「こっちとこっちのゲストルーム 好きなほう使ってください
それとシャワー室はこっちとこっち これもお好きな方を」と笑い


蓮が自分の用意をするのにクローゼットに向かった


「社さん お好きな方どうぞ」とキョーコが微笑み


「じゃ 俺はこっちで良いや

で こっちのシャワー使わせてもらうね近いし」


「はい じゃ 私はこっちに」

キャリーバックから着替えを取り出し


コンコン
「敦賀さん?」


「うん どうしたの?」


「部屋こっちを使う事にしたので

今のうちにシャワー良いですか?」


「うん 初めてじゃないんだし どうぞ?」と笑う


「いや。。入ってる時に来られたら。。//」


「俺の時は何度も入って来てるし 今更?」と普通に答える


「そうでした。。。!!// それじゃ使わせてもらいますねっ!」


そういえばヒール兄妹の時は毎日伺わせて頂きました(´д`lll)


キョーコがお風呂に入り社はシャワーを済ませリビングに居た


「蓮 まだ終わらないのか?」


「あぁ もう終わりますよ」


「キョーコちゃん お風呂か?」


「そうらしいです」


「で 何時にここを出るつもりなんだ?」


「始まるのが9:30らしいので

それに合わせた方がその後楽ですよね?


「まぁ そうなるな
だとすると2時間くらい前の7:30くらいに出るって事で良いのか?」


「ですね じゃ予定は7:30って事で」


「了解~ それじゃさっさと寝るかな 今だと結構寝れそうだし」


「あ 冷蔵庫にビールとかそれ以外ならあっちにあるんで
勝手に飲んでください」


「じゃ 1本だけ貰って寝るよ」と笑い社がキッチンに向かった


最近はセツカのときの姿で寝る事が増えていたキョーコが
一応社が居ると思い 上に1枚来てお風呂から出てきた


「最上さん おかえり」


「あ はい 先にすいません」


(ね それセツの時の?)

「あ。。はい 楽なので最近これなんですよ」

(カインになりたくなっちゃうね)と囁き蓮もお風呂場に向かった


「キョーコちゃんおかえ・・り・・」


「ただいまです?」


キョーコちゃんそのカッコはぁぁぁぁ!!


「普段のキョーコちゃんとはだいぶ違うね」


「あぁ ヒール兄妹の時で寝る時に着てたんですけど
楽なんで最近これが多いんですよ」


蓮・・偉いぞ!! お兄ちゃんはお前を尊敬する!


キョーコはあのエロカワ下着でその上に上着を羽織っていた


しばらくすると蓮も出て来て

「セツ」


「兄さん降臨なんですね。。。
そう言う事で 社さんおやすみなさい」


「う・・うん・・」


れ~ん! お前何する気だぁぁ!!


キョーコが蓮の寝室に入って行き寝る事になった


蓮 お兄ちゃんはお前を信じているからなっ!


キョーコは蓮に腕枕をしてもらい胸に頬を当て
蓮に抱きかかえられるようにして寝る事に


最上さんとまたこんな風に寝れるなんて思ってなかったな・・
こうして寝れるのもこれが最後になるのかな...


「おやすみ」と言ってキョーコのおでこにkissをした


一方社は どんな状況なのか心配でしょうがなかった



翌朝
おでこと頬にkissをされキョーコが目を覚ます

「おはよう 最上さん」


「!! 。。敦賀さんなんですか。。///」


「うん ごめんね でも君のおかげでよく寝れたよ ありがとう」


「い。。いえ そういう私もそうなので。。//」


蓮がキョーコをまた抱きしめ

「やっぱり最上さんをこうしてると安心出来る・・」


「敦賀さんはモテるから私なんかじゃなくても//」


「モテるのは分からないけど でも仮にそうだとしても
誰とでもとか嫌だな・・」


そうだ。。敦賀さんには好きな人が。。


「敦賀さん 好きな人とか居ないんですか?
その人にやってもらえば更に良いと思うんですけど?」と微笑む


だからその好きな人にしてるんだけどね

と顔には出さないが笑っていた


「起きて用意して行こうか 一応7:30までには出たいんだ」


「あっ じゃすぐ用意しますね」


「その前に」おでこと頬にkissをした


「もぅ。。//」顔を赤くしてキョーコが部屋に戻って行った


蓮も用意を始め時間より前に支度が整った
社とキョーコも時間より前に支度が出来荷物を持ち
3人駐車場に向かった


「なぁ 蓮 俺 後ろのシートで横になってて良いか?」


「はい 寝れなかったんですか?」


「色々と考えてたら寝不足になった」

お前とキョーコちゃんのことでな!


