早速蓮が社長に電話をしウィッグの用意をしてもらい
2人で着替えなどを済ませると事務所に向かった


「急な事ですいません」


「いや 構わんよ 日本じゃ自由利かないからな」


コンタクトを外していて青い目が一応ばれないように
サングラスをしていて隠していた蓮が
ウィッグを着けるとサングラスを外し久遠になった


キョーコは反対にコンタクトは着けても外しても
どっちもばれないであろうという事でそのままで
ウィッグだけ変えてみた


「最上くん 黒髪のロングも良いね」ローリィが満足な顔をした


「それじゃ 行って来ます」と蓮が挨拶をしてその場を離れた


事務所から出てくると早速車に乗り込み
行き先について話しを始めた


「さて 何処に行こうか 何か色々と楽しみだね」と笑う


「そうですね 何処にしますか?」


「あっ 一応会話は英語にしようか」


「そうですね 久遠ですもんね」と微笑んだ


「キョーコの事はなるべく名前で呼ばないようにするから」


「あ。。キョーコもシルヴィアも名前出てますね。。
何で本名にそっくり?同じ?な芸名なんだろう
こういう時に凄く不便に感じますね」


「ニュアンスが違うだけで京子とキョーコは同じだよね
俺も他人に呼ばれてるの聞くのあんまり嬉しくないし」


「すいません。。。」


「いや ただの嫉妬と独占欲だから」と笑った


「君からkissしてくれたら許してあげるけど?」


「何かちょっと意地悪」


キョーコが運転席の蓮の顔の前に顔を寄せて
kissをすると蓮がそのまま抱きしめ長めのkissをした

そしてちょっと上機嫌になった蓮が


「日本で買っていきたい物とかある?」


「そうですね。。 特にないかも?」


「日本のチャイナタウンでも行きますか?
そういえば俺 行った事ないんだよね」


「そういえば私も東京以外はほとんど撮影で行ってないですね」


「じゃ 横浜にでも行きますか 行く前にちょっと電話するね」


蓮が車から一旦出ると電話をかけ終わると車に戻り
早速ナビに横浜を登録すると出発した


まずは中華街に向かい到着すると日本語禁止と念を押し
2人で手を繋いで中を探索する


「思ったより広いんだね お寺?もあるし」


「そうですね しかも平日なのに結構人居るんですね」


「まさか日本の横浜でしかもこの人ごみの中を歩けるなんて
今まで思ってもみなかったな・・・」


「そうですね 彼では5mも歩けないかもしれませんね」と笑った


1時間以上はゆっくり探索をしお土産屋などを何件か入って
中国茶専用のティーセットを購入して中華街は後にした


「LAとはまた別で面白かったですね」


「そうだね 俺は何よりもこうやって日本でデート出来ることが
楽しくてしょうがないけどね」蓮が嬉しそうな顔をしていた


中華街から車はみなとみらいの方面に向かい
赤レンガ倉庫やついでにワールドポーターに行き


「あれ 登ってみようか」


「登れるの?」


「うん 今なら夕焼けと夜の中間で景色綺麗だと思うよ」と微笑む


今度は車をランドマークタワーの駐車場に移動をし
スカイガーデンに行く事になった


「うわぁ 高いですね~ それに空が綺麗」


「夕方から夜に変わる空って綺麗だよね」


「サンタモニカ思い出しますね」と蓮の顔を見て微笑む


「そうだね あそこも遊園地あったしね
君とLAで作った思い出だね」と微笑み


キョーコの頬を撫で蓮がしばらく見つめる


「どうしたの?」
ずっと見られてる事が気になり蓮に問いかけると


「ううん 映画で忙しくて最近言ってなかったなって」


「何を?」


「キョーコに 愛してるって」


「なっ! 何いきなり言ってるんですかっ。。。///」


「アハハ もう1年以上毎日一緒に居るのにまだ赤くなる」と笑う


「当然です! 中身は変わらないんですから//」


「今年の君の誕生日前にはもう2年になるのか・・・
