大河の中でも2番目に古い時代を描く…NHKの大河ドラマ『光る君へ』❗
脚本を手がけるのは大石静さん‼
「平安時代はとても知的で、国風文化も栄えたいい時代。現代のことが頭に入ってこないくらい“平安時代の人”になってこの仕事に懸けてきました」と意気込んでいましたが⁉
平安時代の宮廷が舞台の作品は大河ドラマ史上初とあってある意味注目されている『光る君へ』ですが、時代設定以上にドラマファンの期待を集めているのは、“紫式部”というベールに包まれた伝説の女性?
“紫式部”という日本最古のベストセラー女流作家は、「源氏物語」のみならず存在そのものがこれまで多くの人々の心をとらえてきました❗
また、『光る君へ』以前にもさまざまな女優達がこぞって“紫式部”を演じてきましたが⁉
映画やドラマで、これまで…吉永小百合さんや中谷美紀さん、三田佳子さんといった名だたる女優さん達が“紫式部”を演じてきました‼
今作『光る君へ』では、“紫式部”(まひろ)は吉高由里子さんが演じています?
でっ♪…“紫式部”はいつ、どのような動機から「源氏物語」を執筆したのでしょうか⁉
古来さまざまな説が出されていますが、夫の藤原宣孝の死去後、彰子への出仕以前に書きはじめたというのが通説❗
一方、起筆の動機はよくわかっていません‼
でもおそらくは、藤原道長の要請もしくは命令によるもの?
「源氏物語」を読むために一条天皇が彰子のところへやって来て、彰子が皇子を産む可能性を高めるという目的があったという理由なのかもです⁉
出仕後のことですが、「紫式部日記」には当時、非常に高価だった紙や筆、墨を藤原道長から与えられたという記述がありますので、最初からそれらの提供を受けていたと考えても不自然ではありません❗
そうした支援や周囲からの助言はあったでしょうけれど、おそらく“紫式部”が一人で構想し、執筆したと思われます‼
“紫式部”は歌人としては、「百人一首」の和歌が知られていて、「紫式部日記」(18首)、「紫式部集」、「拾遺和歌集」などにも和歌を残し、和歌795首?
“紫式部”は、『中古三十六歌仙』、『女房三十六歌仙』の一人でもあります❗
また、娘の大弐三位も「百人一首」、「女房三十六歌仙」の歌人として知られています⁉
ちなみに、“紫式部”の生没年は不明‼
“紫式部”の生没年は一説には、973年(天延元年)に誕生し、1014年(長和3年)に没したというのが有力となっています…?