「あ・・ うん おはよう」


「先生 ずっとそこに?」


「うん」


「体壊します お家で寝てください」


「それは拒否」


「どうして?」


「君から離れたくないから」

真顔で当たり前のように蓮が言う


「ぇ。。 そんな。。 そんな事。。」


「ん?」


「優しくされるのも そんな事言われるのも初めてで。。 」


キョーコの右手を取り

「じゃ 君の初めては全部 俺のものだね」
と言って右手にkissをする


キョーコが唇に力を入れる


「ダメだよ?」


「大丈夫です 泣きません!」


「本当に可愛いね ごめんね怒らないでね」と言って微笑み


そして椅子から立ち上がりキョーコの口にkissをする


「ぇ!? 今のなんですか?」


「ん? kiss」と笑う


右手で唇に触れ赤くなっているのが分かる
 
「ごめん それも初めてだった?」


「はい。。 」


本当に純粋で綺麗なままなんだね・・
たしか今年19だったよな? まだkissも無いんだ
蓮はその相手が自分だった事が嬉しかった


「でも。。 先生だからいいです///」
と赤くなりながら強がる


蓮は更に嬉しく顔を歪ませ

「ありがとう じゃ もう1回貰っちゃうね」

と言って少し長めにまたkissをする


彼女の唇の感触・・ 気持ちが良いな・・
好きな人のkissって こういうモノなんだな

経験は多いくせに初めて知った・・
kissだけで幸せな気持ちになる



コンコン
「おはよう 最上くんどう?」


「おはようございます まだ頭が痛いですが
今のところはそのくらいです」


「強く打ったみたいだから しばらく痛いかもね
もうちょい辛抱してね」


「はい」と笑う


診察が終わり担当医が部屋を出る
そこに蓮も一緒に出る

そしてその間
キョーコは看護婦に着替えや歯磨きをしてもらっていた


「敦賀くんどう?」


「昨日 少し記憶障害あったんですが
色々話しをして少しづつ思い出したりって感じですね」


「まぁ 一時的だと思うから
そのうち思い出すとは思うけどね」


「麻痺のほうはどう?」


「まだ感覚無いみたいなんで 左手を昨日マッサージして
今日もやってみますけど」


「麻痺は治るか分からないけど よくなる事を祈ろう」


そう言って蓮の肩を叩き担当医が行った
看護婦が出た事を確認し蓮も部屋に戻った


「最上さん ちょっと出るけど 1人で大丈夫?」


「あ はい どこに?」


「着替えを取りに行って来るよ 何か欲しいものある?」


「見えないんで 何も出来ないしありません」と笑う


「じゃ 行って来るね 大人しく待っててね」


そう言ってキョーコの唇にkissをして部屋を出た


「もぅ///」


1時間程で蓮が戻り

「お待たせ」


「おかえりなさい」


「さて左手 触るからね」


キョーコが右手を上げ何かを探しているようだった


「何してるの?」と笑うと


「先生の頭探してるんです」


「ぇ? なんで」


「髪の毛気持ち良いんで 触るの好きなんです」と笑う


蓮が微笑みキョーコの右手を掴み

「ここです」


「ほんと先生の髪ってさらさらで気持ち良いですね」


「そう?」


「あっ シャンプーの匂いがする」と笑う


しばらくマッサージをしながらしゃべってると
頭を撫でられたせいで蓮が寝てしまった


「こんなとこで寝てるから疲れが取れないんですよ」と笑う



1,2時間すると蓮が目を覚ました


ダメだ・・ 気持ちよすぎてつい寝ちゃったな
ふっ 今度は彼女が寝てるのか


頬を少し触れ 可愛いな・・

立ち上がり頬と口にkissをする

やばい 1人でにやけてるのが分かる・・



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浅い知識で書いているので

「それはねーよ!www」と言うのがあるかもしれませんが

そこはスルーで!(´∀`)






