暁の峰 -122ページ目

これからのこと・彼への想い④

退職する話になり、実は3月中にハローワークに行ったりもしました。

4月半ば、ほぼ内定が出たかに思われたある会社からの返事が「保留」…

かなり焦ったものの、転職サイトで見つけた他の会社が無事書類選考通過しました。

ただ、その会社は…本社が名古屋です。

どこの支社に行くにしても、引っ越しを余儀なくされます。

もしその会社に入社すると、彼とは更に遠距離になることは間違いありません。


転職するタイミングが彼から離れる一番良いタイミングなんじゃないかと…

そう思ってました。

いずれ私も現実的に結婚を考える年になる。

いずれ親や周りから急かされる年になる。

いつか別れることが決まっているなら。

いつか離れなくてはいけないなら。

傷が浅いうちに離れたいと…思いました。



今、私は実家におります。

なので、帰る時間や外泊にかなり制限があります。

一人暮らしをすれば、多少距離が離れても外泊も出来るし、門限も仕事に支障がなければ特になくなります。

だから、近くに同業種がある中で、私は敢えて引っ越しをしなくてはならないその会社を選択しました。

彼との時間を作りやすくなると思ったから。


ところが、彼は

「そんなに遠いの!?」

とかなり落ち込んでいる様子。

「だって、同じ一人暮らしでも、そっちの近くに就職しても困るでしょう?」

と聞いたところ

「嬉しいよ?なんで困るの?」

…はい?

絶対迷惑だと思われると思ってましたけど。


実はこの時点で私、彼の会社の近くに良い処がないかと探してました。

でも、近くにいればその分誰かに見られる確率が上がります。

そんなリスクを負わせられないと思いました。

それに、もし彼と別れたら…私は彼の近くにいることに耐えられるのかと…。

怖くて、言い出せませんでした。



この頃から、彼への想いが急速に変化していきます。

そして同時に、後輩のお姉さんに言われた【私の結婚相手像】を強く意識し始めました…。




つづく