「わたしに従ってきなさい」の聖句学習 -180ページ目

「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

末日聖徒イエス・キリスト教会が提供する「わたしに従ってきなさい」の聖句を学ぶために、ここではその聖句を引用している現代の預言者のお話を中心に、主に総大会からご紹介します。

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

アルマ53:1-23

 

 

「天の窓」2013年10月、デビッド・A・ベドナー、十二使徒定員会

モルモン書に出て来る若い兵士アルマ53章565758章参照)は,神が彼らを強め,敵の手から救ってくださるよう熱心に祈りました。興味深いことに,こうした祈りに対して,武器が補充されるとか,兵士の数が増えるとかいった答えは与えられませんでした。その代わりに,これらの忠実な兵士に与えられたのは,神が彼らをお救いになるという保証,彼らの霊にもたらされる平安,大いなる信仰,また神によって解放されるという望みでしたアルマ58:11参照)。このようにして,ヒラマンの息子たちは勇気を奮い起こし,敵を打ち破ろうと固く決意し,レーマン人と戦うために全勢力を注いで出て行きましたアルマ58:12-13参照)。保証,平安,信仰そして希望は,一見,戦う兵士が望む祝福のようには思われないかもしれません。しかし,まさしくそれらは勇敢な若い兵士が力強く進み,肉体的にも霊的にも勝利を得るために必要な祝福だったのです。

 

わたしたちが神に成功を求めると,神はわたしたちに肉体的,精神的な持久力をお与えになるかもしれません。わたしたちが繁栄を求めると,わたしたちの物の見方を広げ,忍耐力を増し加えてくださるかもしれません。あるいはわたしたちが成長を願い求めると,恵みという賜物を祝福してくださるかもしれません。わたしたちが価値ある目標を達成しようと努力すると,確信や自信を授けてくださるかもしれません。肉体的,精神的,また霊的困難からの救いを願い求めると,わたしたちの決断力と何度でも立ち直る力を増し加えてくださるかもしれません。

 

わたしは,皆さんやわたしが什分の一の律法に従い,それを守るならば,確かに,天の窓が開かれ,霊的にも物質的にも,あふれんばかりの祝福が降り注がれると約束しますマラキ3:10参照) 。また,わたしたちは主の次の宣言を忘れてはなりません。

 

「わが思いは,あなたがたの思いとは異なり,わが道は,あなたがたの道とは異なっていると主は言われる。

 

天が地よりも高いように,わが道は,あなたがたの道よりも高く,わが思いは,あなたがたの思いよりも高い。」イザヤ55:8-9

 

わたしは証します。わたしたちは霊的に注意深く観察力を働かせれば,もっと明確に見る目,もっと一貫して聞く耳,重要でもとらえにくい主の方法,主の思い,そしてわたしたちの生活における主の祝福をもっと十分に理解する心を授かります。

 

 

 

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

アルマ49:28

さて一方、ニーファイの民は、主がたぐいない力で自分たちを敵の手から救ってくださったことを、主なる神に感謝した。

 

「霊性と守りの砦を築く」2019年4月、ロナルド・A・ラズバンド、十二使徒定員会

そのような義にかなった目的については,モルモン書の中に見事に描写されています。司令官モロナイが,欺瞞に満ち,権力と血に飢えたアマリキアの攻撃に対抗するために,ニーファイ人たちを備えさせていたときのことです。モロナイはニーファイの民を守るために砦を築きますが,それは「彼らが主なる神のために生きることができるように,また敵からクリスチャンの大義と呼ばれているものを保つことができるように」するためでした。アルマ48:10モロナイは「確固としてキリストを信じた人」アルマ48:13であり,「神の戒めを守ること,罪悪に立ち向かうこと」アルマ48:16を忠実に行う人でした。

 

レーマン人が攻めて来たとき,彼らはニーファイ人の備えに驚き,打ち負かされました。ニーファイ人たちは,「主がたぐいない力で自分たちを敵の手から救ってくださったことを,主なる神に」感謝しました。アルマ49:28彼らは,外側には守りのための砦を築き,内側には,主イエス・キリストを信じる信仰を心の奥深くまで築いていたのです。

 

問題を抱えた時代にあって,わたしたちはどのようにして自分の砦を固め,「この大いなる業を成し遂げるために,神の御手に使われる者」となることができるでしょうか。アルマ26:3聖典を紐解いてみましょう。

 

 

 

 

聖句とそれを引用した預言者たちの言葉2024年版(BOX)

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

アルマ49:5

このとき、レーマン人の連隊長たちは、ニーファイ人が防御の場所を備えるに当たって知恵を働かせたことに非常に驚いた。

 

「信仰をもって将来を待ち望む」2020年10月、ラッセル・M・ネルソン大管長

モロナイは,ニーファイ人のすべての町を土手ととりでと石垣で守りました。アルマ48:8 参照)攻めてきたレーマン人は,「ニーファイ人​が​防御​の​場所​を​備える​に​当たって​知恵​を​働かせた​こと​に​非常​に​驚〔きました。〕」アルマ49:5

 

同様に,不安が周りで激しく渦巻くとき,わたしたちは自分たちが身体的にも霊的にも安全を確保できる場所を作る必要があります。家庭が御霊のとどまる場所,つまり自分にとって信仰の聖所になるとき,家庭は防御の最前線になります。

 

同様にシオンのステークは「嵐​……〔から〕の​避け​所」です。教義と聖約115:6神権の鍵を持って神権の権能を行使する人が導いているからです。自分たちを導く権能を主から与えられている人たちの勧告に従うならば,皆さんはさらに安全を確保できるようになります。

 

主の宮である神殿は,ほかのどんな場所とも異なる防御の場所です。そこで姉妹の皆さんは神権の力によってエンダウメントを受け,聖なる神権の聖約を交わします。(ラッセル・M・ネルソン「霊の宝」 2019年10月)そこで皆さんの家族は永遠に結び固められます。今年は神殿参入の機会が非常に限られてしまいましたが,それでも,皆さんはエンダウメントを受けているのですから,主と交わした聖約を尊ぶならば常に神の力を受けることができます。

 

端的に言えば,防御の場所とは,どこであろうと,皆さんが聖霊を感じ,聖霊の導きを受けられる場所のことなのです。 聖霊がともにおられるならば,たとえ世間に広まっている主張に逆行するものであろうと,真理を教えることができます。そして,啓示の受けられる環境で,福音に関する心の底からの疑問について深く考えることができるのです。

 

愛する姉妹の皆さん,防御の場所となる家庭を作ってください。皆さんに改めてお勧めします。神権の力と神殿の聖約と祝福について,さらによく理解してください。避難できる防御の場所があれば,信仰をもって将来を待ち望むうえで助けとなります。

 

※エライザ・R・スノー姉妹は,聖霊は「人の心が抱くすべての望みをかなえ……てくれます」と教えています。「そのような御霊に満たされているとき,わたしの霊は満足します。そして,心の底から次のように言えます。日々のささいな事柄は,何の妨げとも感じられなくなる。……この〔天にある〕泉からわたしたちの魂に,絶え間なく御霊を注いでもらえるような生活を送るのは,わたしたちの特権ではないでしょうか。」( 『わたしの王国の娘—扶助協会の歴史と業』 46)

 

 

 

 

聖句とそれを引用した預言者たちの言葉2024年版(BOX)