付き合ってるっていうより夫婦みたいだけど」と笑う


「そうですね 一緒に暮らして一緒に行動してるので
付き合うよりそっちのが近いかもしれませんね」


「日本でこうやって思い出が作れて嬉しいな」


「毎日が思い出ですね」


「そうだね」


キョーコを抱き寄せkissをすると景色を見ながら満足そうに
蓮が微笑んだ


「明日は大事な映画の打ち合わせもあるし
夕食でも食べて帰ろうか」


「そうですね」キョーコも微笑み返事をする


今居るスカイガーデンの下がホテルになっていて
そこの和食の店で夕食を摂る事になった


店に入ると個室に通され

「何時の間に予約なんてしてたんですか?」


「事務所で車に乗ったとき?」


「あっ! 一旦車から出たときですかっ!」


「うん まぁ 予約の電話は事務所がしたんだけど
どれにするか迷ったんだけど
日本に着たし折角だから和食にしたんだ」


「フレンチとかのが良かった?」


「洋食系ならLAにいくらでも店はあるので」と微笑む


「そう言うと思った」


料理が来るまでキョーコが窓を覗く

「ここからでも景色見えるんですね」



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毎日1話更新ですいません・°・(ノД`)・°・






「料理ですか」


「ええ 私これでも料理得意なんですよ?
他にもローズカフェってご存知ありませんか?
そこも行ってみたいんですけど。。。」


「お嬢様は何が趣味だったり特技なんですか?」

運転手が質問し蓮がナイスとばかりに目を合わせる


「そうですね。。料理とか手芸とかそういうのですかね
後は家事全般?」と笑った


「女性らしいですね」


「いえ そんな事ないですよ
女性らしいというと聞こえは良いですけど所帯じみてますよね」


(蓮 お前じゃなくても男なら落ちるな
お前居なかったら俺もやばい)


(社・・・)鋭い目で社を見る


(いや そうだろう? 理想的すぎる!)


「2人ともどうかなさったんですか?」


「いえ 仕事の話をしてまして邪魔にならないようにと」

社が答える


「そうでしたか こちらこそお邪魔してすいません」と微笑んだ


そろそろ良い時間になったと言う事でお店を出て
スタジオに向かった


午前中は昨日と同じくらい忙しく昼休憩はキョーコもまた
疲れた顔になっていた


「お嬢様 大丈夫ですか?」


「はい 朝からとても楽しかったので
今日は昨日よりは頑張れそうです ありがとうございます」


何て優しくて良い子なんだ・・ 社は感動していた


「お嬢様 失礼でなければ足 マッサージしますけど」


「いえ そんな事はさせられません。。」


「いえいえ これでも結構上手いんですよ
ふくらはぎだけでもやっておけば 大分違うと思いますし」


そう言って蓮がキョーコの足をマッサージしていた


休憩が終わると


「蓮さん長い間ありがとうございます
だいぶどころかかなり楽になりました ありがとうございます」
蓮に頭を下げお礼を言う


そして社が丁度席を外してるのを良い事に


「お礼ならこちらの方が嬉しいんですけど」
と微笑み唇に指を当てると


「え。。えっと。。家に帰ったらで。。//」


「はい」と言って微笑んで返事をしおでこにkissをした


楽屋から出るとキョーコは着替えなどに向かい
蓮はスタジオの端に行くと社もそこにやってきた


どこからかキョーコの声が聞こえてきた


「あれ お嬢様の声だよな?」


「あっちか!!」

2人で急いで駆けつけると1人の男に腕を捕まれていた


「松太郎 離して!!」


「キョーコのくせに だいぶ綺麗になったな」


「お嬢様!」


「なんだよこいつら しかもお嬢様?
あぁ そういえばお前お嬢様になったんだっけなぁ」と笑う


「お嬢様 この男は?」


「あ 俺? 婚約者の不破尚 よろしくな」


婚約者?どういうことだ!?

