今朝は
いつもより早起きできたので
ウォーキングに堤防まで。
うわー久しぶり笑
ここを去年までは走っていたのだけど
もう怖いくらい体重が増えすぎて
怖すぎて測ることができない
お膝が壊れないように、歩く。
父の通うデイサービスを横目に
50分コース。
マラソン、復帰できるのかしら
認知症の父との日々を書いています
これの前回のGPS事件から
9日後の出来事になる。
(2023年11月初旬のこと)
その間はどうだったんだろう?
記憶も記録もないのでなんともいえないが
楽しかったデイサービスに通う日を
「この勢いでどんどん増やしましょう!」
(by ケアマネ先輩)
ということで
まずは週2日。
空きが出たのでどうですか?ともう一日。
そうやってイケイケドンドンで過ごしていた(?)のに
父は
やはり一日会社にはいられなかったようで
でも、この事件簿の記憶が
暗いだけのものではないのは
いろいろ条件が重なって父が
会社→家を初めて自力で(タクシーを使わず)
結果完歩したからなのかもしれない。
どうにも呑気な家族で申し訳ない。
記憶では
その日も徐々に不穏な表情になっていたことは
間違いない。
会社に一緒に連れてきていた父
弟①がまた仕事の電話で目を離した隙があった。
ワタシは二階の窓際の席で仕事をしていたが
一階に父とふたりでいた弟①が
電話をしながら二階にあがってきた。
自分のPCで先方と何かを確認するためだ。
あ、大丈夫なのかなと思ったそのとき
下のドアが閉まる音がして
反射的に窓から外を見ると
父が
ダッシュで走り出す姿が見えた。
猛ダッシュよ。
必死な顔で全力で走り出したの。
逃げるときってまぁ、そうなのよね。
ちょっと!!!!!!!!!!!
というワタシの大声で(毎回だな)
振り向いて窓の外をみた弟①は
ウォォォォと
叫んだ。
会社の敷地内の駐車場を出ると
すぐ隣は飲食のチェーン店の
ドライブスルーがあるような広い駐車場で
表の通りから裏の道に
車が通り抜けできるようになってる。
その回り込むルートが
二階からおおよそ見えるから
ワタシたちは
父の全力で走る姿を
茫然としながらも
少しの間追うことができた。
驚愕の速さだったし
なにしろ走るフォームが
陸上選手のそれだった。
父は学生時代、中距離をやっていたのだ。
手の先が伸びて肘を直角であげるアレね。
(おそらくというか絶対、
現在はあんなに走ることはできません)
弟①は
「俺、親父が走ってるとこ初めて見たわ…」
と、真顔でつぶやいてた。
そんな悠長なこと言ってる場合じゃない
追いかけなきゃ!
ワタシが出動しようとGPSを見る
あ?もしかして?
今日はスマホ持ってってる?
そう、今回の勝因(とか言っちゃって)は
やはりスマホのGPS。
スマホしか勝たん!←もはや古い!
そして、出ないだろうな~と思いながらも
一応、父に電話をかけてみる
なんと。出たんですわよ、奥様今回は
「おぅ、悪いな。歩いとるわ」
歩いとるんかい。さっきは走っとったよね。
息まだ切れてるやん。
「おぅ、わけわからんと走ったらな
公園に着いたから
中を通って今警察署を過ぎた
もう疲れたぞ」
警察署!軌道修正したな。
でも
「悪いな、今日は天気もいいし
このまま帰るぞ
心配せんでいいからな
道がわからんくなったら電話するから」
今日の父は電話に出るところから
何かが違う……
だって声が明るいのだ。
息を切らしながらも
頭がハッキリしてるとわかる話し方
全力ダッシュで脳がシャキッとしたのか?
ワタシと弟①は
別々に来客予定もあって
お互い離脱は相手方への変更必須
という事情もあったのだけど
電話の充電残量も父に確認して
絶対に電話に出ること
迷ったらすぐ電話することで
その日は父に
帰宅チャレンジしてもらうことにした
仕事をしつつ
スマホでGPSを確認
PCでそのあたりのGoogleMAPを開いておいて
すぐに対応できるように。
前回の真夜中のそれは
間違いなく「徘徊」だったと思う。
今回は
「帰宅」?
※もっと明るい時間に帰宅できてます