見よ、まことに、主はあなたがたにこのように言う。終わりの時に陰謀を企てる人々の心の中に今あり、また将来もある悪ともくろみのゆえに、わたしはあなたがたに警告を与えており、また、啓示によりこの知恵の言葉を与えることによって、あなたがたにあらかじめ警告するものである。
「目をさましてうむことがなく」(英文)2010年4月、デビッド・A・ベドナー長老、十二使徒定員会
「知恵の言葉」として知られる啓示の中の主の言葉遣いについて考えてください。「終わりの時に陰謀を企てる人々の心の中に今あり、また将来もある悪ともくろみのゆえに、わたしはあなたがたに警告を与えており、また、啓示によりこの知恵の言葉を与えることによって、あなたがたにあらかじめ警告するものである」(教義と聖約89:4)。
霊的な警告を受けたら、警戒を強めるべきです。私たちは「警告の時」に生きており(教義と聖約63:58)、これまでも、そして今後も警告されるので、使徒パウロの勧告のように「目をさましてうむことがな〔い〕」ようにする必要があります(エペソ6:18)。
シオンの親が子供に関する事柄を警戒し、識別するのに役立つ霊的な初期警告システムについて、私は聖霊の導きを祈り求めながら説明します。この初期警告システムはあらゆる年代の子供に当てはまり、3つの基本的な要素から成っています。(1)子供と一緒にモルモン書を読んで話し合う。(2)子供に福音が真実であるという証を、ごく自然に伝える。(3)福音の学習者として、作用される者ではなく、作用する者になるよう子供に勧める。これらのことを忠実に行う親は、早い段階で子供の霊的成長や問題のサインに気づき、子供を強め助けるための霊感を受けるよう、自らをよりよく備えることができるでしょう。
