先日グアムにてAUDの試験を受け、昨日中国に戻りました。

泣いても笑っても最後と決めたので、恐ろしいほど気分はスッキリです。
(前回もそこそこ自信があったのに落ちたので、気分と結果にはなんの関連性もありませんあせる

試験の難易度は、普通→難→難かと。
テストレット2とテストレット3で一字一句同じ問題が出てきたので、これら二つのテストレットの難易度は同じだったのでしょう。
前回受けたときと比べると、IFACなどの新しい範囲からの出題が少なかったです。
その分、レポーティングの出題が他と比べて多かったような。
やっぱり、その時々で出題傾向がずいぶんと異なりますね。
はは、何回も受けているからこそできる比較。悲しい分析。

試験後、Bank Of Hawaii向かいのチャモロビレッジでタイフードを買って、裏の海の岩場に腰掛けごはんを食べていました。

船に乗っている陽気なおじさんたちが手を振ってくれ、それに応えながらのランチ。
しばし和む。

朗らかにいこう!~USCPA受験と中国生活~


散歩とお買い物を済ませ、夕方はウエスティン1Fのスタバで休憩。
ここで家族に今までのお礼のメールを書いて、夕日が沈むのを眺めていました。

$朗らかにいこう!~USCPA受験と中国生活~

ひょっとすると、あのとき夕日を眺めていなければ、まじめにお礼メールなんて書いていなかったかもしれません。
本当のことは恥ずかしくて言えないから、お礼といっても、もっとおちゃらけ路線だった気がします。
あの瞬間、なぜか厳粛な気持ちになれちゃった。不可思議。


今回は日本経由でグアムに行ったのですが、中国→日本の便はガラガラ。前後左右空いていました。
いつもは中国人観光客でびっしりなのに・・・。
でも帰りの便、日本→中国の飛行機は日本人ビジネスマンのおかげでほぼ満席でした。
月曜の朝便ということもあるのでしょうが、スーツを着てしゃきっとした人たちでいっぱい。
なんだかあの姿に勇気をもらいました。
どんなことがあっても、日本人の力があればきっと大丈夫。
そんな風に思えました。


結果発表までまた時間が空きます。
それまでうだうだしてもしょうがないので、6月のHSK(中国語の検定試験)に向けて勉強を進めていきます。
ドキドキしながら見ると・・・
今までと違ってすぐに点数が。






ダメでした。
前回とほとんど変わらない点数。


いつもなら、落ち込む時間がもったいない、とすぐに切り替えるのですが、今回はさすがにショックです。
MCは手ごたえありました。
正直、なぜ?という気持ちでいっぱいです。

でも冷静になって考えてみると、SIMの答えにあまり自信がなかった。
今回からSIMの得点配分が上がったことを考えると、おろそかにしてきたツケがまわってきたのかもしれません。
他にもきっと、自分が気づいていないようなミスをおかしていたのでしょう。
好きなことをできる環境に置かれながら、ここまできても結果を出す事ができなかった。
悔しくて、悲しくて、情けなくて・・・・・・。


FARとBECの期限切れまであと1ヶ月をきってしまいました。
ここはもう、あきらめなさいという神様からのメッセージかもしれません。


夫に結果を報告し相談してみると、まだチャンスがあるなら受けたらよいよ、と答えをもらいました。
今から猛勉強して、満点とるつもりでやるべし!と。


これからは、試験が終わるまでおそらくブログの更新もしないと思います。
追い込まれたあと3週間。
今ここに生き、勉強できることを感謝しながら、これが最後だと心に言い聞かせてがんばります。
友達が、岩手に住む看護学校時代の友人とずっと連絡が取れないと言っていました。


5日が経過したところで所在判明。


震災直後に、その町で唯一機能している病院に駆けつけ、ずっと働き続けていたとのこと。
自分が無事であることを報告する間も惜しんで、働いていたそうです。

本当に頭が上がりません。


と同時に、こんなに頑張っている人がいるのに、私は一体何をやっているんだ、という空しい気持ちにも襲われました。

犠牲者の数
被曝を恐れず立ち向かう人
今も被災地で大変な思いをしている人たち
停電を実行しているみなさん

これらの様子を見て、自分も何か力になりたいと思うのに、せいぜいできることは祈ることと募金ぐらい。
元気なものこそ勇気づけていかなきゃ!と思う一方で、そんなことに意味があるのかと考えてみたり・・・
こんなに大変なときに母国にいない自分にも、いらだちややるせなさを感じました。

ちょっと大げさだけど、「Survivor Guilt」の感覚に近いのかもしれません
実質ほとんど被災していない友人達とメールを交わすと、やはり彼女達も同じように感じていました。

心理学の専門家によると、
同時多発テロのとき、悲惨な映像を繰り返し見た人たちがウツのようになったそうで、今日本でも同じことが起きているのだとか。
被災地以外の人もできるだけしっかり食事、睡眠をとり、自分が必要とされるときに備えて、元気に暮らすことが重要とアドバイスがありました。

