平安大河にハッとすることもある。 | 長女Aは、夢を見る。

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長女A(満50歳)
父と同居を始めてみた。

大学生の息子×2
父の愛犬
ワタシの愛猫

楽しいことばかりじゃないと
重々考えてのことだったけど

想定以上の毎日に
もう笑うしかないわけで。

いや、ほんとは泣いて怒ってばかりだけどさ。

 

 

 

 

 

GWまではずっとこんな感じかもしれん昇天

 

 


新人の若者に仕事を教えながらなので

みっちり一日が過ぎ


 

昨日は珍しく弟①と業務上のことで

意見が割れまして

抑えた感情は家に持ち帰り

ご飯洗濯マッハでやりながらも抑えきれず

 

 

東京の弟③に

「ちょっと聞いてくれる!?」と

長々電話でご迷惑をかけていたら

 →弟①の性格を良く知る人の共感が欲しくて笑

 


予想外に早く息子たちが同時に帰ってきて

バタバタご飯を出して

話したい気分だったみたいで

いろいろ話聞いてたら

一日が終了昇天昇天昇天

 

 

ブログに寄る気力も

24Hジムに行く体力もナッシング~

 

 

 

 

いつもは

 

 

認知症の父との日々を書いています

現在、要介護1認定の父(77)との日々

 

認知症?と気づく少し前からのこと

レビー小体型認知症と診断を受けたあとのこと

今の日常のどーでもいいこと

 

書くことで

何かが変えられたらいいな、って

思ってるんでしょうね、ワタシは。
 

 

 

 

録画や配信で遅れつつも

楽しみに追っている

今年の大河ドラマ『光る君へ』

 

 






 

時代で言うと平安時代が一番好きなの!

だからってすごく勉強してるわけではない

 

 

『紫式部』に題材が決まったときは

嬉し驚いたとともに

「え?大丈夫なの?」とも正直心配したにっこり

 

 

 





   

始まってみれば、なかなかに面白い飛び出すハート

全然想像と違ったよねー!

そんなストーリーで来るのね…って。

 

 


まずオープニングから目を見開く

ピアノがメインのテーマ曲

(気になってたのにまったく前情報なしで挑んだ初回)

 




 


まんまラフマニノフではキラキラ!?

そしてピアノは反田恭平さん………

 

 





長らく学生時代まで惰性でピアノをやってきたので

これはズキュンとくるところ。

その上『あさきゆめみし』も

高校生時代からの愛読書

 

 

 





もうこれだけでワタシ的には満点の大河にっこり

百人一首の世界よ

 

 

 

 

いろいろ始めるとまた長くなるので

ハッとしたポイントだけを笑

 

 

 

観てない人には

まったくわからない内容なんだけど

 


 

〈13話、かな?〉

中心人物の藤原道長(柄本佑)の父

藤原兼家(段田安則)が権勢を極めたその先に

老いていく姿が

 


認知症そのもの

 


なのだよね。

 

 

この老いの演技が素晴らしい。

 




 



政治の重要な場面でも

大勢の人の前で

別世界にいるかのような言葉を口走る

徐々に記憶や現在地があやふやになり

 


でも時々通常運転に覚醒

 

 

波がある認知症状

 

兼家、レビー小体型か?と思ったりして

 

 

そんな父の姿を目の前に

 

 

息子3人の反応もそれぞれ。

 

 

「お父上も、これまで頑張ってこられたのだから」

(的なセリフ)

と口では言いつつ後継の地位を浮かべる兄×2と



ショックを受けて直視できない弟、道長

 

 

そして、そんな道長に言うんです

彼の奥様が。

倫子(黒木華)がね。









自分の父もすっかり年老いた、としながら




「老いた父も

愛おしゅうございます。

お優しくして

さしあげてください」




なんと




なぜかワタシの胸が

サワサワそよぐではないか。

小波が立つと言うのか?




まさか平安大河で

こんなにハッとする瞬間があるとは




そして

最近は観ているかどうかわからないけど

大河ドラマを欠かさず観ていた父は

果たしてこの場面を観ているだろうか?






観てなくて、いいよ?






そんなこんなで

去年は一年観ずで過ごした大河

今年はガッツリ楽しむ所存。





ずっとふたりとも観ていたので

『鎌倉殿の13人』のときなど

父の生家の木曽に

お墓参りもかねて

ふたりと一匹で

木曽義仲ゆかりの地を巡りに出かけた。

たった2年前のGWだったなぁ。




木曽義仲館にて↓








懐かしいわぁ…