まことに、主がその預言者たちの口を通して語ったとおり、主の民の回復のために、また新エルサレムの都となるシオンの山に立つ聖徒たちの集合のために、終わりの時に設立された主の教会に関する主の言葉。
この都は主の指によって指定され、ジョセフ・スミス・ジュニアと、主の心にかなう他の者たちによって奉献された、ミズーリ州の西の境にある神殿用地を起点として建てられるであろう。
まことに、主の言葉は次のとおりである。すなわち、新エルサレムの都は聖徒たちの集合によって、この場所、すなわち神殿の場所を起点として建てなければならない。この神殿はこの時代に築かれるであろう。
「主イエス・キリストは再びおいでになります」2024年10月、ラッセル・M・ネルソン大管長
預言者イザヤが預言し,ヘンデルの「メサイヤ」の歌詞にもあるように,イエス・キリストが再びおいでになるとき,「主の栄光があらわれ,人は皆ともにこれを見る」(イザヤ40:5。George Frideric Handel, “And the Glory of the Lord,” The Messiah, ed.T. Tertius Noble (1912), 16–18も参照)のです。
その日,「まつりごとはその肩にあり,その名は,『霊妙なる議士,大能の神,とこしえの父,平和の君』ととなえられ〔ます〕。」(イザヤ9:6)
イエス・キリストは旧エルサレム(ゼカリヤ14:4-7;教義と聖約45:48-66;133:19-21参照。ミカ4:2「律法はシオンから出,主の言葉はエルサレムから出るからである。」も参照)と,「アメリカ大陸に築かれる」(信仰箇条1:10。エテル13:3-10;教義と聖約84:2-4も参照)新エルサレムの両方から統治されるでしょう。この二つの中心地から,主は主の教会の諸事について指示されます。
その日,主は「王の王,主の主」として知られるようになります。主とともにいる人々は,「召され…,選ばれた,忠実な者たち」です。(黙示19:16;黙示17:14)
兄弟姉妹の皆さん,今こそ皆さんやわたしが,救い主であられる主イエス・キリストの再臨に備えるときです。(アルマ34:32参照)今こそ,わたしたちが弟子としての務めを最優先するときです。この世的な興味を強烈にそそるものが至る所にある世の中にあって,どうすればそれができるでしょうか。
神殿で定期的に礼拝することが助けになるでしょう。主の宮で,わたしたちはイエス・キリストに目を向けます。主について学びます。主に従うという聖約を交わします。主を知るようになります。神殿の聖約を守ると,人を強める主の力にあずかることができます。神殿で,この世の攻撃から守られます。イエス・キリストと天の御父の純粋な愛を豊かに味わいます。この世の嵐とは対照的な,平安を感じ,霊的な安心感を得ます。
皆さんに次のことを約束します。イエス・キリストを心から求めるすべての人は,神殿で主を見いだすでしょう。主の憐れみを感じるでしょう。皆さんを非常に悩ませている疑問の答えを見いだすでしょう。主の福音の喜びをさらに理解するようになるでしょう。(皆さんもアンモンと同様にこう言いたいと感じているかもしれません。「主を誇って喜びすぎるということがあり得ようか。……見よ……わたしは感じていることの万分の一も言い表せない。」(アルマ26:16))
