見よ、あなたがた自身見て知っているとおり、彼らの多くは今真理を知っており、彼らの先祖の言い伝えが邪悪で忌まわしいことも知っており、また聖文、まことに書き記されている聖なる預言者たちの預言を信じるようになっている。これらの預言は主を信じる信仰と悔い改めに彼らを導き、その信仰と悔い改めが彼らに心の変化をもたらしている。
したがって、あなたがた自身知っているとおり、このようになった者は皆、信仰において、また彼らに自由を得させた事柄において確固として堅固である。
「キリストへの堅固で揺るぎない信仰」2018年10月、D・トッド・クリストファーソン、十二使徒定員会
一方,救い主は,安定の完全な模範であられました。このように述べておられます。「わたしは,いつも神のみこころにかなうことをしているから,わたしをひとり置きざりになさることはない。」(ヨハネ8:29)救い主のように堅固で揺るぎない男女についての次の聖文について考えてみてください。
彼らは「真実の信仰に帰依してい〔た〕。堅く確固として動かず,喜んで力の限り主の戒めを守っていたので,真実の信仰から離れようとしなかった。」(3ニーファイ6:14。 アルマ27:27も参照)
「彼らは……考えはしっかりしていて,絶えず神に頼っています。」(アルマ57:27)
「見よ,あなたがた自身見て知っているとおり,彼らの多くは今真理を知っており,……信仰において,また彼らに自由を得させた事柄において確固として堅固である。」(ヒラマン15:7-8)
「そして一同はひたすら,使徒たちの教を守り,信徒の交わりをなし,共にパンをさき,祈をしていた。」(使徒2:42)
キリストへの堅固で揺るぎない信仰を保つには,イエス・キリストの福音が心と精神を貫かなければなりません。つまり,福音が単に人の生活に及ぶ様々な影響の一つではなく,その人の生活と人格を決定づける中心的存在にならなければなりません。主はこう言っておられます。
「わたしは新しい心をあなたがたに与え,新しい霊をあなたがたの内に授け,あなたがたの肉から,石の心を除いて,肉の心を与える。
わたしはまたわが霊をあなたがたのうちに置いて,わが定めに歩ませ,わがおきてを守ってこれを行わせる。
あなたがたは,わたしの民となり,わたしはあなたがたの神となる。」(エゼキエル36:26-28。 2コリント3:3も参照)
