今週から語学学校で日本語を教えています。

母国語だから簡単に教えられる・・・・・と思いきや、すっごく難しい !!

今は、「くれる」「もらう」「あげる」
そして
「くださる」「いただく」「さしあげる」
の練習をしています。

英語では、「You give me 〇〇」「I give you 〇〇」、主語が変わっても動詞「give」が使えます。
中国語も同じ。「你给我〇〇」「我给你〇〇」両方ともに動詞の「给」が使えます。

ところが日本語だと「あなたが私に〇〇をくれます」は良くても「私があなたに〇〇をくれます」はおかしいですよね。
「私があなたに〇〇をあげます」が正解。
日本語は、主語が変わることで動詞そのものも変えなければなりません。
そのうえ、目上の方には尊敬語(くださる)と謙譲語(いただく、さしあげる)を使わなければいけないわけで、学生たちは頭がこんがらがってくるようです。

日本人として生きていると自然に使い分けをしているので、これらを母国語じゃない人たちにどう理解してもらえるのか、想像力と理論のバランスが大事だなーと思っています。


・・・・・・・・なあんて、偉そうなことをぬけぬけと書いていますが、日々の授業はこちらの方が楽しませてもらっています。
学生達がかわいくてかわいくてラブラブ

16歳~22歳の若者達ですが、教科書を読むときもしっかり大きな声を出して読んでくれます。
そして、こちらが出す問題には、思わず爆笑してしまう答えを返してきますドンッ

【1】「どうしたらいいですか?」を使って文章を作りましょう。
J君:「美人が好きですが、どうしたらいいですか?」

とことん悩みましょう。


【2】「~のように・・・」を使って文章を作りましょう。
E君:「J君の顔は、魔物のように黒いです」

魔物なんて単語どこで習った!?っていうか、そこまでいくと病気の疑いがあります。


【3】「~みたいだ」を使って文章を作りましょう。
O君:「J君のお母さんの髪形は、ライオンみたいだ」

思っても口に出しちゃダメです。


日々おなかいっぱいです。
でもかわいくて目が離せません。
語学学校の教壇に立つことになりました。
もちろん教えるのは日本語です。
本音を言うと、この地でも会計の仕事がしたかったのですが、それは夫の次の転勤までお預け・・・・・

初めてのことで不安です。
でも、やろうと思ったきっかけの一つに今回の震災のことがあります。
震災後、日本からはたくさんの外国人が出てしまったと聞きました。
そんな中、日本の大学を希望して、これから言葉を学ぼうとしている学生さんがたくさんいる。
一人の日本人として、それはとてもありがたいことだと思いました。

日本はとても素晴らしい国です。
そのことを言葉以上に彼らに知ってもらいたいから、自分からたくさん発信していけたらなーと思っています。
大げさですが、この仕事は今この地でできる一つの使命なのかなとも思いました。

それにしても、私の人生(特に20代)は人の縁や時の運に大きく動かされています。


【学生時代】
アカペラ活動に精を出す→ススキノでストリートパフォーマー→ローカルCM、ローカルラジオ局で番組持たせてもらう→東京進出の話にちょっとひく→グループ解散

その後
アルバイトに精を出そうと思い立つ→「案内係」という職種に応募したつもりが「エレベーターガール」になっていた→女同志のドロドロ世界を体験→この先の就職、女性だけの職場は絶対に選ぶまいと決意

【社会人】
(日本)
営業のつもりで入ったのに経理部門に配属(聞いた日はショックで枕を濡らす)→2年目から経理と兼任でビジネスマナー講師任せてもらう→4年半働き「海外で働きたいです」で退職→シンガポールで就職活動

(シンガポール)
とにかく経理以外でと求人探す→秘書として採用決まる→常に誰かのアシスタントという立場に悶々→年をとっても続けられる仕事がしたい→結局会計?→USCPA決断

結婚の為日本に戻り、そして中国へ→今に至る

ずいぶんと流れに乗っかってきました。
目の前のことには真摯に、最後までやり抜こうと心がけてきたつもりではあるんですが・・・・
今度の新しい挑戦はどうなるのでしょうか。(挫折しそうになったら正直にこちらに書かせていただきますー。)

日本の良さをたくさん知って欲しい!そんなオーラーをメラメラ出しながらがんばりたいと思います!!
タイトルが品のないダイエット製品の広告みたい。すみませんあせる
でも、今回のAUD合格までの過程を正直に表現する言葉です。

前回のAUD受験の不合格がわかったのが3月下旬。
2科目(FAR、BEC)の期限切れが4月下旬。
再受験までに残された期間は実質3週間でした。

この時点でBISK、GLEIM、AICPAの過去問など手元にあるものは全てやりました。
答えを暗記してしまっているものも結構あって、残り3週間で何をやればいいのか途方に暮れていました。

そこでひとまず、アウトプット中心の学習をやめてインプットに力を注ぐことにしました。
具体的には、間違った問題や解き方などを自分なりに書き込んだノート(いわゆるまとめノート)の内容を、G大のテキストに全て書き込みました。
すると、書き込んでいくうちに点と点の知識が線になっていく感覚を覚えました。
まとめノートは自分の観点から書き出したものだったので、教えるプロが作ったテキストに沿わせていくことで、より理解が深まっていったのだと思います。
実はこの作業がとても楽しくて、この時の私、ノリノリ(笑)
こんな細かいところ出ないだろう・・・とうすうす感じながらも、調べずにはいられず洋書をあたったり、とにかく調子に乗って突き進んでいました。
こうやって得た知識は、一度しか目にしていなくてもしっかり記憶に残りました。

今までの勉強方法と明らかに違う方法。
残り3週間しかなかったのになんというギャンブル!!
だけど勉強って、本来はこうやって主体的に知識を取り込んでいくものでは!?