社に目を向けるが首を振っていた


「何言ってるのよ! それはあんたの親とうちの母親が
私が子供の時に口約束しただけで無効の話じゃない
まさか そんなの信じてるわけじゃないでしょう」


「今のお前なら俺構わないぜ?
ついこの間までのお前なら断ったけどなっ」と笑う


「蓮さん 社さん 行きましょう。。」


スタジオに入ると先ほどの不破がmen'sのモデルだったらしく
絡みはないが一緒に何枚か撮る事になっていた


「おい 何だあの不破尚って」
明らかに目は怒っている蓮が社に問いかける


「蓮待て 今調べさせるから」


早速電話を取り出し社が不破についてを調べさせる
そして1時間程すると折り返しの電話が返ってきた


「俺が出る」蓮自ら電話に出て不破の話を聞く


2人は幼馴染でキョーコがお世話になっていた旅館の息子が
不破尚(不破松太郎)だった

子供の頃からお世話になっていたのもあって
キョーコは女将修行などもさせられ将来的には2人が結婚をし
旅館を継がせようとしていたらしい


不破が16の時歌手としてデビューをし
今ではかなりの人気を誇るシンガーソングライター


「へ~ 幼馴染か でもあれだけ嫌がってるんだ
問題無いな ただうざったいがな」
そう言うと蓮が電話を切った


「おい蓮 お前顔怖すぎ お嬢様泣くぞ?」


「あぁ 彼女の前じゃこんな顔はしない」


撮影が終わると蓮と社で囲み不破を寄せ付けないように
楽屋に連れて行く


「先ほどはすいませんでした。。。」


「あいつは何なんですか?」


「あぁ。。幼馴染で先ほど私が言った通り
親達が勝手に婚約者だと決めた相手です。。」


「今もなんですか?」


「私にその気もありませんし
もうこっちの家に居るので無効だと思いますが」


「私には自由って無いんでしょうか....... 」
とキョーコが小さな声でつぶやく


それを聞いて蓮が何かを言おうとしたが


「何言ってるんですかね」とキョーコは笑ってごまかしていた


「あの。。すいません 着替えをしちゃいますね」


「あぁ 失礼しました」そう言って2人が廊下に出る


「おい 社 俺そろそろ限界だぞ」

握りこぶしを作り耐えていた


「そうだね・・ さっきのつぶやき俺も聞こえたよ
突然素性言うのは多分信用してもらえないと思うから
慎重に少しづつ動き出すか・・・」


「それとあのオヤジの事は?」


「それが尻尾出さないんだよ 全く分からず」


何を企んでるんだ・・ 絶対何かするつもりだ


身支度が整いキョーコが楽屋から出てきた

「最近忙しすぎますね 疲れちゃいました」と笑う


俺らに心配させないようにしてるのかな・・
社がキョーコを心配していた

蓮も同様にキョーコの顔を見て心配をしていた



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一応補足?

