職場復帰後に容体が悪化しましたが色々な方法を試しながら勤務を続けました。
その2か月後くらいに症状が一時好転しました。
(1)身体が軽く感じられる
これまでは別の惑星に突然放り込まれたような状態。
重力が2~3倍くらいに身体が重く感じていました。
ある日急に体が軽くなったように感じました。
歩行や階段などでの辛さも軽減しました。
数分でも立っていられなかったのが嘘のようです。
久しぶりのことに「これが健康っていうことなのか」と喜びを噛み締めました。
(2)医師からの警告
無理をして元に戻ってしまうことが多いと医師からずっと言われてきました。
私もこの状況を逃したくないと思っていました。
通院や温熱治療は継続し職場でもあまり動かないようにしていました。
来月には通院の回数を減らせるのではと思う位の状態でした。
(3)1日がかりの出張
大事をとりながら勤務を続けていきました。
1日がかりの出張が予定されていました。
同僚から他の人にかわってもらった方がよいのでは、と言われました。
しかしこれまで迷惑をかけ通しだったことや、
身体の調子が良かったことからそのまま行くことにしました。
この判断が良くありませんでした。
(4)再び悪化する
出張の日そのものは何の問題もありませんでした。
太ももの裏側が少々張っているなという印象がある程度でした。
翌日から2週間程度で身体の調子は大きく狂ってしまいました。
以前と同様の症状にまで悪化してしまいます。
通院を減らせるのではとまで期待していたことが、まるで嘘のようでした。
(5)悪化の原因を考えてみる
第一に出張時に湯たんぽなどの器具を持参しなかったことが挙げられます。
カイロは利用していましたがさすがに湯たんぽまではと体裁を優先してしまいました。
第二に「調子が良い」という感覚そのものがずれていたのだと思います。
半年近く具合が悪い状態が続くと健康だった頃をほとんど覚えていません。
ある程度の痛みなら身体は慣れてしまうようです。
以前よりましと健康の基準そのものが変化してしまいます。
本来ならば良くない状態でもものすごく良くなったと勘違いします。
このことが悪化の原因であったと思います。
一時良くなっただけにその後の気分の落ち込みも大きくなりました。
結局通院もこれまで同様の週1ペースを継続することになります。
次回は食事についての話をしたいと思います。