こんばんは、かいまゆです。
フルタイム医師として、
そして、
趣味と実益を兼ねていた
栄養・ダイエット・ボディメイクをつきつめ、
ウーマンヘルスケアコンサルタントとしても、
発信・活動しています。
現在は、妊活を経て妊娠中。
年内に出産予定です。
旦那さんには、90歳越えの祖母がいます。
認知症はだいぶ重度で、
介護認定も受けているものの、
幸い持病もなく、
家の中ならなんとか移動できるので、
義実家で暮らしています。
90歳も半ばになり、
私が初めてお会いした時から比べても、
耳が遠くなり、
表情も乏しい時があるけれど、
彼を見ると、とっても可愛い笑顔になります。
私のことはもちろん、
初めてお会いしてから4年くらい経ちますが、
毎回が、はじめまして。
そこからの会話も、だいたい決まっています。
泊まりの場合は、
翌朝になると、再度はじめまして。
夫が泊まったことも忘れてしまうので、
彼を発見して、また大喜びします。
そんな義祖母、
自分では84歳と言い張るのですが、
実際の年齢は、＋10歳程度。
本当の歳を言うと、
『バカ言うんじゃないよ、
そんな歳なわけないでしょう』
と怒るのですが、
彼女に自分の歳を聞くのが、
毎回の確認事項になっているところがあります。
5月に、妊娠報告などかねて、
1年半ぶりくらいに会えた時に、
認知症が進んで、
食も細くなったなと感じて、心配はしていました。
家の中で転んで股関節骨折でもしたら、
歩けなくなって、
もうそのまま自宅生活は難しくなるだろうから、
転ばないように、とだけ祈っていましたが、
先月、腰椎圧迫骨折が見つかったと😱
何もできないので、
安静にしているしかないのですが、
痛がって、
デイサービスにも行けなくなってしまった
という話を聞いていました。
安静入院も断られ、
デイサービスにも行けなくなり、
義両親の介護負担が心配ではあったものの、
私たちもなかなか行く機会がなく。
時折話にのぼるものの、
心配しか、できていませんでした。
ところが、急に、
結婚の決まった彼の従姉妹たちが、
もう1人の従姉妹家族、義叔母と、
おばあちゃんに会いに行く！
と連絡がきたようで、
これまで、
一度も実家で集まったことがなかったので、
最後になる可能性もある年齢ですし、
予定が詰まっていたため、
1時間しか顔を見られないものの、
とんぼ返り＆弾丸は覚悟のうえで、行ってきました。
義祖母は、孫たちのことも、
一緒に住んで溺愛していた私の夫以外のことは
少し怪しいくらいの認知度でしたが、
ひ孫や孫を見て、
とても嬉しそうにしていましたし、
会話ちぐはぐながら、弾んでいました。
コロナ禍で
病院が面会禁止となり1年半近くが経つ中、
面会がなくなったことが間接的な原因となって、
帰れなくなった年配の方、
ものすごく多いと思います。
入院して、看護師さんとの
必要最低限のコミュニケーションしかなくなり、
トイレ歩行も危ないからと全オムツになり、
刺激がなくなり、
どんどん認知症や廃用が進み、
せっかく自宅で過ごせていたのに、
帰れなくなり、
施設を探さざるを得ない患者さん、
実際にたくさん見てきました。
今回の義祖母も、
もし安静入院していたら、
むしろ、歩けなくなって、
帰ってこられなかった可能性が
かなり高かったと思います。
義両親が、嫌だったかもしれないけれど、
頑張って、自宅で過ごさせてくれたおかげで、
今回のようにみんなで顔を合わせる機会ができたし、
義祖母も、
なんとか歩ける状態がキープできていたこと、
本当にありがたいことだと感じました。
とはいえ、自分たちが同じ立場となった時に、
同じことができるか？
というのは、自信がありませんが‥。。
誰にでも起きる介護問題。
40歳を目前に考えるようになってきていましたが、
改めて考えさせられる週末となりました。
年齢を重ねた時に、
安心して暮らせること、
今の日本では、
本当に大切だけれど、難しい問題ですね🌀
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