靴とアート混ぜるな危険 | Centotrenta 代表 加藤いさおのBLOG                        

弊社の靴SHOP

D-TEをつくるとき

デザイナーさんに

「美術館のような・・・・」

とイメージをぶつけました

 

ロゴを担当してくれた上村氏は

その名の通りに仕上げてくれました

 

何故か靴屋にピクチャーレールが

設置されている舗(ミセ)

 

靴を売るってなかなか

難しい・・・

いや、かなり難しい

 

価格も10万を超えます

 

来店して「ポン」と買えるような

代物ではない

 

思えば

「ハインリッヒ・ディンケラッカー」の

初の日本直営店として

出店した舗

2ヶ月で

工場がブダペストからスペインに移り

 

ハンドソーン製法が

マシンメイドに・・・・

我が目を疑いました

 

ハインリッヒという名の

別物の靴に変わっていました

 

オープン当時は

ハインリッヒを求めて皆様ご来店してくださり

私も、確かな「手応え」を感じておりました

そんな矢先の出来事・・

 

「わずか2ヶ月で閉めるか?継続するか?」

運命の分かれ道

先ずは

現状を把握するために

友人のハインリッヒに在籍していた

職人に連絡をしました。

 

「スペインに工場を移ったと同時に

ハインリッヒを退職して現在はラズロという

これも歴史のある靴ブランドに在籍している

おめえ、日本でオープンしたばかりだろ?

どうすんだ?」というニュアンスで

返信があり

 

「血を復活させたい!!

協力してくれ!」と頼み込み

 

現在のラズロの

血の継承モデルが誕生しました。

 

(名の通ったブランドは

商品力と販売力がうまくミックスさえ

されれば

売上は自走状態に変わります)が

 

ゼロをイチにしてそこから

数字を積みあげてゆくには

大変な試練が待ち受けています

 

小売畑の我々が

卸売という新たな畑を耕すには

 

様々な

種まきが必要になります

荒地を更地に

種を蒔き

水をやり・・・・・

 

そして現在ようやく

芽が少しづつですが

出始めました

 

パンデミック真っ只中に

オープンして

そして2ヶ月で

ハインリッヒが無くなり

新たなブランドを

サンプルを・・・・

ハンガリーとドイツと

ZOOMミーティングを・・・・・

「先は明るい」と信じるものの

実際は

不安で夜も眠れない笑

喜ばしい事ですが育ってきた

部下は独立したり

退職したりするし

今やから言えますが

「うお〜〜〜い

それ、今か???」と

思うことが沢山ありましたが

心に余裕が無かった証拠でしょうな

まあ、

色んな壁が

一気にそびえ立った感じでした

 

そして考えるのです

「嗚呼、己のせいだな」と

悔いたりするのです

家に帰って

息子の寝顔をじっと見つめて

そして鼓舞するのです

「どんな困難も受けて立とうじゃないか!!」

 人間覚悟を決めると

思考が

急にネガティブからポジティブへと

変換されます。

信じてついてきてくれている者

周りの仲間

家族

 

最強のパワーの源が

自身にはあるじゃないか

 

「服屋?靴屋?

そんな常識から逸脱した

事が沢山あるのじゃないか?」

 「餅は餅屋」

餅屋が新たな業種に

チャレンジするのではなく

新たな味を開発するのだ

これこそ

レトロフューチャーであり

古き良きモノを現代風に解釈して

未来へと繋げる。


衣=ライフスタイル

 

DーTE・・・美術館・・・アート?

 



「あ〜〜〜〜〜〜っ!!」

 

 

「売るのではないその目で

見てもらう 知ってもらう」

 

そこからインスピレーションが

生まれる方達が

たくさん居るだろう

仲間を介して

2人の偉大なアーティストに

コンタクトを取った

 

先ず一人目の

アーティストが

buggy氏

私は昔から

バギー氏の時代を風刺した絵が

大好きだった

 

偉人たちの

表裏を一つのキャンバスで

表現する

力強さに魅了されていた

 

バギー氏がビジュアル担当した

ロックスターホテルのアート

image

※ GQ JAPAN

 

先ずはD-TEに来てもらい

空間と靴を見てもらった

そして、その後

アトリエにお邪魔して

自身の思い

そしてバギー氏の思いを

伺い

「おもしろそうですね!」と

コラボレーション企画が

実現する

 

思えばバギー氏の作品を

初めて目の当たりに見たのは

僕がずっと尊敬している

今は無き会社

遊心クリエイション

森島社長が

新たな業態を立ち上げた時だった。

「いさお、またオモロイ事やるわ」

いつもオモシロイ事を

探している少年のような方が

バギー氏と組んで

凄まじいピジュアルの店舗が

完成して

当時の私も

胸が躍った。


当時のASOCO

※Yahoo 画像

誰が見ても

近未来的で

ウキウキする雑貨店だった。

そんなアート全般を手掛けた


バギー氏の

●プロフィール

 

2006 年より始動。大阪、渋谷で展開するショップ「ASOKO」の

ファ サードやコンセプチュアルホテル「Rock Star Hotel」の全ヴィジュアル、

Lady gagaの衣装へのペイントや

国内外のグループ展や個展などでも活躍する。

その他、ブランドやメーカー とのコラボレーションでオリジナル商品なども多数リリースするなど、多岐に渡って 活動を続ける。

 

< 雑誌 > VOGUE JAPAN, Numero TOKYO, FIGARO japon, an・an, GLAMOROUS など 

< 広告 > 横浜ランドマークタワー , ELECOM など 

< アパレル > Marc by marc jacobs, Stella McCartney, ユニクロ , 5351 homme Onitsuka tiger など 

< その他 > Rock Star Hotel, ASOKO, ウォルトディズニージャパン , フジテレビ 、TBSなど

 

個展

2012  「ICONS」GALLERY SPEAK FOR 、東京

2013 「VELVET CODE」GALLERY SPEAK FOR、 東京

2014 「surface of my brain」GALLERY SPEAK FOR 、東京

2015 「various points」GALLERY SPEAK FOR 、東京

2016 「buggy art show」DMO ARTS、大阪

2016 「ART SHOW」THE WELL、LOS ANGELS

2018 「buggy art show」HOTEL KOE TOKYO、東京

2021 「Portraits」WATOWA GALLERY、東京

2022    「Chrome」阪急百貨店

 

バギー氏の

プロフィール

紹介サイト

→ https://www.tagboat.com/products/list.php?author_id=10990


 そんなバギー氏厳選の

作品がD-TEに並びます



4月15日から5月7日まで。


靴とアートの融合

混ざると

どんなオモシロイ事が

生まれるのか

私も楽しみです。


また詳細をお知らせします。