毎年、くららを連れて遊びに行く、蓼科の栽培農家のやっている店で、帰りにいつも蓼科の美味しい野菜を買ってきます以前のブログに書いたお店です。

 名古屋で買う野菜とは全く違う美味しさですが、ほとんど、関東に運ばれて、なかなか、名古屋には入ってきません。夏でも、朝晩の寒暖差が美味しい野菜を育てるのでしょうが、昨年の秋に、試しにミルキークイーンを5kg買いました。4000円を少し割る金額で安いと思いましたが、農協や、近隣のお米屋さんからそんなに安く売らないでくれと、圧力をかけられ、値上げをしての値段の様です。農家が直販すると安くできるのに、それを許さない仕組みがあるんです。

 お米の高騰の時期でしたので、伊那でもお米を買いましたが、家でミルキークイーンを食べると、コシヒカリの半分ほどの低アミロース(9.5~11.1%)で健康にもよく、粘り気があり、非常に美味しいです。ただ、通常より、水分を減らさないと柔らかすぎます。

 あまりにも美味しいので、現在は、FAXで注文して、郵送してもらっています。お米は重いので、送料が1300円ほどかかりますが、10kg頼んでいます。

 これまでは近所のお米屋さんで中野産のコシヒカリを買っていました。それも美味しかったですが、値段もどんどん上がり、買えないときもありました。今回のミルキークイーンは、味もはるかにその上をゆきます。冷めても美味しいのがミルキークイーンで、お弁当やおにぎりにも最適です。

 来年から、また、農水省の農協を守る減反政策で、米も減産でこれからもより高いお米を食べないといけないかと思うと残念です。

 2月6日(金)クリニックは代務の先生の診察でしたから、午前中は、衆議院選挙を期日前投票に行き、午後に、栄の愛知県美術館でゴッホ展を見てきました。 

 平日の午後でも、すごい人ですね。今回のゴッホ展はオランダのファン ゴッホ美術館の収蔵品を中心にした展覧会でゴッホの作品30点ほどと、テオへの手紙、ファン ゴッホ美術館が所蔵するバルビゾン派、ハーグ派などの絵が展示されています。あまりの混雑でじっくり、見ることができなかったのですが、ゴッホを有名にしたのは弟のテオではなく(テオはゴッホの死後6か月でなくなり)、テオの妻のヨー(ヨハンナ)と彼らの子供のフィンセント・ウィレムによるものだということがよくわかりました。

 ゴッホは甥の誕生を非常に喜んで「花咲くアーモンドの木の枝」を描いて贈りました。またテオは息子にフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホと兄の名前を付けました。

 生活のために、ヨーはフィンセントとテオのコレクションを売却するのですが、世界中にゴッホの作品が行き渡るように、考えた売り方をして、ゴッホの名前を世界に広め、ロンドンナショナルギャラリーのひまわりで、巨匠の仲間入りしました。また、エンジニア(ウィレムの愛称)は、ゴッホの作品を売るのをやめて、財団をつくりました。

 ゴッホ家のコレクションが今のファン ゴッホ美術館になったわけですし、家族がつないだ、画家の夢は見事に花開いたわけです。

近視は、以前は近くの物を見ることが多くなったので、調節緊張が続くことより、近視が進行すると言われていましたが、

現在では、眼鏡を装用しても、コンタクトレンズを使用しても、視力の出る中央はピントが合いますが、周辺はピントが合いません。実際には周辺は近視性のデフォーカスになり、網膜の後ろに結像するため、周辺から眼軸長が伸びるようになり、最終的に黄斑部の眼軸長も伸びるようになります。これまでは25歳を過ぎたら近視は進行しないと言われていましたが、実際には老視が始まるまで眼軸長は延長します。それに、高度近視の方が、より顕著に起こります。ですから、悪性近視となり、高度近視による網脈絡膜萎縮、近視性新生血管の発生、緑内障、加齢性黄斑変性症、網膜剥離などを起こす確率が1Diopter近視が進行するごとに、36%程度増加すると言われています。逆に1D近視が減少すると50%程度減少しますので、近視を進行させないためには周辺を遠視性デフォーカスにするべきだと考えられています。遠視性デフォーカスにするには、LASIK,PRK,オルソケラトロジー、近視抑制眼鏡(MiyoSmart®)、低濃度アトロピン点眼、近視抑制多焦点コンタクトレンズ(MiSight®)、1日2時間程度の屋外生活、赤色光、紫色光を目に当てる、スマホ・タブレットに対する20-20-20ルールなどがあります。

