まことに、獣の肉と空の鳥の肉もまた、主なるわたしは、人間が感謝をもって用いるために定めた。しかしながら、これらは控えめに用いなければならない。
「知恵の言葉ーその原則と約束」(英文)1996年4月、ボイド・K・パッカー、十二使徒定員会
知恵の言葉は「聖徒の中の弱い者および最も弱い者の能力に適するもの」です(教義と聖約89:3)。それはほかの聖句からも明らかです。次のように教えられています。地の良きものは「人の益と利用のため……に造られている。まことに、食物のため、また衣服のため、味のため、また香りのため、体を強くするため、また霊を活気づけるために造られている。……思慮分別をもって、度を越さず、貪欲に取ることなく使うように造られたからである。」(教義と聖約59:18-20)
若人の皆さん、健康、栄養、特に薬の面で、節度と常識を用いるようにしてください。極端なことや狂信的なこと、一時的な流行を追い求めることは避けてください。
例えば、知恵の言葉は、肉を「控えめに用い〔る〕」(教義と聖約89:12)よう勧告しています。極端に走る人がないように、別の啓示の中ではこう告げられています。「肉を食べてはならないとして禁じる者は、神から聖任されていない。」(教義と聖約49:18)
さらに聖文にはこうあります。「怠惰であるのをやめなさい。不純であるのをやめなさい。……必要以上に長く眠るのをやめなさい。疲れることのないように、早く床に就きなさい。あなたがたの体と精神が活気づけられるように、早起きをしなさい。」(教義と聖約88:124)
知恵の言葉の原則を遵守すれば、約束された祝福を受けるでしょう。「これらの言葉を守って行うことを覚え、数々の戒めに従順に歩むすべての聖徒たちは、そのへそに健康を受け、その骨に髄を受け……走っても疲れることがなく、歩いても弱ることはない」と約束されるのです(教義と聖約89:18,20)。
知恵の言葉は、完全な健康を約束しているのではなく、皆さんの持って生まれた体を最も良い状態に保ち、皆さんの心が御霊の微妙なささやきに反応できるようにする方法を教えています。
