アマロンは数々の記録を主に託して隠したころ、わたしのところにやって来た。(当時わたしは十歳くらいで、わたしの民の教育方法に従ってかなり教育を受け始めていた。)そして、アマロンはわたしに言った。「わたしはあなたがまじめな子供で、観察が鋭いことを知っている。
「預言者たちの言葉を心に留める」2008年4月、クエンティン・L・クック、十二使徒定員会
この教会の神権者として,わたしたちは預言者に従うという厳粛な責任を負っています。わたしたちはモンソン大管長と顧問のアイリング管長,ウークトドルフ管長を支持しています。
トーマス・S・モンソン大管長は預言者になるよう若いときから主によって備えられていたことを若い皆さんに知ってもらいたいのです。(サムエル上2:26;モルモン1:2;ジョセフ・スミス―歴史1:7)モンソン大管長は,第二次世界大戦が終結する少し前に海軍に召集され,兵役を終えた後,22歳でビショップに聖任され,その後ステーク会長会で奉仕しました。32歳のときに,愛する伴はん侶りょのフランシス・モンソン姉妹とともにカナダで伝道部会長を務めました。マッケイ大管長から使徒に召されたときはわずか36歳でした。過去98年間で最も若くして使徒に召され,その後44年にわたって使徒の職を務めています。後半の22年はエズラ・タフト・ベンソン大管長,ハワード・W・ハンター大管長,ゴードン・B・ヒンクレー大管長の顧問として奉仕しました。(Deseret Morning News 2008 Church Almanac,35参照)
教義と聖約の第81章は大管長会の顧問への教えであり,重要な神権の原則が記されています。第1の教えは「忠実に助言」することです。モンソン大管長は,自分が仕えた3人の預言者に忠実に助言しました。重大な決定を下すときにいつでも大管長会が一致していることは,わたしたち神権者が教会を管理するうえでの模範となっています。
第2の教えは,「福音を宣言する」ことです。モンソン大管長は生涯にわたる偉大な宣教師です。個人としても伝道していますし,宣教師管理部の指導や伝道部会長の召しと訓練も精力的に行っています。また,新しい宣教師用ガイド『わたしの福音を宣べ伝えなさい』の作成には多大な貢献をしました。内容について重要な貢献をしたばかりでなく,さらに興味深くするために実話を盛り込むよう提案したのです。印刷については専門家の立場からデザインとレイアウトを改良しました。モンソン大管長は実に偉大な宣教師です。
第3の教えについては,こう書かれています。「それゆえ,忠実でありなさい。わたしがあなたを任命した職において務めなさい。弱い者を助け,垂れている手を上げ,弱くなったひざを強めなさい。」(教義と聖約81:3-5)兄弟姉妹の多くは人生で深刻な問題に直面します。わたしたちはこうした人たちにキリストのように手を差し伸べ,神権指導者,親,友人,ホームティーチャーとして,手車隊を救出した人々のような役割を果たすことができるのです。