「先生 さっき 俺の事すぐ言わないで えっとって」


「少し 意識障害を起こしているのかもしれない
様子を見ないと分からないから 注意してみててあげて」


やっぱり・・「はい」


病室に戻りキョーコに話しかける


「最上さん」


「はい」


「俺の名前忘れちゃった?」


「えっと。。 蓮先生?」


初めて名前で呼ばれた・・ 嬉しいがでも普段呼ばないのに


「ん~ 当たってるけど いつもは別の呼び方だね」


数分考え

「ん。。 つ。。 るが先生?」


「うん 正解」


こうして全てでは無いが忘れてしまっている事を
思い出させるように会話をする

これは記憶にあるんだろうか


「じゃ 君の彼氏は?」


「私 居ませんよ?」


まさかここを忘れられるなんて・・


「俺だよ?」


「先生 冗談はよして下さい」と笑う


「昨日の夜 俺 ここで告白したんだけど」


「本当なんですか?」


「うん」

思い出してくれ・・ 


「ごめんなさい。。 覚えてないです。。 」


しょうがないか・・ その話をしてすぐ手術になったし
思い出してほしい


「最上さん 俺の事どう思う?」


「優しくて 素敵な先生だと思いますよ?
背も高いし」と笑う


「背が高いのなんで知ってるの?」
これは覚えているのか?


「やだな先生 背を比べたじゃないですか」と笑う


「うん そうだね」

君に初めて触れた時だ・・ 覚えてくれたんだと微笑む 


「好きとかは?」


「私。。 一応ですが婚約者居るんでそんな事は言えません」
顔がよく見えないけど 寂しげな声で言う


あいつの事は記憶にあるのか・・
俺の事は記憶に無いのに・・


「婚約者の事 好きなの?」


「いえ。。 子供の頃は好きだったと思いますが
さすがに年を取ってくるとそれが違うって事が分かって
今はそういう感情は一切ありません。。 」


「あれ?私。。 これって前にも話しした気が... 」


「ぇ? 何で!? 好きじゃないんだよね?
帰るとこが無いなら俺のとこに来れば良いじゃないかっ!」


蓮が昨日話した事と同じ事を言ってみる


「あ。。 それも聞いた事が。。」


「昨日 君に告白してその後の会話の中で言ったものだよ?」


「ぇ。。? じゃ告白って本当なんですか?」


「うん そんな事嘘言ってどうするの?」と微笑む


「ごめんなさい。。 大事なことなのに。。 」


「あっ!泣いちゃダメだからね?
少しは思い出した?」


「はい。。」


「それで返事は?」


「私も好きだと思います。。」少し恥ずかしがる


「ありがとう」嬉しくて右手にkissをする


「ぇ!?」


「あー 口にしたいけど まだ頭の事もあるし
嬉しい表現を手にしちゃったダメだった?」


「い。。いえ。。 そういうの初めてで///」


ということはあの男はまだ一切手を出してないのか
蓮が心の中で安心をする


そうだ こんな事より!


「最上さん 左手触るけど良い?」


「あ はい」


座る位置を変え キョーコの左腕をずっとマッサージをする


「感覚 まだ無い?」


「はい」


「じゃ 感覚戻るまで毎日やるから」


「そんな。。 先生大変です! 辞めてください」


「良いんだよ 俺がしたいんだから」と微笑む


先生。。 私こんなに優しくされたの初めて。。



そして翌朝

またしてもキョーコのベッドに頭を乗せ蓮が眠っていた


「先生? 居るんですか?」


左の手は動かす事が出来ないため 頭が触れず
確認が出来ないため 蓮が居るのか声をかけた



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「ううん 私も先生と毎日話すの楽しみで
いつ今度は来るのかって 楽しみにしてました」


「でも。。 私には婚約者が居て
先生にそんな事言えないし。。 」


「それって 最上さんも俺のこと・・?」


「はい。。」と微笑む


「ありがとう」


と微笑んだが内心嬉しくてしょうがなかった


「婚約者 君は好きで付き合うわけじゃないんだよね?」


「はい。。 子供の頃は好きだったと思いますが
さすがに年を取ってくるとそれが違うって事が分かって
今はそういう感情は一切ありません。。」


「ただ私にはあそこしか帰るところが無いので
先生 ありがとうございます
お気持ち聞けただけで嬉しいです」


「ぇ? 何で!? ちょっと待って!」


両思いと分かって

ここで引き下がれるわけが無いじゃないかっ!


