モーサヤ26:29–32 重荷から解放される | 「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

末日聖徒イエス・キリスト教会が提供する「わたしに従ってきなさい」の聖句を学ぶために、ここではその聖句を引用している現代の預言者のお話を中心に、主に総大会からご紹介します。

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

モーサヤ26:29–32

わたしはあなたに言う。行きなさい。そして、だれであろうとわたしに背く者を、あなたはその者の犯した罪に応じて裁きなさい。もしその者があなたとわたしの前で罪を告白し、真心から悔い改めるならば、その者をあなたは赦しなさい。わたしもその者を赦そう。

そしてわたしは、民が悔い改める度に、わたしに対する彼らの過ちを赦そう。

あなたがたも互いに過ちを赦し合わなければならない。まことに、わたしはあなたに言う。隣人が悔い改めると言うときにその過ちを赦さない者は、自分自身に罪の宣告を招くことになる。

さて、わたしはあなたに言う。行きなさい。罪を悔い改めようとしない者はだれであろうと、わたしの民の中に数えてはならない。今後、このことを守るようにしなければならない。

 

「重荷から解放される」2002年10月、リチャード・G・スコット、十二使徒定員会

皆さんの中には,ひどい仕打ちを受けたことで心を傷つけられ,苦しみを負っている人がいることでしょう。その行為の反動で理性がゆがめられ,苦しみから開放されるには,相手が赦しを請いに来るまで待ち続けて当然だと感じているかもしれません。救い主は,そのような思いが間違っていることをお教えになりました。救い主はこう命じられました。

 

「それゆえ,わたしはあなたがたに言う。あなたがたは互いに赦し合うべきである。自分の兄弟の過ちを赦さない者は,主の前に罪があるとされ,彼の中にもっと大きな罪が残るからである。

 

主なるわたしは,わたしが赦そうと思う者を赦す。しかし,あなたがたには,すべての人を赦すことが求められる。」教義と聖約64:9–10; see also マルコ11:25–26; ルカ6:37; モーサヤ26:29–32; 3ニーファイ13:14–15

 

傷つけられたことを,これ以上重荷にしないでください。自分は間違ったことを一切していないように感じていても,加害者に心から赦しを求めてください。その努力によって確実に平安が与えられ,深刻な誤解は解かれ始めるでしょう。