「ううん 私も先生と毎日話すの楽しみで
いつ今度は来るのかって 楽しみにしてました」
「でも。。 私には婚約者が居て
先生にそんな事言えないし。。 」
「それって 最上さんも俺のこと・・?」
「はい。。」と微笑む
「ありがとう」
と微笑んだが内心嬉しくてしょうがなかった
「婚約者 君は好きで付き合うわけじゃないんだよね?」
「はい。。 子供の頃は好きだったと思いますが
さすがに年を取ってくるとそれが違うって事が分かって
今はそういう感情は一切ありません。。」
「ただ私にはあそこしか帰るところが無いので
先生 ありがとうございます
お気持ち聞けただけで嬉しいです」
「ぇ? 何で!? ちょっと待って!」
両思いと分かって
ここで引き下がれるわけが無いじゃないかっ!
「好きじゃないんだよね?
帰るとこが無いなら俺のとこに来れば良いじゃないかっ!
そんな事言わないでくれ・・ 」
蓮は寂しげな目で言う
「そんな。。 だって今話ししてすぐそんな訳には。。
何よりも 私の顔も素性も知らないのに
そんな決めて良いんですか?」
「顔?素性? 今まで話をしてきて
それでこんなに好きになったのにそんなの関係あるの?」
「こんな話早すぎると思うかもしれないけど
俺 君とはずっと一緒に居たいんだその家には帰す気ないよ」
キョーコが涙を流す
「ありがとう。。 先生。。」
「今は泣かないほうが良いから」
「あっ 目が覚めたしちょっと呼ぶね」
今更ながら担当医を呼ぶ
「キョーコちゃんどう?」
「頭が痛いですね」と苦笑いをする
「他は?」
「あの。。 私階段から落ちたんですよね?」
「うん そうだよ それで頭を切ってしまってね
少しだけ縫ったけど傷は隠れるし大丈夫」
「あの。。 私の左手ってありますよね?」
ぇ!? 彼女にとって一番大事であろう手の感覚が無い!?
「あるよ 感覚ない?」
「はい 全くあるように感じなくて」
「ちょっと良い?」
担当医がキョーコの左手を触る
「どう?」
「いえ なんとも」
「これは?」と言って叩いたり抓ったり
「何かしてるんですか?」
そこで突然キョーコが
「うっ。。 気持ちが悪い。。」
「最上さん これに吐いて良いから」
近くにあった手を洗うための洗面器のようなものを差し出す
担当医が顔色を変え焦った声で聞く
「気持ち悪いって思ったの いつから?」
「今が初めてです」と蓮が言う
「緊急オペ 早くみんなに伝えて」
「はい!」
夜になっていると言う事もあって医院長が執刀医としてやることに
蓮も手術室で立ち会う
実はインターンとは言ってるがアメリカでは経験があった
「頭の中に血が溜まっていたか」
最上さん..... 怒りが込み上げてくる
俺の身勝手でこんな事に・・
あれだと思うけど そうなると死の可能性も無くわない・・
やっと伝えたのに! 死なないでくれ・・
「蓮 大丈夫か? ダメなら他に変わらせるぞ」
「いえ ここに」
特に合併症も無く頭のほうは無事に終わり
目も一緒に手術をした
「蓮 お前 この子の事 どのくらい思っているか分からないが
もし後遺症があったら」
「元々は俺の責任です その責任を取る訳ではありませんが
もうずっと居るつもりです」
「そうか・・ 助かったんだ
社会復帰もそんなに悪い数字じゃない
彼女の事 ちゃんと見てやれ」
「しばらく彼女が治るまで彼女専属で動くと良い」
「はい ありがとうございます」
部屋に戻され 今は麻酔で眠っていた
「最上さん。。 」
翌朝 ベッドに頭を倒れこみ寝ていると
頭を撫でられていることに気がつく
気持ちが良い・・・あっ 最上さんか!
「最上さん?」
「えっと 先生ですよね?」
えっと? まさか・・
「今 先生呼ぶから待ってね」
しばらくして担当医が来る
「目が覚めたみたいだね」
「はい 頭が少し痛いです」
「うん しばらくはしょうがないかもね」
蓮も症状は分かったが確認の為部屋を出た
担当医に蓮が話しかける
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