アルマ9:19-23 求め,捜し,門をたたく | 「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

末日聖徒イエス・キリスト教会が提供する「わたしに従ってきなさい」の聖句を学ぶために、ここではその聖句を引用している現代の預言者のお話を中心に、主に総大会からご紹介します。

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

アルマ9:19-23

あなたがたが罪悪のあるまま生き続けて主の民を滅ぼすことを、主は許されないからである。わたしはあなたがたに、そのとおりであると言う。もしニーファイの民と呼ばれる主の民が、主なる自分たちの神から授けられた非常に多くの光と非常に多くの知識を受けた後、罪と背きに陥るようなことがあるとすれば、主はむしろレーマン人がニーファイの民をことごとく滅ぼすのを許されるであろう。

まことに、ニーファイの民は、そのように主から厚い恵みを受けた民であり、まことに、ほかのあらゆる国民、部族、国語の民、民族に勝る恵みを受け、彼らの望みと信仰と祈りに応じて、過去、現在、未来のことをすべて示され、

また、神の御霊の訪れを受け、天使と語り、主の声による御告げを受け、預言の霊と啓示の霊と、そのほか異言で語る賜物、説教の賜物、聖霊の賜物、翻訳の賜物など、多くの賜物を受けてきた。

また、神によりエルサレムの地から主の御手によって救い出され、飢饉や病気、あらゆる患いから救われ、戦闘の際には滅ぼされないように強くされ、幾度も奴隷の状態から導き出されて現在に至るまで守られ、保護され、そしてこのように栄えてあらゆるものに富むようになった。

さて見よ、わたしはあなたがたに言う。このように多くの祝福を主の御手から受けてきたこの民が、もし現在受けている光と知識に背くとすれば、わたしはあなたがたに言うが、もし彼らが戒めに背くならば、レーマン人の方がこの民よりもはるかに堪えやすいであろう。

 

「求め,捜し,門をたたく」2020年10月、ミルトン・カマルゴ、中央日曜学校会長会

4か月前,個人の聖文研究でアモナイハにおけるアルマの宣教について読んでいたとき,『わたしに従ってきなさい』に次の提案があるのを見つけました。「ニーファイ人に与えられた偉大な祝福について読みながらアルマ9:19-23参照),神があなたに与えられた偉大な祝福について深く考えてください。」『わたしに従ってきなさい—個人と家族用:モルモン書 2020年』 91)そこでわたしは,神がわたしに与えられた祝福をリストにし,デジタル版のテキストに記録することにしました。わずか数分で,16個の祝福がリストに挙がりました。

 

真っ先に挙げたのは,救い主の憐れみと,わたしのために払われた贖いの犠牲がもたらす偉大な祝福です。また,救い主を代表し,若い宣教師としてポルトガルで伝道できた祝福や,後に愛情深い永遠の伴侶であるパトリシアと,522人の力強くすばらしい宣教師とともにブラジル・ポルトアレグレ南伝道部で伝道することができた祝福についても書きました。パトリシアと言えば,その日書き留めた祝福の多くは,40年間の結婚生活を通して夫婦で味わってきたものでした。そのような祝福として,ブラジル・サンパウロ神殿での結び固めや,3人のすばらしい子供とその伴侶たち,13人の孫たちが挙げられます。

 

わたしの思いは,福音の原則の中で育ててくれた義にかなった両親にも向けられました。特に,10歳のころ,愛情深い母がわたしのベッドの傍らで一緒にひざまずいて祈ってくれたことを思い出しました。母はわたしの祈りが天の御父まで届くためには,改善が必要だと感じたのでしょう。母はこう言いました。「わたしが先に祈るから,その後あなたが祈りなさい。」このパターンは,わたしが原則と実践によって天の御父に語りかける方法を学べたと母が確信するまで,幾晩と繰り返されました。祈る方法を教えてくれた母に永遠に感謝することでしょう。天の御父がわたしの祈りを聞き,それに答えてくださることを学べたからです。

 

実は,このことも祝福としてリストに挙げていました。すなわち,主の御心に耳を傾け,それを知ることができる賜物です。天の御父の計画の重要な点は,わたしたちは望むときにいつでも御父とコミュニケーションが取れるということです。