色々な方法を試しながら勤務を継続しました。
毎週末の通院と、自宅での温熱治療は大前提となります。
(1)足裏カイロを使用
土踏まず部分の筋肉のこわばりのため歩行時に痛みが生じます。
最初は湿布を使用していました。
ある程度の効果が出ましたが冷やすこと自体があまり良くないようです。
そのため靴下に貼るタイプの使い捨てカイロを使用しました。
土踏まず部分に貼るのが一番効果的です。
ただ、腫れがひどい時はカイロでさらに厚みが増したうえに、
体重が加わるので痛みが倍加してしまいます。
そのためこの時期は足の甲側のつま先部分に貼っていました。
いずれにせよ温めることがよいです。
(2)湯たんぽを足元に置けるようにした
つらい症状は腰から下が主でした。
腹や太ももについては湯たんぽで温めました。
太ももの裏側についてはカイロを利用しました。
しかし足裏となると難しくなります。
そのため簡易こたつのようなものを作りました。
足が入る大きさの段ボールにバスタオルなどを畳んで敷きます。
その上に湯たんぽを載せます。
その上から保温のためにブランケットをかけます。
座っていられる時には常にこの方法で足裏を温めるようにしました。
(3)ポケットにカイロを
胸の筋肉が痛む場合呼吸が驚くほど浅くなります。
その場合は胸ポケットにカイロを入れると楽になります。
ポケットがない場合は貼るカイロを利用しても良いかも知れません。
(4)肩から上の症状が重い時
悪化した時はこわばりの症状が肩から頭まで達します。
効果があったのは肩口に温湿布を貼ること。
毎日貼るとかぶれやすいのでひどい時に限定した方が良いと思います。
首や頭についてはネックウォーマーを着用しカイロを入れ温めました。
注意すべきなのが自宅ではやらない方が良いということです。
自宅の休養時だと疲労のため寝てしまうことがあります。
低温火傷のおそれがあるので一人の時の実践はやめておきましょう。
(5)就寝前に温湿布を足裏に貼った
足裏のこわばりが翌日にそのまま繰り越されてしまうと週末まで身体がもちません。
就寝前に足裏に温湿布を貼ると繰り越し分が半減する位の効果がありました。
肩口に比べてかぶれの症状もなく症状が軽くなるまで続けていました。
ただし医師からはリンパ球が減るので良くないと言われています。
通院と勤務を続けながら病状の回復を待ちました。
復帰から2か月くらいで突然身体が軽くなったように感じられました。
次回はその時のことをお話しします。