アルマ5:33 わたしに従ってきなさい | 「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

末日聖徒イエス・キリスト教会が提供する「わたしに従ってきなさい」の聖句を学ぶために、ここではその聖句を引用している現代の預言者のお話を中心に、主に総大会からご紹介します。

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

アルマ5:33

見よ、主はすべての人を招き、憐れみの御腕を伸べて、『悔い改めよ。そうすれば、わたしはあなたがたを受け入れよう』と言われる。

 

「わたしに従ってきなさい」2019年4月、ラッセル・M・ネルソン大管長

家族を思うジョンの話を聞き,わたしは今日,死すべき試しの生涯が終わりに近づいたとき「わたしの家族はどこにいるのだろう?」と問うかもしれない皆さんに向けて話そうと思いました。この世の試しが終わって霊界へ行く,来るべきその日に,皆さんは,胸の痛むこの問いに向き合うことになります。「わたしの家族はどこにいるのだろう?」

 

イエス・キリストは,永遠の家に帰る道を教えてくださっています。主は天の御父の永遠の進歩の計画をだれよりもよく理解しておられます。何と言っても,主はそのすべてのかなめ石であられ,わたしたちの贖い主,癒し主,救い主なのですから。

 

アダムとエバがエデンの園を追われて以来,キリスト・イエスは,御自分に従うことを選ぶすべての人を助けるために,力強い御腕を差し伸べてこられました。繰り返し聖文に記録されているように,あらゆる人があらゆる罪を犯すにもかかわらず,主の御腕は今もなお伸べられています。エレミヤ27:5マタイ23:37ルカ13:34アルマ5:333ニーファイ9:14参照)

 

わたしたち各人の霊は,家族の愛が永遠に続くことを生来切に望むものです。愛さえあれば永遠に一緒にいられるとラブソングは歌継ぎいますが,これは間違いです。また,イエス・キリストの復活によってすべての人が死後愛する人とともにいられるという約束が与えられていると信じている人がいますが,誤った期待です。

 

実際には,救い主御自身が非常に明確にしておられるように,主の復活のおかげで,かつて生を受けたすべての人は確かに復活して永遠に生きることができます。アルマ 11:41–45; 40章; 教義と聖約 76章; モーセ 7:62も参照)しかし昇栄という貴い特権を得たければそれ以上のことが求められるのです。救いは個人の問題ですが,昇栄は家族の問題です。

 

主イエス・キリストが御自分の預言者に語られた次の御言葉を聴いてください。「すべての聖約や契約,きずな,義務,誓詞,誓言,履行,関係,交際,期待がなされ,また交わされるとき,……約束の聖なる御霊により結び固められなければ,これらは死者の中からの復活の時も,その後も,まったく効験や効能,効力がない。……この目的で結ばない契約はすべて,人が死ぬと終わるからである。」教義と聖約132:7

 

では,家族が永遠の昇栄にあずかるために何が必要なのでしょうか。それは神と聖約を交わし,その聖約を守り,救いに不可欠な儀式を受けることによって,その特権にあずかる資格を得ることです。

 

 

 

 

聖句とそれを引用した預言者たちの言葉2024年版(BOX)