そうだ、みんなががんばっていこうって時に足引っ張ってたらどうしようもない。

日本が必ずこの困難を乗り越えますように・・・・・誰がなんと言おうと、そう願うことはやめられない。

自分に対する気休めでもありますが、祈りをこめて篆刻印つくりました。
がんばれ(加油)!日本!!
$朗らかにいこう!~USCPA受験と中国生活~
高校の時の部活仲間S。
現在仙台に住んでいます。
地震発生直後からメールをして、連絡を待っていました。
GoogleのPerson Finderを使っても情報が全くなくて・・・・
何も出来ないもどかしさと、どうか生きていて欲しいという思いで夜も眠れませんでした。


昨日、本人からメールが届きました。

まだ1ヵ月半の乳飲み子を抱えての避難はとても大変だった。
でも、避難所でおにぎりとバナナをもらってお腹も満たされた。
非常事態になると不思議と足りるものだね。
まだ自分は恵まれている。
海沿いの被害が心配。
暗くて、寒くて、居場所がない不安と闘っている人がたくさんいると思うと、苦しい。



とにかく彼女と連絡が取れたことが嬉しくて、知らないうちに涙があふれてきました。
そして、こういう状況でも他の人のことを心配しているところは、全く昔と変わっていないなと思いました。


赤ちゃんがいるからいっぱい栄養取らないと!
離れてはいるけれど、心はずっと傍にいるよ。


という私のメールに対し、

日中関係が悪化していたとき、ニュースを見るたびに中国にいるM(私)の安全を気にしていたよ。
私たち、遠く離れているけれど、やっぱり心は傍にいるね。


と返ってきた。

人間、つらい状況、追い込まれたときこそ本質が出るものです。
電気も制限されている中、わざわざこうやって返してくれた事が彼女のすごさだと思いました。

自ずとまた涙が出てきました。

優しさと強さを兼ね備えた彼女は、きっと立派なお母さんとしてこれからの困難も乗り越えていく。
確信しました。


今も引き続き、耳を覆いたくなるような速報が入ってきます。
亡くなった方、被災された方の為にも、自分ができることを考え実行していかないと。

被災者の方々にとって一番役に立つのはやはりお金だと思いますが、こういう形の募金もありました。
http://tsite.jp/donation/index.pl?xpg=PCTC0202&bokin_id=88&scid=bokin999
TSUTAYAなどで貯めたポイントを、1ポイント=1円で募金できるというものです。
中途半端に余っているポイントも、有効に使えるのではないでしょうか。
一人ひとりが小額でも集まればすごい額になる。

yahooやはてななどのポイントも募金に使えるそう。
これで各航空会社のマイルも使用できたら、もっともっと募金額が大きくなるのにな。

自分が出来ること、もっともっと探していきます。
3月に入りましたがこちらはまだダウンコートが欠かせません。
実家の方も大雪が降ったとかで・・・
そんなわけで、一般的には季節外れかもしれませんが、寒いときにおすすめのお茶を紹介します。

先日、プーアール茶には体を温める効果があると書きました。

今日ご紹介するお茶は、体が温まるスピードがとっても速く、しかも、汗までかいてしまうほど効能が高いものです。

その名は「大紅袍」

お茶の本を読むと、「歴代の皇帝だけが飲めるお茶」、とか、「伝説のお茶」なんて呼ばれているお茶です。
初めて飲ませてもらったときはその味わい深さにうっとりしてしまいました。おまけに、上記の通り体を温める効果がある。

これは欲しい。

でも、いざ自分で買おうとお茶屋さんへ行くとピンキリで、品質とお値段にあうものが見つけられません。

悶々としていたある日、中国人の友人にお茶が好きなことを何気なく話すと
「茶葉農家から直接ネットで買えるよ!」とのこと。

数日後、友人はこの大紅袍をプレゼントしてくれました。

$朗らかにいこう!~USCPA受験と中国生活~

望みどおりの味・香りに感激!!
欲しいものが思いがけず手に入って本当にありがたいことでした。


実は、去年はこのような経験をいくつかしました。

こういうモノ・情報が欲しい
こういうことに興味がある
こういう人に会ってみたい

挙げるとキリがないですが、素直に人に話してみることで実現したことがたくさんありました。

ふと今までは、変な遠慮をしたり、この人にはこの話をすべきじゃない、なんて固定観念を持って人と交流していたことに気づきました。
自分で勝手に決め付けて、傲慢じゃーー!!

こんな固定観点があったということは、人が本当に困っているときも親身になれていなかったんじゃないか?
いつか足を掬われますね。

何かを実現したかったら、まず自分も人の為に動かねば。
そして度量を大きくせねば。

なんだか最後はお茶話から脱線してしまいスミマセン・・・