タイトルが品のないダイエット製品の広告みたい。すみませんあせる
でも、今回のAUD合格までの過程を正直に表現する言葉です。

前回のAUD受験の不合格がわかったのが3月下旬。
2科目(FAR、BEC)の期限切れが4月下旬。
再受験までに残された期間は実質3週間でした。

この時点でBISK、GLEIM、AICPAの過去問など手元にあるものは全てやりました。
答えを暗記してしまっているものも結構あって、残り3週間で何をやればいいのか途方に暮れていました。

そこでひとまず、アウトプット中心の学習をやめてインプットに力を注ぐことにしました。
具体的には、間違った問題や解き方などを自分なりに書き込んだノート(いわゆるまとめノート)の内容を、G大のテキストに全て書き込みました。
すると、書き込んでいくうちに点と点の知識が線になっていく感覚を覚えました。
まとめノートは自分の観点から書き出したものだったので、教えるプロが作ったテキストに沿わせていくことで、より理解が深まっていったのだと思います。
実はこの作業がとても楽しくて、この時の私、ノリノリ(笑)
こんな細かいところ出ないだろう・・・とうすうす感じながらも、調べずにはいられず洋書をあたったり、とにかく調子に乗って突き進んでいました。
こうやって得た知識は、一度しか目にしていなくてもしっかり記憶に残りました。

今までの勉強方法と明らかに違う方法。
残り3週間しかなかったのになんというギャンブル!!
だけど勉強って、本来はこうやって主体的に知識を取り込んでいくものでは!?


今思えば、この方法をとっていなかったらたぶん不合格、そしてこの試験から撤退していたと思います。
試験で点数を取るためには、何よりも問題を解いていく事が大事。
多くの方はその過程で知識を身につけ、合格まで勝ち取れる力をつけています。
でも私の場合、それだけでは足りなかった。
前のめりになって知識を取りにいくくらいじゃないと、合格にふさわしい実力がつきませんでした。

3週間のうちの半分の期間、一度も問題を解きませんでした。
それでも腹をくくって時間をかけてインプットに力を入れたのは、結果が出せた今間違っていなかったと思えます。
本番前で焦ってはいたけれど、そういう時こそ「急がば回れ」が大事なのかもしれません・・・。