二代目社長強化計画 -65ページ目

勘ピューターな創業者と、数字を読みたい後継者の話

中小企業の経営者らが集まって会計の勉強をしたときのこと

参加者は、業種、年齢、性別、全てバラバラで、
創業社長、二代目社長、後継者など、さまざま。

講師に公認会計士さんをお願いして、
それぞれが自社の決算書を準備して読み方を学んだ。


◎解ったこと

「数字が読めなくても素晴らしい業績の会社の経営者になれる」

なんと、小規模ながら強い会社を作ったベテラン経営者のほとんどが、

決算書の見方をよく知らなかった!


数字なんか、読めなくてもいいのか?



この人達の共通点は、創業社長であったこと。

「イヤー、ウチの会社がスゴいかどうかは分からんが、
この規模だから、勘ピュータで十分、税理士さんも居るし・・・はっはっは!」



もちろん、この参加者が全てではないでしょうが、

経理や会計のコンサルをしている私としては、複雑な気持ちになりました。

こんなことが、あるんだなー


帰りがけに後継者と話しをすると

「創業者はそれでいいんですよ。自分で体感してきていいるから。
だけど二代目には数字が必要なんです。寄りどころがね・・・」


なるほど、そうかも知れませんね。

少し、ホッとしました。





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ツイッターを試して

ツイッターをはじめました。

いろいろと、人に聞いてみてもサッパリ意味が解からない。

効果の程もわかりません。


だから、まずはトライしてみます。


ちなみに、このテーマ「Twitter関連メモ」の記載は自分用に書いています。


人に読んでいただくことは、考えずに書きますので悪しからずご了承下さい。



http://twitter.com/ceo2nd

2代目はイキナリ経営者

「二代目は大変ですよね。
いつでも、先代と比べられるし、全てが自分の考えどおりにはスタートできない、
業績を現状維持するということは、実は大変なことなのに、当然のように思われる・・・」

「いやー、でも何だかんだ言って、会社の土台があったから今があるというのは
デカイですよ。
創業する人って言うのは、何かこう、エネルギーが必要ですよね。」


二代目の社長さんと、お話しすると、だいたいこの話になります。


私は、自分で会社を興したクチですが(スゴク小さいですが)、
本当に二代目は大変だと思う。

確かに、経営の基盤があるかも知れませんが、
先代のことしか見ていない社員さんや、取引先が居られたり、
実は、借入金も結構あったりする。

ある意味で、最初っから責任も背負う訳で、
イキナリ経営者としての資質が問われてしまうのですね。


創業者には、何も無い代わりに、会社を作りながら経営者になってゆく時間があるのかも・・・


もちろん、どちらが良い悪いの話ではないですし、

後継者の社長さんは、
先代を超えるとか、超えないではなく、

「築かれた土台を活かして、
更に、自分(会社)なりの成功をプラスする」


ということを、目指しているようですね。

いずれにしても、自分で選んだ道ですから、お互い前向きに行きましょう。





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