またあなたがたは、互いに傷つけ合う心を持たず、平和に暮らし、あらゆる人にその人が当然受けるべきものを与えたいと思うようになるであろう。
「困難な時代における自らの平安」2021年10月、クエンティン・L・クック、十二使徒定員会
旧約聖書の時代から学べる大きな教訓の一つは,父祖アブラハムにかかわるものです。アブラハムと,おいのロトは,富には恵まれていましたが,一緒に生活することはできないと思いました。党派心を避けるために,アブラハムはロトに望むままに土地を選んでもらいました。ロトはヨルダンの平地を選びました。そこは水で潤う美しい場所でした。アブラハムはマムレというやせた平地を取りました。聖文には,その後,アブラハムは天幕を張り,「主に祭壇」を築いたと記されています。(創世13:18)反対に,ロトは「天幕をソドムに移し」ました。(創世13:12)平穏な人間関係を持つための教訓は明らかです。義にかかわりのない事柄については,進んで譲歩してでも党派心を除くべきだということです。ベニヤミン王が教えたように,「互いに傷つけ合う心を持たず,平和に暮ら〔す〕」のです。(モーサヤ4:13)しかし,義と教義が命じる行動については,確固として揺らいではなりません。
義の業の恩恵である平安を望むのであれば,わたしたちの天幕をこの世の方に向けて張ってはなりません。わたしたちは神殿の方向に向けて,天幕を張ります。
