だれでも忠実で、正しく、賢い管理人であると認められる者は、主の喜びに入り、永遠の命を受け継ぐであろう。
「管理人の職─聖なる信頼」（英文）2009年10月、クエンテイン・L・クック、十二使徒定員会
教会においては、管理人の職は物質面での信頼または責任にとどまりません。キンボール大管長はこう教えています。「わたしたちは自分の体、心、家族、財産を管理しているにすぎません。忠実な管理人になるには、義にかなって治め、自己に属するものを世話し、貧しい人、乏しい人に目を向ける必要があります」（スペンサー・W・キンボール「福祉活動：福音の実践」『聖徒の道』1978年2月号, 119）。
今日は、管理人の職の二つの分野について話します。第一の分野は、自分自身と家族に対する管理人の職。第二の分野は、貧しい人や困っている人に対する管理人の職です。
わたしの望みは、わたしたちが個人として、また家族として、管理人の職についてもう一度振り返ることです。わたしたちには管理人の職に対して責任と報告義務があります。わたしたちが最終的には神に報告する責任があることを踏まえながら、管理人の職について振り返り、この人生において、強制なさらない御方からいつも離れずにいることができるよう、わたしは祈ります。
困っている人々に仕え、彼らを助けるという、愛ある忠実な預言者からの勧めに、わたしは感謝しています。彼の勧めに従うとき、「だれでも忠実で、正しく、賢い管理人であると認められる者は、主の喜びに入り、永遠の命を受け継ぐであろう」（教義と聖約51：19、マタイ25：34－46参照）という主の約束を受けるにふさわしい者となれることを、わたしは知っています。
