「お前 暇だな」とジョシュが笑う


「キョーコが熱出してずっと看病してたんだよ」


「出て来て良いのかよ」


「何か ちょっとイラっとして出てきた
あ 電話の番号変えたから」


「うん さっきメール来た しかし何で変えたんだ?」


「女を清算するために」


「何だよ それなら全部こっちに回してくれよ!」


「お前 今は居るんじゃなかったっけ? 複数はダメだぞ」


「お前が言うか?その口で!! ちなみに今は居ないぞ」


「まぁ そう言うことで俺は完全なフリーになった」


「どうだかね 数日すればまた増えてるんじゃねーの?」


「心を入れ替えたからそれは無い! なっ 飯食いにいかね?」


「あぁ 良いよ ちょっと待ってくれ」


そして2人で大学内のカフェテリアに行くが
ジョシュも久遠に負けずと劣らず美形で長身なため

2人が並ぶとかなり目立ちおかげで女子に囲まれる事に


「うざってー・・」


若い頃は女子に対してもとても口が悪かったが
大学入るとそれを改めて優しく接していた
しかし今は他の女が来るのは困る(迷惑)ので

その性格と態度が復活する


「お前つめてー」とジョシュが笑う


「いや さっき言ったじゃん それどころじゃないんだよ」


「分かったx2 許してやるから好きなだけどうぞ」と笑う


「久遠 ここ良いかな?」
「今夜どう?」


「よくそんなレベルで声かけてくるな」
と冷たい目で見ると近寄っていた女子が遠ざかった


「大変だね~ これからその路線復活するの?」


「じゃないと 無理だろう・・ あと3ヶ月でどうにかしないと

マジで取り返しのつかない事になるし」


「3ヶ月ってなに?」


「あぁ キョーコが妹になっちまう」


「マジで!? 血は繋がってないけどあの子じゃ無理だろうな」


「そう言うこと」


「それで番号も変えたってわけか
まぁ 何か手伝って欲しければ言ってくれ」


「なら早速だ 不破尚を探ってくれ」


「誰それ 日本人?」


「そう 日本のヴィジュアルの歌手らしい」


「お前でも出来るじゃん」


「いや 変に探してるの見つかると 今はやばいかなって

部屋目の前なんだから念のためにってやつ」


「OK どんな字か後で見せてよ 俺日本語得意じゃないし」


「じゃ メールで送るわ」


早速目の前でローマ字と漢字で書いた名前を送る


「あぁ この字 見た事あるなぁ」


「どこで?」


「どこだろう まぁ 探しておくよ」


そしてランチをしながら話し込み

「じゃ そろそろ帰るわ キョーコ寝てるし」


「うん まぁ 頑張れや」


「じゃ それよろしくな」


そして久遠は大学を出て家路に着く


あー・・昨日の夜のキョーコは居ないのか・・
あんなにkissをしたのに 今度はいつ出来るんだ?

下手すれば一生出来ないのかもな...

