エペソ2:19
そこであなたがたは、もはや異国人でも宿り人でもなく、聖徒たちと同じ国籍の者であり、神の家族なのである。
「信仰の試し」(英文)2012年11月、ニール・L・アンダーセン、十二使徒定員会
信仰の試しを受けるとき,どうしたら「確固として動かずに」(アルマ1:25) いられるでしょうか。それには,信仰の核を築いてくれたものに浸ることです。つまり,キリストを信じる信仰を働かせ,祈り,聖文について思い巡らし,悔い改め,戒めを守り,人に奉仕するのです。
信仰の試しに遭うとき,何をするにせよ,教会から離れてはなりません。信仰の試しの間神の王国から離れるのは,竜巻が見えたときに,安全な避難用地下室を離れるようなものです。
使徒パウロは言いました。「そこであなたがたは,もはや異国人でも宿り人でもなく,聖徒たちと同じ国籍の者であり,神の家族なのである。」(エペソ2:19) 教会という聖なる場所の中で,信仰を守るのです。信仰を持つ人々と集い,祈りを捧げ,答えを見いだし,音楽を通して礼拝し,救い主の証を分かち合い,互いに仕え合い,主の御霊を感じるのです。わたしたちは聖餐を受け,神権の祝福を受け,神殿に参入します。主は宣言されました。「……この神権の儀式によって神性の力が現れる」と。(教義と聖約84:20) 信仰の試しに遭うとき,神の家の守りの中で安全でいてください。ここには常に皆さんの居場所があります。あまりに大きすぎるためにわたしたちが協力して克服できない試しなどないのです。(モーサヤ18:8-10)
