇州夜曲」を聴いたときはゾクっとしました。
租界時代から続く上海のジャズ文化を感じ、もううっとり。

初日、土曜の21:30頃行くと満員で立ち見状態。
おまけに21:45で演奏が終わってしまったため(演奏者のみなさま、眠たそうにしていた・・・)、翌日続けて行くことにしました。


日曜の夜ということでゆったり見ることができ、おまけに後ろを見ると中国人の老夫婦が踊っているではないですか。

$朗らかにいこう!~USCPA受験と中国生活~

演奏を聴きに来ている人たちは比較的カジュアルな装い。
それに対して、おじいさんはスーツ着用、おばあさんはチャイナテイストの素敵なジャケットをお召しになっていました。
軽やかな足取りを見ていると、ダンス暦もジャズ暦もカップル暦も、相当長いものだとすぐに想像がつきました。

なんて素敵な夜!カクテルグラス

実は今まで、上海の街はあまり好きになれませんでした。
大都会過ぎて、個人的なツボが見つけられないなーと。
でも今回で、すっかりこの街の虜になっていました。
まだまだ眠っているOld Shanghai、次回も掘り起こしてみよう。
本日は5月1日、メーデー=中国では「労働節」という祝日です。

午前中用事があって出かけたら、帰りのタクシーがつかまらない。
バスも激混み。
みんな外出して何をするんだろう?
そう思ったと同時に、彼らは外で何らかの消費はするわけで、意識せずとも今の中国のパワーを感じてしまいました


午後はマンションのオーナーとそのお友達その他でお食事会。
そこにはドイツ人も一人同席していました。
オーナーの友達の英語の先生とかなんとか。

面白いのは、日本人の私達夫婦とドイツ人、これら外国人がいても、全く中国人のペースが変わらないということ。
容赦なく早口の中国語でしゃべってくるし、違和感なく接してくれる。
壁を作らないから、それこそが心地よい。

奇しくもこの地はドイツと日本に一時期支配されていました。
でも今の人たちにとってはそれが負の側面として残っているだけではなく、良い方にも作用しているのではないかと、ふと思いました。

旧市街地に残るドイツの町並み。
日本統治時代に植えられた桜並木。

いずれも市民に愛され、今では観光名所になっています。
逆に、破壊しようと思えばそんな機会いくらでもあったのに・・・。

ひょっとするとこちらが思っている以上に、彼らは冷静に判断する目を持っているのではないか?
この地の人たちは、
「外国だからってなんだ」
「良いものは良いんじゃないのか?」

個人レベルでは、そういうクールな視点を経験的に持ち合わせているのかもしれません。

もし私が言葉の通じない外国の方を目の前にしたら、やっぱり少しはひるんでしまう。
言葉がわからなくてごめんなさい、みたいな妙な自虐的な気持ちにもなる。
だから、本質的なものを見ようとしている彼らを羨ましく思うし、色々なことに気づかされます。

それにしても、今日のお酒の量はすごかった。
40リットルのビールを4人で空けていました。
彼らいわく、飲むのも労働、と・・・・・・

まだまだ知らないことがありすぎます。