主なる神であるわたしはあなたがたを自由にする。それゆえ、あなたがたはほんとうに自由である。そして、法律もあなたがたを自由にする。
「あなたの家を整えなさい」2001年10月、ラッセル・M・ネルソン、十二使徒定員会
今日、大管長会は親が優先すべきことを再度強調しています。聖徒に向けた最近の手紙から読んでみましょう。「親である皆さんに、子供たちを福音の原則の中で教え育てることに全力を尽してくださるようお願いいたします。そのことによって子供たちは教会に活発であり続けるでしょう。家庭は義にかなった生活の基であり、ほかのどのような手段も、家庭に代わる役割を果たし得ませんし、神から与えられたこの責任を遂行するうえでの大切な役割を果たしてはくれません。」※
両親は何を教えるべきか
この神聖な指示を念頭に置きながら、何を教えるべきかについて考えてみましょう。聖文は両親に、イエス・キリストへの信仰、悔い改め、バプテスマ、聖霊の賜物について教えるように命じています。(モロナイ8:10;教義と聖約19:31;68:25-34;138:33, 信仰箇条1:4参照) 両親は救いの計画(モーセ6 :58-62参照) と神の戒めに完全に従って生活することの大切さを教えなければなりません。(レビ10 :11;申命6:7;モーサヤ4:14参照)そうしなければ、子どもたちは贖い自由をもたらす神の律法を知らずに苦しむでしょう。 (2ニーファイ2:26; モーサヤ1:3; 5:8; 教義と聖約98:8参照)また両親は、地上に教会と神の王国を築くために(ジョセフ・スミス訳マタイ6:38参照)時間と才能、什分の一、財産(モーサヤ4:21-26; 18:27; アルマ1:27参照)をささげ、生活を奉献する方法を模範によって教えなければなりません。そのような生活は確かに子孫に祝福をもたらします。聖文にこうあります。「あなたの務めはとこしえに教会に対するものである。これはあなたの家族のゆえである。」(教義と聖約23:3)
※ゴードン・B・ヒンクレー大管長、トーマス・S・モンソン副管長、およびジェームズ・E・ファウスト副管長の署名がなされている]1999年2月11日付けの同手紙では、両親が行うことも述べられている。「わたしたちは親の皆さんと子供たちに、家族の祈り、家庭の夕べ、福音の研究と指導、そして健金な家族活動を最優先するようにお勧めします。必要とされるそのほかの事柄や活動がどれほど価値のある適切なものであったとしても、それらは、親と家族だけが全うできる天与の義務に取って代えられるものでは決してありません。」“Policies, Announcements, and Appointments,” Ensign、1999年6月号、80で引用)
