さすがに料理の得意なキョーコは1回でOKとなり


「凄いね 見ないでも切れるの?」と監督が言ってきたが


「ちょっことは見てます」と笑う


撮影が終わるとその汁物はスタッフが綺麗に食べてくれた


「放送時間もあるしそんなに長い時間は撮れないけど
今度おかずみたいのも作って撮ろうかな」


「献立言ってくれれば喜んで作ります」と微笑む


こうして料理のシーンが前よりも増える事になった


今日の撮影はすんなりと進み
次の日に撮るはずのものも撮ることが出来た


そして夜になり終了すると1日のオフをもぎ取る事が出来た


夕食を取ると社と蓮がキョーコの部屋に行き
オフの行動スケジュールを練り始める

そして何故キョーコの部屋かというとPCがあるためだった

(社のPCは仕事用だった)


「東京行って東京戻ってってどうなのかな」


「社さん これも考えたんですよ1つは東京に前日の夜に戻って
レンタカーで行って三島で車を返して新幹線で京都」


「でもさ 三島とかあの辺ってこだましか止まらないから
本数ないんじゃないか?」


「あ・・そうかもしれませんね」


「見る限りだと新横~名古屋までが丁度無いんだよな」


「前日の7時台で東京に戻ると10:30くらいに着きますよね?
で 翌朝早くに俺の車で出発して

また東京に戻って戻るってどうですか?」


「そうだな それが一番確実かもな時間も限られてるし」


「それじゃ明日の夜 7時目標で乗って行きましょうか
俺の家に泊まってもらって一緒に出ていければロスも少ないし」


「そうだな そうしようか」


「その前にちょっと社長に電話を・・」


「あっ 蓮です
あの明後日の朝からセダンをお借りしたいんですけど
ええ 出来れば明日の夜からあると助かるんですが

はい お願いします」


「電話はやっ!」


「俺の車で良いんですけど 後ろ狭いでしょ
遠出するには後ろの人が・・」


「あれ所詮2人乗りみたいな車だからな しょうがないよ」


「ということで 最上さん決まったから」


「はぁ。。何か私事で色々すいません。。

車まで頼む事になって。。」


「いや 良いんだよ 気にしないで」


「でも元々社さんとで2人で丁度良い車を

私1人増えた事でこんな事に。。」


「そうだよね

あんな車じゃ乗せられてる人も気を使っちゃうよね~
後ろに乗ると乗ったり降りたりも大変だし」と社も言う


「そうですよね・・ 何であれ乗ってるんだろう?」


(キョーコちゃん乗せる事考えてないからじゃないのか?)


(そんな訳ないじゃないですか

出来れば毎日送迎したいくらいですよ)


(あの車がどれだけ3人という人数で優れていないのか

分かって言ってるのか?)


(3人乗るのに2ドアーって大変なんだぞ?
キョーコちゃんがいつも恐縮するのってそれなんじゃ?)


(どういう事ですか?)


(乗りにくくて荷物も載せられないし・・って思われてたら?)


現に後ろに乗る人が荷物を膝の上で持ってもらうことは

あったりする


「あ あの~?」


「あ ごめんね 最上さん 俺の車乗りにくい?」


単刀直入で普通聞くか!?


「普通に乗ってればそうは思いませんけど
やっぱり後ろに乗ってしまったり荷物あると大変ですよね」


(ほらな)


自分は運転してて他の人の事を考えて居なかったって事か・・


「私は乗る事は滅多にありませんから気になりませんけど」


乗る事無いから気にならない・・


「車変えます 絶対に!」


「おお! これで楽になる」社が泣きそうな程喜んでいた


「あ・・こんな時間までごめんね」


「いえ で 私はどうしたら?」


「明日の夜7時過ぎの新幹線に乗れるよう頑張る で良い?」


「あ はい 分かりました」


「明日の事は明日朝一で俺が言っておくよ」


車の買い替えの会議 ではなく1日のオフの話が決まり
明日夜の新幹線で東京に帰る事になった


「それじゃキョーコちゃん遅くまでごめんね

蓮もお疲れ様 おやすみ~」
社が先に部屋を出て行った


「じゃ 長い時間ごめんね お疲れ様 おやすみ最上さん」


「お疲れ様でした おやすみなさい」


と言うと最近定番化したドアーを開ける寸前のおでこにkissをし
蓮が部屋を出て行った


だから それはいらないんですって。。///


翌朝起きるとシャワーを浴び早速支度をし朝食を取りに向かう
数分すると蓮と社もやってきた


「最上さんおはよう 早いね」


「敦賀さん 社さん おはようございます
朝シャワー浴びるのに早めに起きてしまって」と笑う


「キョーコちゃん 自宅に寄る時間は取れると思うから
荷物持っていくと良いかもよ?」


「ほんとですか じゃ そうします
来た頃と比べると夜とか涼しくなりましたね」


「そうだね」


キョーコは朝食をさっさと済ませ

「それじゃ ちょっと荷物の整理してきます

お先に失礼します」


自分の部屋に戻り

普段から整理はしてあるので詰めるのも簡単で
持ち帰る服をキャリーバックに詰めて行く


これは置いていって良いし この辺だけ入れ替えよう


用意も出来てそろそろ良い時間になったので撮影場所に行く
ロケバスに乗って台本を見ながら待っていた


「ぇ キョーコちゃん はやっ!」


「あぁ 持っていく物だけ詰めたので早く終わりました」


今日はホームステイのせいかが問われる撮影
父さんと母さんを思い出してやれば絶対出来るっ!


「最上さん 今日の撮影」


「はい 父さんも母さんも居ますから大丈夫です」と微笑んだ


「そうだね 君なら出来るよ」蓮がキョーコの頭を撫でる



------------------------------------------------------