「社さん 大丈夫ですか? それじゃついたら起こしますね」


「うん キョーコちゃんもごめんね」そういうと社が横になった


しばらく走り高速道路に乗ると

「わぁ 私 車で遠出って始めて」と嬉しそうに笑う


「そっか 時間があればどこか行きたいね」


「敦賀さんみたいな有名人はすぐばれちゃいますよ?」


「そんな事言ったら最上さんだってそうじゃない?」


「いえ 私一度もばれた事無いし 私は大丈夫ですよ」と笑う


「それたまに聞くけど 本当にそうなの?」



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染物工房をしている家の長女として生まれた更紗(キョーコ)は
最近は安価で作られ出回っている布に押され気味の染物を

どうにか復旧しようと学校に通いながら模索する


そして古い考えの父親は古来からの染物にしか興味が無く
このまま染物は続けていけないならそれで終わらせてもと
そういう考えでいた


その父親と今日は意見の食い違いで衝突をし腹割った話を
父と娘でする撮影であった


衝突したままではなくその後は和解をし親子で頑張って行こうと
親子愛も描かれる


現場は鴨川のほとりで同じ敷地内にある自宅と作業場


始めは作業場での衝突
それだけでは済まず自宅に戻っても親子での言い合いが続く


この時のキョーコの心境は多分......
実の母親に対する不満などが出てしまい
言葉を出せば出すほど涙が出てくる


実の母親に言いたくても聞き入れてもらえなかった子供の頃
それを思い出し悔し涙を流し演技を進める


あまりの迫力と感情に監督やスタッフが引き込まれる


見ている人は凄い演技だ 素晴らしいと思って見ているのだが
キョーコを知る蓮と社だけは心配で見ていられなかった


「最上さん・・」


「キョーコちゃん大丈夫なのかな」


父親との壮絶バトルは台詞の流れで場所変えなどもあり
長い撮影となった


親子バトルは終わりキョーコが戻ってきた


心配をしている蓮と社がキョーコを出迎え
蓮が肩を抱き

人の目の丁度死角になっている場所に連れて来ると抱き寄せ


「大丈夫?」


「はい。。」


「お母さん思い出した?」


「敦賀さんには分かっちゃうんですね」
と上手く笑えない笑顔でキョーコが答える


「今は少し落ち着かせよう? ここには俺も社さんも居るから
大丈夫だよ?」


と微笑むとキョーコが蓮の背中に手を回し頬を胸に寄せる
蓮も腰と頭を抱きしめキョーコの頭に頬を摺り寄せる


社が見張りをしていてくれて
撮影のタイミングが来れば教えてくれる事になっていた


蓮がキョーコのおでこにkissをし頭を撫でる


「こうしてると落ち着きます。。」


「うん」


「蓮 そろそろみたいだぞ」


「最上さん もう大丈夫かな?」


「はい ありがとうございました」

いつもの笑顔のキョーコに戻っていた


「うん 良かった」と微笑みキョーコのおでこと頬にkissをし


「次は言い合いじゃないからね」


「はい じゃ 行ってきます」


今度は仲の良い親子愛

大丈夫 父さんと母さんが今の私には居る


こうしてこの日のキョーコの撮りは終了し
後は蓮が呉服問屋での日常的な撮影で終わった


「ギリギリで間に合いそうだな」社が時計を見て確認をする


「そうですね これなら7:30の新幹線には乗れそうですね」


ホテルに戻ると3人は急いで荷物を持ち
タクシーに乗り京都駅に向かった