強気でちょっとダークな蓮=カインのような蓮が好きなせいか

ここに出てくる蓮はそんなタイプで書いてます


one more loveの蓮もそうでしたがw





洗濯機を借りて溜まっていた洗濯を社がさせてもらっていると
それを見ていたキョーコがアイロンは苦手という社の変わりに
やってあげることに


「アイロンって難しいですからね
慣れないと時間ばかりかかっちゃうし」と笑う


「キョーコちゃん流石だね・・・ 家事は何でも出来るんだ
本当に蓮が羨ましいよ」と微苦笑をする


「社さんも早く 結婚しちゃうとか」


「ん~ こんな仕事してると出会い無いからね」とシミジミ言う


「敦賀さんと並んで歩いてるとこを何度も見ましたが
みんなイケメンが揃って歩いてるって見惚れてましたよ?
社さん本気で探せばすぐじゃないですか?」と微笑む


「あはは またまた・・ みんな蓮を見てでしょ」と笑う


「いえいえ 本当ですっ!」


何やらリネン室で楽しそうにしてるのが気になる蓮は


「何話ししてるの?」


「あぁ 社さんモテるのに何で結婚しないのかな?って話しを」


「そうですよ 社さん男から見ても魅力あるんですから」


と言いつつ背後からキョーコの腰を抱いていた

というのも相手が社という事で心配することではないのだが
2人で楽しそうにしゃべっていてちょっとヤキモチを妬いていた


アイロンも終わり社も蓮たちも部屋に戻り寝ることにした


「さっきは相手が社さんだから心配することじゃないのに
俺が居ないところで楽しそうなキョーコの声が聞こえて
嫉妬したよ」


「社さんがアイロンをぎこちなくしてたんで
手伝ってただけですよ?」と微笑む


「分かってるけどね」


と微笑み優しくkissをし抱きしめられ夜が更けた



翌日朝食をお気に入りのカフェに行き3人で食べることに


「蓮とこうやって外に出歩いて顔出ししてカフェとか
日本じゃ考えられないな」


「俺達もこっちに着たばかりのときはそんな事言ってて
毎日のように出歩いてましたね」と笑う


その後食材の買出しでファーマーズに向かい


「男の俺が言うのもおかしいけど
こういうとこでも面白いな」と社が笑う



それから2,3日は事務所から連絡が来ずその間に
社を連れて今までキョーコと行った場所などを
観光がてら回って遊んでいた


そしてようやく事務所から連絡があり
来週にでも日本に来てほしいということになり
3人で日本に戻ることに......


日本に戻ると早速3人で事務所に向かい
社長を混ぜて映画もさることながら今後について話し合う


「まずは辻が花の映画を製作側と話し合うのは
明後日の午後からだ」


「「はい」」


「そしてお前達の事なんだが」


「アメリカで撮っていた映画
あれで2人の素性が旨い事にばれるからそれを使いたいが
上映は冬辺りか? それでどうだ?」


「ここまで来たら僕はそれでも構いませんよ
それに彼女も公開日近くには20歳になる事だし
親の許可もいらなくなるのである意味好都合です
キョーコどう?」


「私は敦賀さんに従います
事務所のおかげでこうしてずっと一緒に居れましたし
何よりも敦賀さんと同じ意見ですが

20歳になれば許可が必要ないので」
とキョーコが微笑んだ


「しかも辻が花の撮影のスケジュールによっては
あの映画の公開前後に撮影が終わるかもしれない」


「それなら好都合ですね」


それからしばらくして事務所での話し合いは終わり
今回も以前蓮が住んでいたマンションを住処として
日本に滞在することになった


2人マンションに戻ると

「日本にはどのくらい居るんでしょうかね?」


「明後日の製作側との会議で話しを聞かない限り
スケジュールがさっぱりだね」


「私 髪を戻した方が良いかと思うんだけど。。。

蓮はどう思う?」


「やっぱり日本に来ると蓮って呼ぶんだね」

と肩を揺らし笑った


「この家でその風貌だし 久遠って感じ全くなしです!」


「おかしいなー LAでもこの姿なのに?」


「LAだと英語だし 久遠って思えば久遠ですよ?」


「まぁ この部屋の中だとイメージが強すぎるのかもしれないね
それで髪だけど 会議の後でも良いんじゃない?
撮影がいつからかも分からないし」


「たしかにそうですね。。。 じゃ そうします」と笑った


翌日はオフの日ではあるが 日本であまり出歩く事も出来ず
このまま何日間滞在するのかも分からない


持ってきている服で足りない場合は買い物に行きたいところだが
それもまだ分からない為 外出は食事を社長宅に行くくらい


「ん~ 何もする事ないのも困るね」と蓮が微苦笑する


「そうですね。。。
この部屋には私物も 持ってきたものしかないし。。。」


「そうだ! 俺も変装してデートにでも行こうか?」


「えっ? ばれませんか?」


「俺が目を裸眼にして金髪にして
君は黒髪のロングにするってどう?」と笑う


「日本では全く出したことない風貌ですね」と笑った


「よし ばれたらばれたで 試しにやってみようか
んじゃ 早速用意してまずは事務所に行こう」



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この話もどう終わらせるか迷ってきたので

そろそろ畳みかけようかな・・・ と(´Д`;)


どうも後半の話しを書くのが苦手な自分

書いている本人がこれでどうする!!


と自分に叱咤激励(-"-;A