ふくだゆうこです。
お知らせ 
こちらの記事の続きです。
入場してからは脚本家の先生のおススメの観客席に座りました。
同期生も並んで座ります。
会場自体は当時とは違い建物も新しくなっているのと、
最前列から数列は座れなくなっていましたが真ん中よりも前の席に座りました。
懐かしい開幕前のメロディーを聞き、
緞帳が上がった時点で涙
舞台の内容どうこうというわけでもなく、
今、ここにいる自分に感動なんですよね。
自分が出た作品のリメイク版を生で見れる。
この瞬間が奇跡というか、
味わったことのない経験をしていることに感動なんです。
ストーリーの細かな部分は２８年前とは少し違います。
２８年前はオープニングのダンスから始まり、
私の第一声から物語が始まったのですがそこは違いました。
でもすぐにリメイク版だけあり、
同じセリフで展開していきます。
そしてびっくり
自分のことはわからないけど、
当時のキャスティングにそっくりな子たちが演じているのです
久美ちゃん役…似てる…
（終わってから直接会うと顔もそっくり）
ヒロイン役…声が一緒～！
両隣の同期生も舞台に立っている佳子役を見て「ゆうこにそっくり」と言ってました。
自分じゃよくわからないものですが
うん、よく役を掴んでいます
ミュージカルなので、歌になるとほんと泣けてくるんですよね
それが例え悲しい歌でなくでも前奏が流れてくると
当時の自分を思い出して、懐かしさがこみあげてくるんです。
お芝居自体は完成度も高く、安心して観ていられるし、
内容を知っていても笑ってしまう場面もあり。
ちなみに佳子役の子の「死ね！！！！！」というセリフに笑ってしまいました。
２８年前の私は【死ね】って言わなかったわー
すごい！！！！
と、思いきや
私は当時「死んじまえ！！！！！」と言ってました
いやー、忘れるもんですね
ちなみに家に帰り台本を見てみると
「死んじゃえばいいのに」というセリフでした。
私も今の佳子（役）ももうセリフが自分のモノになっているので
台本通りには言わなかったんですね。
そして、第１幕が終わり、１５分の休憩になり
会場が明るくなるとすぐに脚本家の先生が座席まで来てくれました。
「どう？自分の出ていた作品を見るのは？」と。
脚本家の先生、始まる前にも来てくれ、合間にも来てくれ
不思議なもんで、ミュージカルの歌を聞いていると
舞台から歌っている役の人の歌声も耳に届くのはもちろんのこと
２８年前の当時の役者の歌声が脳内から聞こえてくるのです。
隣に座っている同期生の歌声が脳内で再生されるという不思議な感覚。
そんな状態だったので、終始泣いていた私です。
そして、１５分休憩の間に
これまた懐かしい人に会えて
大泣きでした。
続く
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