「間に合いましたね」とキョーコが安心した


「乗ってしまえばもう着くまで待つだけだし 一安心だね」


「これも間に合った!」


「ホーム前で居なくなったと思ったら
社さん買ってきてくれたんですか?」


「東京ついてからだとコンビニしか思いつかなかったしね」と笑う


階段下で突然居なくなった社が
3人分のおばんざい弁当を買ってきてくれていた


「さすが社さんですね」と蓮が社に感謝をすると


「今回のドラマで社さんにはお世話になりっぱなしで。。」
と恐縮するキョーコだった


「俺マネージャーだよ? 今回はキョーコちゃんのもね」

と社が笑う


ゆっくりと駅弁を食べながらしゃべっていると東京駅についた


清掃の人にごみを渡し新幹線を降りると
3人で大型のタクシーに乗り最初に社が降りると
次はキョーコの家に向かい 最後は蓮が降りた


蓮は2人を迎えに行った後でも用意が出来るため
家に荷物を置くと車に乗り換え社の家に向かった


「もしもし社さん?

そっちに向かっているのでいつもの場所で車止めてますので

用意が出来たら出てきてください」


簡単な電話をすると次はキョーコにも電話をかける


「最上さん? 今まだ社さんと合流してないけど
合流後そっちに向かうからエントランス前に来てね
多分何十分後くらいに出ればOKだから」


キョーコにも簡単に電話をし切ると

2,30分で社の家の近くについた


「はじめ車気がつかなかったよ」と社がびっくりしていた


「今回 社長から借りた車なんで」と笑う


「これじゃキョーコちゃんも分からないだろうから
ついたら俺が出迎えるな」


「ええ お願いします」


キョーコの家の前に着くと

「あ ここがキョーコちゃんの今の家なのか
すっごく近いな お前の家から!」と(・∀・)ニヤニヤする


「ええ だからとっても楽ですよ」と笑う


「ほぉ 案外素直な答えが返ってきてお兄ちゃんびっくりしたよ」


そしてすぐにキョーコが出てきたがやはり分からなかったので

「キョーコちゃん こっち!」と社が呼ぶ


「あ すいません。。 って車が違うんですね」


社に手伝ってもらいトランクに荷物を載せる


「いつものじゃ使いかって悪いから 昨日文句言ったら
社長に借りたらしい」と社が笑って言う


車に乗り込み
「それで昨日 車の話してたんですね
でもたしかに後ろにドアーあると便利ですね 乗り降りが楽です」
と微笑む


蓮の家に着くと 一応着替えもあるため

またキャリーバックを車から降ろし部屋に向かった



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さすがに料理の得意なキョーコは1回でOKとなり


「凄いね 見ないでも切れるの?」と監督が言ってきたが


「ちょっことは見てます」と笑う


撮影が終わるとその汁物はスタッフが綺麗に食べてくれた


「放送時間もあるしそんなに長い時間は撮れないけど
今度おかずみたいのも作って撮ろうかな」


「献立言ってくれれば喜んで作ります」と微笑む


こうして料理のシーンが前よりも増える事になった


今日の撮影はすんなりと進み
次の日に撮るはずのものも撮ることが出来た


そして夜になり終了すると1日のオフをもぎ取る事が出来た


夕食を取ると社と蓮がキョーコの部屋に行き
オフの行動スケジュールを練り始める

そして何故キョーコの部屋かというとPCがあるためだった

(社のPCは仕事用だった)


