彼らは、そこから先は途中で御言葉を宣べ伝えながら旅をしなさい。しかし、預言者たちや使徒たちが書き記したことと、信仰の祈りによって慰め主により教えられることのほかは何も語ってはならない。
「教会の弱い者や純朴な者」2007年10月、ボイド・K・パッカー、十二使徒定員会
教会で行われるすべての業,すなわち導くこと,教えること,召すこと,聖任すること,祈ること,歌うこと,聖餐を準備すること,助言をすること,そのほかあらゆる事柄が,「世の弱い者」(教義と聖約1:19-24)である普通の会員によって行われています。
ほかのキリスト教会は,聖職者を探すのに苦労しているようです。しかし,わたしたちにそのような問題はありません。ひとたび福音が宣べ伝えられ,教会が組織されたなら,証を持ち,奉仕の召しに喜んでこたえる忠実な兄弟姉妹は尽きることがないのです。彼らは主の業に自らをささげ,求められる標準に従って生活します。
会員はバプテスマを受けた後,聖霊を授けられます(教義と聖約33:15;35:6照)。聖霊は会員たちを教え,慰めをお与えになります。すると彼らは,責任や必要とされることが何であれ,導きと指導を受ける備え,また過ちを正される備えができるのです(ヨハネ14:26;教義と聖約50:14;52:9;75:10参照)。
