したがって、善いものはすべて神から出て、悪いものは悪魔から出る。悪魔は神に対する敵であって、絶えず神と戦い、また人を誘い、そそのかして罪を犯させ、いつも悪いことを行わせようとする。
しかし見よ、神から出るものはいつも善を行うように誘い、促す。したがって、善を行い、神を愛し、神に仕えるように誘い、促すものはすべて、神の霊感を受けているのである。
「主の領域にとどまっていなさい」2012年4月、ユリシス・ソアレス、七十人
ジョージ・アルバート・スミス大管長は,彼の祖父からの勧告を繰り返しかつてこのように言いました。「主の領域と悪魔の領域の間には,はっきりとした境界線がある。もし主の側にとどまれば,あなたたちは主の影響力を受け,悪いことをしようなどとは思わない。しかし境界線を越えて少しでも悪魔の側に行けば,あなたたちはもう誘惑者の力に捕らえられる。誘惑者の力が強ければもう正しく考えることも推論することもできなくなる。あなたたちはもはや主の御霊を失っているからである。」(『歴代大管長の教え――ジョージ・アルバート・スミス』191)
ですから,「この行動は自分を主の領域に置くものだろうか,それとも悪魔の領域に置くものだろうか」と毎日問わなければなりません。
預言者モルモンは自分の民に,善と悪を見分ける能力を身に付けることの大切さについて注意を呼び起こしています。
「したがって,善いものはすべて神から出て,悪いものは悪魔から出る。悪魔は神に対する敵であって,絶えず神と戦い,また人を誘い,そそのかして罪を犯させ,いつも悪いことを行わせようとする。
しかし見よ,神から出るものはいつも善を行うように誘い,促す。」(モロナイ7:12-13)
キリストの光と,さらに聖霊を伴侶とすることで,わたしたちは必ず,自らの生き方が自分を主の領域に置くものであるかどうかを判断できるでしょう。心の持ち方が善ければ,神の霊感を受けています。善いものはすべて神から出るからです。しかし,心の持ち方が悪ければ,悪魔の影響を受けています。悪魔は人に悪を行うよう説き勧めるからです。
