さて、わたしの愛する同胞よ、このことから、人は生ける神の御子の模範に倣って、最後まで堪え忍ばなければ救われないことが分かる。
「あなたの足の道に気をつけよ」2014年10月、トーマス・S・モンソン大管長
わたしたちには指針となる神と御子の御言葉があり,聖文で読むことができます。神の預言者の勧告と教えがあります。とりわけ重要なのは,従うべき完全な模範が与えられているということです。主であり救い主であるイエス・キリストの模範です。わたしたちはこの模範に従うよう教えられてきました。救い主自ら,こう言っておられます。「わたしに従ってきなさい。」(ルカ18:22)「わたしがするのを見たその行いを,あなたがたもしなさい。」(3ニーファイ27:21)イエスは「あなたがたはどのような人物であるべきか」と問いかけ,御自分でそれに答えておられます。「まことに,あなたがたに言う。わたしのようでなければならない。」(3ニーファイ27:27)そして,「主は道を示し,……導かれました。」(エライザ・R・スノー「高きに満ちたる」『賛美歌』112番参照)
イエスを模範として仰ぎ,その歩みに倣うならば,天の御父のみもとに無事帰り,永遠に神とともに住むことができるのです。預言者ニーファイはこう言っています。「人は生ける神の御子の模範に倣って,最後まで堪え忍ばなければ救われない。」(2ニーファイ31:16)
