あなたがたは自分のために、虫が食い、さびがつき、また、盗人らが押し入って盗み出すような地上に、宝をたくわえてはならない。
むしろ自分のため、虫も食わず、さびもつかず、また、盗人らが押し入って盗み出すこともない天に、宝をたくわえなさい。
あなたの宝のある所には、心もあるからである。
「人生というレース」2012年4月、トーマス・S・モンソン大管長
そんなある日,彼女は衝撃的なことを知らされます。自分の死期が近づいており,これから先,残された時間がわずかしかないというのです。彼女は,医師の診断を聞いたその瞬間,すぐに,残された時間をすべて家族や友人とともに過ごし,福音を中心とした生活を送る決意をしたと語っています。それらが自分にとって最も価値あることだったからです。
この女性のように劇的な環境に置かれることはまれでしょうが,そのような目覚めはわたしたちのだれもがいつかは経験することです。人生でほんとうに大切なものは何か,どのような人生を送るべきなのか,わたしたちははっきりと理解するのです。
救い主はこう言っておられます。
「あなたがたは自分のために,虫が食い,さびがつき,また,盗人らが押し入って盗み出すような地上に,宝をたくわえてはならない。
むしろ自分のため,虫も食わず,さびもつかず,また,盗人らが押し入って盗み出すこともない天に,宝をたくわえなさい。
あなたの宝のある所には,心もあるからである。」(マタイ6:19-21)
これ以上ないほどに深く思い巡ぐらしたり,必要に迫られたりしたときに,人々の心は,人はどこから来て,なぜここにいるのか,この世を去った後にどこへ行くのかといった,人生最大の疑問に対する神聖な答えを求めて,神の方向へ向きます。