「好きじゃないんだよね?
帰るとこが無いなら俺のとこに来れば良いじゃないかっ!
そんな事言わないでくれ・・ 」


蓮は寂しげな目で言う


「そんな。。 だって今話ししてすぐそんな訳には。。 
何よりも 私の顔も素性も知らないのに

そんな決めて良いんですか?」


「顔?素性? 今まで話をしてきて

それでこんなに好きになったのにそんなの関係あるの?」


「こんな話早すぎると思うかもしれないけど
俺 君とはずっと一緒に居たいんだその家には帰す気ないよ」


キョーコが涙を流す

「ありがとう。。 先生。。」


「今は泣かないほうが良いから」


「あっ 目が覚めたしちょっと呼ぶね」

今更ながら担当医を呼ぶ


「キョーコちゃんどう?」


「頭が痛いですね」と苦笑いをする


「他は?」


「あの。。 私階段から落ちたんですよね?」


「うん そうだよ それで頭を切ってしまってね
少しだけ縫ったけど傷は隠れるし大丈夫」


「あの。。 私の左手ってありますよね?」


ぇ!? 彼女にとって一番大事であろう手の感覚が無い!?


「あるよ 感覚ない?」


「はい 全くあるように感じなくて」


「ちょっと良い?」


担当医がキョーコの左手を触る


「どう?」


「いえ なんとも」


「これは?」と言って叩いたり抓ったり


「何かしてるんですか?」


そこで突然キョーコが

「うっ。。 気持ちが悪い。。」


「最上さん これに吐いて良いから」
近くにあった手を洗うための洗面器のようなものを差し出す


担当医が顔色を変え焦った声で聞く

「気持ち悪いって思ったの いつから?」


「今が初めてです」と蓮が言う


「緊急オペ 早くみんなに伝えて」


「はい!」



夜になっていると言う事もあって医院長が執刀医としてやることに
蓮も手術室で立ち会う


実はインターンとは言ってるがアメリカでは経験があった


「頭の中に血が溜まっていたか」


最上さん..... 怒りが込み上げてくる
俺の身勝手でこんな事に・・


あれだと思うけど そうなると死の可能性も無くわない・・
やっと伝えたのに! 死なないでくれ・・



「蓮 大丈夫か? ダメなら他に変わらせるぞ」


「いえ ここに」


特に合併症も無く頭のほうは無事に終わり
目も一緒に手術をした


「蓮 お前 この子の事 どのくらい思っているか分からないが
もし後遺症があったら」


「元々は俺の責任です その責任を取る訳ではありませんが
もうずっと居るつもりです」


「そうか・・ 助かったんだ
社会復帰もそんなに悪い数字じゃない
彼女の事 ちゃんと見てやれ」


「しばらく彼女が治るまで彼女専属で動くと良い」


「はい ありがとうございます」



部屋に戻され 今は麻酔で眠っていた


「最上さん。。 」


翌朝 ベッドに頭を倒れこみ寝ていると
頭を撫でられていることに気がつく
気持ちが良い・・・あっ 最上さんか!


「最上さん?」


「えっと 先生ですよね?」


えっと? まさか・・


「今 先生呼ぶから待ってね」


しばらくして担当医が来る


「目が覚めたみたいだね」


「はい 頭が少し痛いです」


「うん しばらくはしょうがないかもね」


蓮も症状は分かったが確認の為部屋を出た

担当医に蓮が話しかける



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