山の翌日 | サイファイ・ダイバー

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関東地方では

いつもより早く

桜が咲き始め


仙台でも

陸の気温は

もうすぐ20℃


水温も

上がっていたら

嬉しいなぁと

思いながら


女川

竹浦へ



準備を済ませると

まずは

グロットから


エントリーして

潜降すると


まだ

水は冷たいまま


潜降索に

掴まりながら

丁寧に

耳抜きをして

少しずつ深度を

下げていきます


水底に到着して

移動開始


穴の奥に

ヤリイカの卵があり

撮影の準備を

していると


こっちこっちと

呼ばれて

紹介された

大きめの

ダンゴウオ


ところが

撮影しようとしたら…


カメラが

スリープ状態から

復帰しない


こうなると

一度電池を

取り出して

入れ直さないと

電源が入らない


水中で

そのような事は

できないから


エキジットするまで

そのままです


撮影に

集中できると

水の冷たさも

さほど

気にならないけれど


水温3℃で

水中生物の

観察しかできないと


あたかも

修行のようです



寒さに耐えて

ようやく

水面休息


カメラの

説明書では

内部温度が上昇した場合

電源が入らなくなることが

ありますと書かれていて


でも…

水温3℃なのに…



少し

残念な気持ちが

残っていたので

2本目も

グロットのリクエスト


とりあえず

押さえておきたかった






クチバシカジカ


まだ抱卵しています

ハッチアウトは

いつになるのだろうか?


グロットの入り口には






サクラミノウミウシ


ゆらゆら揺られて

様々なサイズで

大量に見られます


巣穴から

少しだけ顔を

出している






フサギンポ


年末年始の頃は

奥の方で

卵をガード


でも

子育てが終わって

外の景色を

のんびりと

眺められるように

なったみたいですね


弁天島だけでもなく

グロットにも






トラパニア・トッドイ


竹浦の

ネオ・アイドルです


安全停止中に

気になった






ヨシハモガニ


イソギンチャクを

食べているのか?

イソギンチャクが

捕らえたものを

食べているのか?


抱え込んでいます



同じポイントで

じっくりと

見て回ると

楽しさに深みが

加わりますね





データ1
水  温:3℃
透 明 度:3m
最大深度:13.1m
潜水時間:48分




データ2
水  温:3℃
透 明 度:3m
最大深度:13.7m
潜水時間:47分