そして再び、すでに語ったように、わたしはあなたがたに言う。あなたがたはすでに神の栄光を知るようになったので、すなわち、神の慈しみを知り、神の愛を味わい、心にこのような非常に大きな喜びを与えた罪の赦しを受けたので、今後も神の偉大さと自分自身の無力さ、それに取るに足りない人間であるあなたがたに対する神の慈しみと寛容、これらを覚えて、いつも記憶にとどめておくようにしてほしい。また、心底謙遜にへりくだって、日々主の御名を呼び、天使の口を通して語られた将来の出来事を確固として信じ続けてほしい。
「いつも罪の赦しを保つ」2016年4月、デビッド・A・ベドナー、十二使徒定員会
ベニヤミン王が救い主と贖いについて教えるために用いた深遠な表現は,長年にわたり,繰り返し,わたしの研究と瞑想の主題になってきました。
ベニヤミン王は,自分が仕え愛した人々への,霊を揺さぶる別れの説教で,神の栄光を知り,神の愛を味わい,罪の赦しを受け,いつも神の偉大さを覚え,日々祈り,信仰に確固として立つことの大切さを説きました。(モーサヤ4:11参照) また,これらを行うことによって「いつも喜びを感じ,神の愛で満たされ,またいつも罪の赦しを保てるであろう」(モーサヤ4:12)と約束しました。
わたしのメッセージは,いつも罪の赦しを保つという原則に焦点を当てます。この言葉で表される真理は,主イエス・キリストを信じるわたしたちの信仰を強め,主の弟子としての資質を深めます。重要で霊的な真理についてともに考えるとき,聖霊がわたしたちに霊感を与え,教化してくださるように祈ります。
