「人に酌をしてもらう程自分は偉くない」
これが自身の原点で
本当に私は
人にお酒を注いでもらう事が
人一倍苦手だ。
大してリスペクトもしていない
先輩方々に
「おい、グラスが空だぞ」と
言われながら育った経験も無い
何故なら私には縦社会の
体育会系の学生経験もなく
人様に雇われた経験も少ないからだ
そんな自分は
社員に「代表」と呼ばれる事にも
ずっと違和感を覚えていた
勿論「社長」と呼ばれるのも
小っ恥ずかしい
「でも、会社の経営者やから
代表と呼ばれるのは世間では
当たり前の事なのかな？」と
自問自答していた
実は、８年間
我慢していた笑
意を決して
社員達に言った
「実は、代表と呼ばないで欲しいねん」
社員からも
戸惑いの言葉が出た
「今更ですか？？？」
「ああ、今更ずっと嫌やってん
代表 代表って
そもそも誰や？代表言い出したんは！！」と
逆ギレした・・・笑
「じゃあ・・・・なんて呼べば？」
「つぼ、安井 元々
俺の事なんて呼んでた？」
「え？加藤さん・・・・・・」
「せや、それや！！
加藤さんでええ
むしろかとちゃんでもええ！！」
「ほんまですか？そうおっしゃるなら
頑張って言いますけど・・・・」
「おう、そもそも
君らに酒注いでもらうんも
嫌な人間やぞ
空気読めや」と
また逆ギレした
これ、おパワハラなんやろか・・・・・
なので
まだ、ぎこちないが
「加藤さん」と
皆が呼んでくれるようになった
なんだか
す〜〜〜〜〜〜〜〜っと
気持ちが楽になった
会社は
経営者のものではない
私物化するものではない
皆のものなのだ
皆の成長や生産性で
会社は成り立っているのだ
そう感じてもらえる
第一歩になったと
私は確信している。
「代表？？」
ならば皆が代表だろう
それがこれからの
弊社のスローガンである。
２月は色々と変化があって
良い月だ。
世の中春に近づいている
そんな息吹を感じながら
頑張ってゆきましょう！
まだ、寒いけど・・・・・