夕方2回 寝込んで3回 計5回で打ち止めかぁ せつねー!!
心で泣こう・・・


肩を落としながら家に入り

「ただいま」誰も言わないであろうが一応言う


まず自分の部屋に行って荷物を置く
次にキョーコの部屋に行く


コンコン
「キョーコ? 具合はどう?」


「うん。。」


「入っていい?」


「どうぞ」


キョーコの近くに座り

「遅くなってごめんね ちょっと大学寄ってたんだ具合はどう?」


「まだ だるくて。。」


「お手伝いにご飯頼んだけど 食べた?」


「ちょっとだけ食べた わざわざありがとう」と微笑む


「ごめんね 嫌でも我慢してね」

キョーコのおでこと自分のおでこをつける


「また少し上がった? 今氷持って来るね 待ってて」


「ごめんね。。」


「気にしないで大丈夫だよ」

微笑むとおでこにkissしてキッチンに向かった


一応またドリンク持って行くか
またトレーニングルームからドリンクを取ると氷と一緒に
キョーコの部屋に持って行く


タオルを濡らし 顔や首を拭いて冷やす

「一応 ドリンク持ってきたけど 飲む?」


「うん。。飲みたいかも。。」


「今起こすね」


ここまで意識はっきりだと昨日みたくいかないか。。
久遠の野望はここで朽ちた


キョーコの上半身を起こし背中を支え

口の下にタオルをつけドリンクをキョーコに渡す


「どう?飲めそう?」


「上手く飲めない。。昨日どうやって飲んだの。。?」


「昨日は嫌がらずに キョーコから催促きたんだけど
やっていいの?」


「うん? 私が頼んだんだよね。。?
お願い。。だるくてドリンクが重く感じる。。」


「じゃ 怒らないでよ?」



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「あの。。///」


「大丈夫だけど まだちょっとあるね 今日は安静に寝ててね
下行くけど何か欲しいのある?」


「特にない。。」


「じゃ ちょっと行ってくるね」


久遠が部屋を出て行った


久遠ずっと看病しててくれたんだ。。
そんなのされたの生まれて初めてだ 嬉しい。。


そういえば今 おでこつけただけで赤くなってたよな?
やっぱり記憶無いパターンなのかな・・


「久遠 おはよう キョーコはどう?」


「まだちょっとあるけど だいぶ良いみたいだよ
ということで 俺は氷を取りにきた」


「あなたが看病なんて出来るのね。。 驚きだわ~」


「いや そのくらい出来るし ていうかキョーコだしやるよ!」


「ふふっ 解禁したら早速ね」と笑う


「そうだわ 今日はキョーコも寝てるだろうし
料理も兼ねてハウスキーパー呼んでおいたから」


「それは助かるよ

俺は良いけどキョーコに何か食べさせた方が良いし」


「良かった 居たら邪魔とか言われたらあなたを疑ってたわ」

と笑う


「病人にそんな事しないっていうか 試すの辞めてくれない?」


持って行ったが飲まなくて温まってしまったスポーツドリンクを
トレーニングルームに置きまた新しいのを出すと
キッチンの冷蔵庫から氷を出して


「じゃ 戻るわ 何かあったら俺のほうに電話頂戴」


「分かったわ じゃ キョーコの事よろしくね」


そして久遠はキョーコの部屋に戻った

「キョーコ? 一応飲み物持ってきたよ?」


「ありがとう ね これって私が出てたやつだよね?」


「あぁ そう 友達に言われて知ってさ 借りてみたんだよ
ドラマとか出てたんだね」


タオルを濡らしキョーコの顔を拭いてあげる


「あ。。ありがとう/// う うん これくらいだけど」


「首とかは自分で拭く? 体拭くなら俺出てるけど」


「あ 冷たいし首だけ拭く」

と笑いキョーコが自分で首を拭く


「他ってあとCMだけ?」


「後はCMと雑誌と PVに1回。。」


PVで何であんな顔をするんだ?嫌なのか!?


「PVって誰の?」


「アメリカ人の久遠じゃ分からないと思うけど
ビジュアル系のソロの歌手の不破尚って人の。。。」


言ってる間は暗い顔して言い終わると普通の顔に戻った

何でそいつの事言うとそんな顔をするんだ?


「見て良い?」


「あ。。 面白くないよきっと そういう音楽好きなの?」


「聞いてみないと何とも言えないけど だめ?」


「見てる人いっぱい居るんだし 良いですよ」と苦笑いをする


曲名を聞いて早速検索をする
やっぱり例のあの天使か・・・


「これ?」


「う。。うん それ」


明らかにこの男

PVの中でキョーコを見て驚いた顔なんかは演技じゃないよな・・

どういう関係なんだ


久遠の中の嫉妬心が騒ぎ出す

「へ~ 結構良い男じゃん」


「そうかな? 私は嫌いだけど」とはっきりとした口調でいう


キョーコがここまで人をはっきり嫌いって初めて聞く
そういう子じゃないし やっぱり何かある・・


キョーコに近づいて

「ね 何でそんなにはっきり嫌いっていうの?
キョーコとしては珍しくない? 俺初めて聞いたんだけど」


「そうかな?

