ノルウェーのトロムソ郊外のお話の続きです。
さて、次の日。
曇ってはいたけれどドライなお天気!
この辺は、ノルウェー海と北極海が交わるところらしいので、その海を観に行こうとロッジを出た!
そしたら、オーナーの子どもちゃんたちが遊んでる声が。
根っからの保育士の私は、早速そっちに行ったよ。
そこには、あの2人も。
普通のスニーカーやから、子どもちゃんのソリに合わせて、スケートみたいに滑って競争してはる
元気?って話しかけると「食糧が手に入ったんで、元気だよ!」って言ってる!
「おー!よかったやん!じゃあ、トロムソまで買い物に行ったの?」って、オットが訊いた。
「行ってないよ!でも……オーナーと取引したんだよね!」ってゆうてる!!
よくよく聴いてみると、たまご30個を買ったんだって。
私らの隣の建物、実は畜舎やってんて!
だからか!夜中に壁を擦る音とか、聞こえたわ!って思い出したよ。(ちょっと怖かってんけどな)
朝、カーテン開けると、そこにでっかい馬の顔があってびっくりしたことも。
ロッジから出ると、後ろから走って来てたし。
これはかなり怖かったけど!
そこにはニワトリもいて、毎日たまごをうんでいるそう。
だから、足らなくなったらまた買う、ということにしたんだって。
今日のお昼はすでに4つずつ食べたって言ってたけど、後数日、たまごだけで過ごすらしい……
最終日は、うちとこと一緒にオーナーのディナーをいただくことになってるんだけど、それまでたまごで過ごすんだって。
朝ごはんは出してもらえるからいいけど、とにかく量が少ない……
だから、うちとこも持って来た材料で軽食を作ってるから、滞在最終日までは何もあげられなくてね。
普段着で北極来ている彼らだったけど、これからたまごだけで生き抜こうとしている彼ら。
1日、何個までなら大丈夫なんだろう…というか、毎日たまごだけで大丈夫なのか…
まあ、彼ら、医療関係者だから、大丈夫なんやろか……
えらい挑戦しているんやなあ、でも、なんか楽しいっておもたけどね!