「料理ですか」


「ええ 私これでも料理得意なんですよ?
他にもローズカフェってご存知ありませんか?
そこも行ってみたいんですけど。。。」


「お嬢様は何が趣味だったり特技なんですか?」

運転手が質問し蓮がナイスとばかりに目を合わせる


「そうですね。。料理とか手芸とかそういうのですかね
後は家事全般?」と笑った


「女性らしいですね」


「いえ そんな事ないですよ
女性らしいというと聞こえは良いですけど所帯じみてますよね」


(蓮 お前じゃなくても男なら落ちるな
お前居なかったら俺もやばい)


(社・・・)鋭い目で社を見る


(いや そうだろう? 理想的すぎる!)


「2人ともどうかなさったんですか?」


「いえ 仕事の話をしてまして邪魔にならないようにと」

社が答える


「そうでしたか こちらこそお邪魔してすいません」と微笑んだ


そろそろ良い時間になったと言う事でお店を出て
スタジオに向かった


午前中は昨日と同じくらい忙しく昼休憩はキョーコもまた
疲れた顔になっていた


「お嬢様 大丈夫ですか?」


「はい 朝からとても楽しかったので
今日は昨日よりは頑張れそうです ありがとうございます」


何て優しくて良い子なんだ・・ 社は感動していた


「お嬢様 失礼でなければ足 マッサージしますけど」


「いえ そんな事はさせられません。。」


「いえいえ これでも結構上手いんですよ
ふくらはぎだけでもやっておけば 大分違うと思いますし」


そう言って蓮がキョーコの足をマッサージしていた


休憩が終わると


「蓮さん長い間ありがとうございます
だいぶどころかかなり楽になりました ありがとうございます」
蓮に頭を下げお礼を言う


そして社が丁度席を外してるのを良い事に


「お礼ならこちらの方が嬉しいんですけど」
と微笑み唇に指を当てると


「え。。えっと。。家に帰ったらで。。//」


「はい」と言って微笑んで返事をしおでこにkissをした


楽屋から出るとキョーコは着替えなどに向かい
蓮はスタジオの端に行くと社もそこにやってきた


どこからかキョーコの声が聞こえてきた


「あれ お嬢様の声だよな?」


「あっちか!!」

2人で急いで駆けつけると1人の男に腕を捕まれていた


「松太郎 離して!!」


「キョーコのくせに だいぶ綺麗になったな」


「お嬢様!」


「なんだよこいつら しかもお嬢様?
あぁ そういえばお前お嬢様になったんだっけなぁ」と笑う


「お嬢様 この男は?」


「あ 俺? 婚約者の不破尚 よろしくな」


婚約者?どういうことだ!?

社に目を向けるが首を振っていた


「何言ってるのよ! それはあんたの親とうちの母親が
私が子供の時に口約束しただけで無効の話じゃない
まさか そんなの信じてるわけじゃないでしょう」


「今のお前なら俺構わないぜ?
ついこの間までのお前なら断ったけどなっ」と笑う


「蓮さん 社さん 行きましょう。。」


スタジオに入ると先ほどの不破がmen'sのモデルだったらしく
絡みはないが一緒に何枚か撮る事になっていた


「おい 何だあの不破尚って」
明らかに目は怒っている蓮が社に問いかける


「蓮待て 今調べさせるから」


早速電話を取り出し社が不破についてを調べさせる
そして1時間程すると折り返しの電話が返ってきた


「俺が出る」蓮自ら電話に出て不破の話を聞く


2人は幼馴染でキョーコがお世話になっていた旅館の息子が
不破尚(不破松太郎)だった

子供の頃からお世話になっていたのもあって
キョーコは女将修行などもさせられ将来的には2人が結婚をし
旅館を継がせようとしていたらしい


不破が16の時歌手としてデビューをし
今ではかなりの人気を誇るシンガーソングライター


「へ~ 幼馴染か でもあれだけ嫌がってるんだ
問題無いな ただうざったいがな」
そう言うと蓮が電話を切った


「おい蓮 お前顔怖すぎ お嬢様泣くぞ?」


「あぁ 彼女の前じゃこんな顔はしない」


撮影が終わると蓮と社で囲み不破を寄せ付けないように
楽屋に連れて行く


「先ほどはすいませんでした。。。」


「あいつは何なんですか?」


「あぁ。。幼馴染で先ほど私が言った通り
親達が勝手に婚約者だと決めた相手です。。」


「今もなんですか?」


「私にその気もありませんし
もうこっちの家に居るので無効だと思いますが」


「私には自由って無いんでしょうか....... 」
とキョーコが小さな声でつぶやく


それを聞いて蓮が何かを言おうとしたが


「何言ってるんですかね」とキョーコは笑ってごまかしていた


「あの。。すいません 着替えをしちゃいますね」


「あぁ 失礼しました」そう言って2人が廊下に出る


「おい 社 俺そろそろ限界だぞ」

握りこぶしを作り耐えていた


「そうだね・・ さっきのつぶやき俺も聞こえたよ
突然素性言うのは多分信用してもらえないと思うから
慎重に少しづつ動き出すか・・・」


「それとあのオヤジの事は?」


「それが尻尾出さないんだよ 全く分からず」


何を企んでるんだ・・ 絶対何かするつもりだ


身支度が整いキョーコが楽屋から出てきた

「最近忙しすぎますね 疲れちゃいました」と笑う


俺らに心配させないようにしてるのかな・・
社がキョーコを心配していた

蓮も同様にキョーコの顔を見て心配をしていた



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一応補足?

強気でちょっとダークな蓮=カインのような蓮が好きなせいか

ここに出てくる蓮はそんなタイプで書いてます


one more loveの蓮もそうでしたがw