「東京行って東京戻ってってどうなのかな」


「社さん これも考えたんですよ1つは東京に前日の夜に戻って
レンタカーで行って三島で車を返して新幹線で京都」


「でもさ 三島とかあの辺ってこだましか止まらないから
本数ないんじゃないか?」


「あ・・そうかもしれませんね」


「見る限りだと新横~名古屋までが丁度無いんだよな」


「前日の7時台で東京に戻ると10:30くらいに着きますよね?
で 翌朝早くに俺の車で出発して

また東京に戻って戻るってどうですか?」


「そうだな それが一番確実かもな時間も限られてるし」


「それじゃ明日の夜 7時目標で乗って行きましょうか
俺の家に泊まってもらって一緒に出ていければロスも少ないし」


「そうだな そうしようか」


「その前にちょっと社長に電話を・・」


「あっ 蓮です
あの明後日の朝からセダンをお借りしたいんですけど
ええ 出来れば明日の夜からあると助かるんですが

はい お願いします」


「電話はやっ!」


「俺の車で良いんですけど 後ろ狭いでしょ
遠出するには後ろの人が・・」


「あれ所詮2人乗りみたいな車だからな しょうがないよ」


「ということで 最上さん決まったから」


「はぁ。。何か私事で色々すいません。。

車まで頼む事になって。。」


「いや 良いんだよ 気にしないで」


「でも元々社さんとで2人で丁度良い車を

私1人増えた事でこんな事に。。」


「そうだよね

あんな車じゃ乗せられてる人も気を使っちゃうよね~
後ろに乗ると乗ったり降りたりも大変だし」と社も言う


「そうですよね・・ 何であれ乗ってるんだろう?」


(キョーコちゃん乗せる事考えてないからじゃないのか?)


(そんな訳ないじゃないですか

出来れば毎日送迎したいくらいですよ)


(あの車がどれだけ3人という人数で優れていないのか

分かって言ってるのか?)


(3人乗るのに2ドアーって大変なんだぞ?
キョーコちゃんがいつも恐縮するのってそれなんじゃ?)


(どういう事ですか?)


(乗りにくくて荷物も載せられないし・・って思われてたら?)


現に後ろに乗る人が荷物を膝の上で持ってもらうことは

あったりする


「あ あの~?」


「あ ごめんね 最上さん 俺の車乗りにくい?」


単刀直入で普通聞くか!?


「普通に乗ってればそうは思いませんけど
やっぱり後ろに乗ってしまったり荷物あると大変ですよね」


(ほらな)


自分は運転してて他の人の事を考えて居なかったって事か・・


「私は乗る事は滅多にありませんから気になりませんけど」


乗る事無いから気にならない・・


「車変えます 絶対に!」


「おお! これで楽になる」社が泣きそうな程喜んでいた


「あ・・こんな時間までごめんね」


「いえ で 私はどうしたら?」


「明日の夜7時過ぎの新幹線に乗れるよう頑張る で良い?」


「あ はい 分かりました」


「明日の事は明日朝一で俺が言っておくよ」


車の買い替えの会議 ではなく1日のオフの話が決まり
明日夜の新幹線で東京に帰る事になった


「それじゃキョーコちゃん遅くまでごめんね

蓮もお疲れ様 おやすみ~」
社が先に部屋を出て行った


「じゃ 長い時間ごめんね お疲れ様 おやすみ最上さん」


「お疲れ様でした おやすみなさい」


と言うと最近定番化したドアーを開ける寸前のおでこにkissをし
蓮が部屋を出て行った


だから それはいらないんですって。。///


翌朝起きるとシャワーを浴び早速支度をし朝食を取りに向かう
数分すると蓮と社もやってきた


「最上さんおはよう 早いね」


「敦賀さん 社さん おはようございます
朝シャワー浴びるのに早めに起きてしまって」と笑う


「キョーコちゃん 自宅に寄る時間は取れると思うから
荷物持っていくと良いかもよ?」


「ほんとですか じゃ そうします
来た頃と比べると夜とか涼しくなりましたね」


「そうだね」


キョーコは朝食をさっさと済ませ

「それじゃ ちょっと荷物の整理してきます

お先に失礼します」


自分の部屋に戻り

普段から整理はしてあるので詰めるのも簡単で
持ち帰る服をキャリーバックに詰めて行く


これは置いていって良いし この辺だけ入れ替えよう


用意も出来てそろそろ良い時間になったので撮影場所に行く
ロケバスに乗って台本を見ながら待っていた


「ぇ キョーコちゃん はやっ!」


「あぁ 持っていく物だけ詰めたので早く終わりました」


今日はホームステイのせいかが問われる撮影
父さんと母さんを思い出してやれば絶対出来るっ!


「最上さん 今日の撮影」


「はい 父さんも母さんも居ますから大丈夫です」と微笑んだ


「そうだね 君なら出来るよ」蓮がキョーコの頭を撫でる



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