こっちはまだ友達って少ないからじゃないかな?」

明らかにキョーコが本音を隠してしゃべっている


キョーコの顔を片手で押さえ
「ほんと? 俺は違うと見てるんだけど
キョーコ この男とどういう関係?」


「どんな関係もありません もう大丈夫だし寝るので
久遠は部屋に戻って」


そういうとキョーコが布団を被ってしまった


「うん 分かった・・」


PCとDVDを持って自分の部屋に戻った


イライラするな。。 絶対この男と何かある
何故そこまで隠すんだ


しばらくするとハウスキーパーがやってきたので
久遠が自分の部屋のシャワーを浴び出かける用意をする


キョーコが寝ている事を伝え食事を頼むと


コンコン
「キョーコ ちょっと出かけてくるから何かあったら連絡して」


ドアー越しに話かけそのまま久遠は行ってしまった


久遠。。ごめんね

松太郎の事は言えないよ。。 絶対誤解される


全部は見ていなかったがビデオを返却し
携帯の番号を変えに店に行き
SIMカードを変え 電話番号を変更した


友人と親
そしてキョーコにメールで電話番号の変更を伝える


暇だしジョシュのとこでも行くか・・・

久遠は大学の研究室に向かった



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「お前がこんな事するとか 以外だな」と笑う


「キョーコのためなら何だってするさ」


それを聞いてクーが嬉しいそうな顔し


「そうだ 食べ物買ってきたから食べよう
ジュリは寝てるから寝かせておくが」


「うん 分かった 今下に行くね」


クーが先に出ると久遠がPCを消し片付け立ち上がると


「久遠。。? どっか行っちゃうの?」

と寂しそうな顔でキョーコが言う


「起きちゃった? 今 父さんが帰ってきて
食べ物買ってきたから食べようって言われて下に行くんだよ」


「私もいくぅー」


「食べれそう?」


「分からないけど。。」


甘えると可愛いな・・・///

久遠が抱き上げキョーコを連れてダイニングに向かう


「キョーコ 起きてきて大丈夫なのか?」


「何かちょっと食べた方が良いと思って。。」


「そうだな 色んなの買ってきたから好きなの食べなさい」


と微笑み

和洋中と様々なデリバリーが揃っていた


チャーハンのようなものがあったので
キョーコがスプーンを使って食べようとすると力が入らないのか
上手くすくえなかった


それを久遠が見て

「はい キョーコ」と少しすくって口に運ぶ


「大丈夫? 食べれそう?」

ウンと頷く


クーの方に顔を向け小声で

「凄い 可愛いんですけど!」と笑う


それをクーが微笑ましく笑う


おかずと言うような物を欲しがるので今度は小さくし
また口に運んであげる


2,3種類の物を

久遠が2/3 キョーコが1/3と一緒に分けながら食べた


「もっと食べる?」


ウウンと首を振るので

「ちょっと待っててね」


と言ってトレーニングルームからスポーツドリンクを取ってきて
キョーコを抱き上げた


「父さん1人で悪いけど キョーコ寝かせるね」


「あぁ 俺は大丈夫だ にしてもお前がな・・」と笑う


恥ずかしそうに笑い キョーコを連れて部屋に戻った
キョーコを寝かせるとキッチンに行って氷を持っていく


「どうせ今は大学ほとんどやる事ないんだろ?」


「ですね」


「丁度良いじゃないか 介護してやるんだな」と笑う


「そのつもりですけどね」と笑い返した


キョーコの部屋に戻るとキョーコが涙を流していた

「キョーコ どうしたの?」


「久遠が居なかったの。。」


「ごめん 今氷取ってきたんだよ」
と微笑み頭を撫でおでこにkissをする


本気でこれはやばい!! 可愛いすぎる・・


キョーコって病気になるとこんなに甘えるのか!?
普段もこんなに甘えたら俺絶対襲うな!


「まだ熱下がらないね」


おでことおでこをつけて計るとキョーコがkissをしてきて
布団を被った


顔を崩し「今 何かした?」と聞くと返事が無かった


布団をはがし久遠が口にkissをし甘噛みをし舌を絡ませた


「もっと。。」


kissをする音が静かな部屋の中でこだまする
何度も繰り返し数十分は経っていただろう
やっと唇を離した


「満足した?」と微笑むと


「うん。。久遠とするの好き///」


「ありがとう 元気になったらもっとしようね」


とおでこと頬にkissをすると

「うん」と満面の笑みをした


病気じゃなかったら多分 いや確実に襲ってる!
今は襲うわけには行かないし 病気で良かったのかもな・・
と心の中で泣いていた


しばらくするとキョーコが寝たのでまたDVDの続きを見ていると
寝不足だったせいかキョーコのベッドに頭を乗せて寝てしまった


翌朝

あれ。。何か頭がぼーっとしてだるいけど。。


ん? ん!? これって人の頭よね!?
そして自分の部屋 そして金髪。。って事は久遠!?

どうしてここに。。。?


しばらく考え冷静になり
ちょっと頭触ってみたいな。。 わぁ 柔らかい。。気持ちいい~

しばらく触っていると


「ん? やばい寝てた あれ? キョーコ起きた?」


「う。。うん どうしてここに居るの?」


「覚えてないの?」


「全く。。

夢のような感覚は覚えてるけど覚えてるって言えないような。。」


久遠が熱を出して倒れてた事を説明する


「ぇ。。 だからだるいんだ 久遠ありがとう
で ここに居るって事は 看病してくれたの?」


「うん」


「夜からずっと?」


「うん ダメだった?」と寂しそうな顔で言う


「ううん 看病とか始めてされたから。。」と涙ぐむ


久遠が頭を撫で

「熱どうだろう ちょっとごめんね」おでことおでこをつける



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