まことに、わたしはあなたがたに言う。わたしはイエス・キリストであり、あなたがたの思いがけないときにすぐに来る。まことにそのとおりである。アーメン。
「再臨への備え」2004年4月、ダリン・H・オークス、十二使徒定員会
主の来臨の日時を知ることはできないと絶えず警告されています。マタイ24章でイエスはこうお教えになりました。
「だから,目をさましていなさい。いつの日にあなたがたの主がこられるのか,あなたがたには,分からないからである。
このことをわきまえているがよい。家の主人は,盗賊がいつごろ来るかわかっているなら,目をさましていて,自分の家に押し入ることを許さないであろう。」(マタイ24:42-43)「〔そして〕用意をしていたであろう。」(ジョセフ・スミス―マタイ 1:47)
「だから,あなたがたも用意をしていなさい。思いがけない時に人の子が来るからである。」(マタイ24:44;教義と聖約51:20も参照)
もし主が明日来られるとしたらどうでしょうか。早すぎる死や予期せぬ主の来臨によって,明日主にお会いすることが分かったなら,わたしたちは今日何をするでしょうか。何を告白するでしょうか。どのような習慣を断ち,どのような問題を解決し,どのような赦しの手を差し伸べるでしょうか。また,どのような証をするでしょうか。
主の来臨のときにそうするのであれば,なぜ今しないのでしょう。得られるときに平安を求めないのはなぜでしょうか。備えのランプが消えかかっていたら,すぐに油を補充しましょう。
再臨のときに起こると預言されている事柄に対して物質的および霊的な備えをする必要があります。最も怠りがちな備えは,目に見えにくく,より難しい霊的な備えです。緊急物資を集めた72時間キットは,この世的な問題に対して価値があるでしょう。しかし,思慮の浅いおとめたちが悲しみのうちに学んだように,霊的に備えるための24時間キットには,はるかに大きく永続的な価値があります。