今思えば、この方法をとっていなかったらたぶん不合格、そしてこの試験から撤退していたと思います。
試験で点数を取るためには、何よりも問題を解いていく事が大事。
多くの方はその過程で知識を身につけ、合格まで勝ち取れる力をつけています。
でも私の場合、それだけでは足りなかった。
前のめりになって知識を取りにいくくらいじゃないと、合格にふさわしい実力がつきませんでした。

3週間のうちの半分の期間、一度も問題を解きませんでした。
それでも腹をくくって時間をかけてインプットに力を入れたのは、結果が出せた今間違っていなかったと思えます。
本番前で焦ってはいたけれど、そういう時こそ「急がば回れ」が大事なのかもしれません・・・。
火曜日と木曜日は、アメリカ人(以下Jとします)に日本語を教えています。
昨日は、時間になっても待ち合わせのカフェにJが来ない。
携帯にメールしても音沙汰なし。

その後30分遅れてやっと登場しました。

何かあったのかと尋ねると、「所得税のことでちょっと問題が・・・・」と。
手に携えた資料を見ると、Regulationの時に何度も見た
あのForm1040が!!

ひょっとしたら私でもわかることがあるかもしれないと、レッスンを中断して心配事を聞いていました。

Jは数ヶ月前までインターナショナルスクールの先生でした。
その間の収入を本国アメリカに申告していないのは、問題になるのではないか?とのこと。
今から滞納分の支払い?追徴課税?どうしよう!と、若干パニクっているJ!!

んっと・・・
頭を整理して考えてみる。
家に帰りテキストを読み、"Duty for tax filing"の項目を見てみる。(自力で思い出せないのが悲しいあせる
AGI-(standard deduction)+(Personal Exemption)を計算して、残高のある人にFilingの義務あり。と書いてありました。

J、該当しちゃってます。

でも、もう少し冷静になって考えてみました。
Jの雇い主は中国系。毎月の給与から税金を控除されていました。
これでJがアメリカにも納税の義務があるとすれば、二重支払いになっちゃうんじゃない?
ちょっとおかしいのでは・・・・。

ここからはIRSのサイトを見て調べました。
http://www.irs.gov/index.html
恥ずかしながら、試験勉強をしていたときよりもしっかり見させていただきました。
とても細かくできているのですね・・・・今更気づくな!って感じですがあせる

で、Jがズバリ利用できる控除も見つけました。
その名も"Foreign Earned Income Exclusion"
いくつかの条件(収入をアメリカ国外で得ているなどなど)を満たせば、$91,500(2010年)まで控除できるというものです。
このためのForm2555をForm1040と一緒に提出すれば、Jにとって実質的な支払いはないと推測しています。

ここまでたどりついて、なんだか勝手に達成感。
念のためプロに確認してね、とJに伝えたら面白いことが返ってきました。

IRSのアジアオフィスは北京のアメリカ大使館の中にあるそうです。
しかも、担当者は一人。
このたった一人の女性が、アジア全域のアメリカ人の税申告相談に応じているそうです。
すごすぎる・・・・・

おまけに、IRSのアジアオフィスがTOKYOでもHONG KONGでもSINGAPOREでもなく、BEIJINGってことにかなり驚いたのでした。
私はG大の受験生でしたが(この3月で期限が切れました・・・)
他の受験生の皆さんが評価している通り、Abitusの模試は素晴らしいと思いました。

「模試で65点を取れば本番での合格の可能性が高くなる」

その言葉がすっぽりあてはまりました。
4科目ともに、本番1ヶ月前の模試で70点近く取れたときは合格を果たすことができました。
逆に言うと、そこに届かないときはことごとく不合格でした。
今だから言えるんですが、模試で50点台のときなんて、残り1ヶ月があるとしても、はなっから点数が伸びない領域だったんだろうと思います。
目先の勉強に追われて模試を受けないときもあったのですが、そのときもことごとくダメでしたダウン
本番に向けての実力を測る目安、そしてジンクスという意味で(笑)模試は毎回受けとけばよかったなーと今は少し後悔しています。



私は長々と勉強してきたので、「勉強した気になる症候群」に陥ることがありました。

これだけ長くやってるんだから知識が身についているだろう。
問題集5回まわしたから大丈夫。
洋書も複数やったから安心。

みたいな。

もちろん、毎日問題集解いて、正答率出して・・・ということはやってきましたが、それもただの習慣になっていました。
正答率を上げることに夢中で、肝心の“なぜ間違ったか?”ということを集中して考えることができなくなっていました。
それ故に、本番では見たことがない問題に焦ったり、ケアレスミスを起こしたり・・・・・・

ここで再び模試の活用についてです。

模試では見たことのない問題にもいくつか遭遇しました。
こういったとき、パニックにならないようにする訓練や、どういうアプローチで解いていくか?という体験をすることができます。
また、知識はあるのに答えを間違ってしまった問題や、「これ冷静に解いたら正解出せるね!」といった、残念系のミスが意外に多いことに気づかされます。

残念系でもミスはミス。
本番ではかなりのダメージを被ります。ぐぐぐぐぅ・・・・・・


そんなわけで、色々なメリットがある模試。
有効活用されることをおススメします♪