 昨年、1年間は心不全のリハビリのようなもので、少しずつ、仕事量を増やしてきました。学会にはほとんど参加せず、寂しい思いをしていました。参加していないと、何となく、眼科の先端から離れてしまうようで怖いです。ただ、一人医療法人ですので、最近は、代務が見つかりませんし、経営的なこともありますので、土曜の午前の手術をしてからの旅立ちになります。

 当然、遠方の福岡ですので、その日は学会に参加できず、日曜の朝イチからの参加です。9時からの多焦点・EDOFのセッションで、今のところ、自分自身の多焦点に対する考え方は、遅れていないことを再確認。久しぶりの質疑応答で、肩慣らし、次のセッションが屈折矯正手術、1席目が「LASIK眼の老視用IPCL」LASIKを施行して、20年たてば、老眼になります。それに対して多焦点のICLを入れるというお話です。データはまずまずとのことですが、多分すぐに、白内障になり、、ICLを取り出して、白内障手術をして、多焦点眼内レンズに置き換えるのは必定。そうであれば、老視がでて、老眼鏡を装用するのが嫌であれば、その時点で、白内障手術をして多焦点眼内レンズを挿入すればよいだけのこと。

LASIK→IPCL→MultiIOLと3回手術をすることは、そのクリニックにとっては良いが、患者さんにとっては、余分な出費とリスクではとどうしても質問したくなりました。患者さんがどうしてもICLを入れたいというものですからというお答えでしたが、LASIKは周辺遠視性デフォーカス、ICLは周辺近視性デフォーカス、どうなんでしょうかね?多分、各白内障が進行し、見え方があっというまに、白内障手術+ICL除去になるような気がします。長期的なフォローをしてくれるのでしょうか?

 以前、ICLのではじめ、孔のない時に、ICLいれてすぐに核白内障になった症例を3例手術しましたが、合併症を起こすと、患者さんは他の施設での手術を希望します。医学の進歩には、敬意を表しますが、総合的に考えていただきたいものと思います。

 学会でも、批判的な、ディスカッションがだんだん減る傾向にあると思います。

水素を単回吸入させた場合, 全身をめぐって心臓へ戻ってきた水素は肺から呼出されてい くため,血液中の水素濃度は極めて速やかに消失します。 では,持続的に水素を吸入し続けた場合は,どうなるのか山口大学の佐野元昭教授が実験しました。ブタの鼻に鼻カニュラを挿入(ブタは鼻孔が長いのでカ ニューレの先端を加工して長くした)して100%水素を250 mL/min の速度で流した。吸入ガス中の予想水素濃度(吸 入水素の分率)を計算すると,1秒間あたりの水素流量は 250 ÷60(mL)です。呼吸数20回の場合,吸気と呼気の 時間を合わせて3秒間に鼻咽頭内に溜まった水素は,(250 ÷60)×3 =12.5(mL)となります。鼻孔からもれることなく水 素が吸入できた場合,tidal volumeを150 mLとして計算する と,吸入気中水素濃度は,12.5÷150= 0.083,すなわち,8.3% と予測できます。 実際に測定するとブタの頸動脈中の水素濃度は,水素吸入 中は5~10%の間で推移しており,計算通りの結果が得ら れるそうです。持続吸入の場合,肺は水素でシールドされるため,体 は水素にとっては閉鎖空間となり、水素は一定 濃度で維持されます。少なくとも5時間以上吸入し続けると、15時間血中水素濃度は高いようです。人間に当てはめることは妥当かどうかはわかりませんが、眼血流の悪い、緑内障や網膜色素変性症の人が就寝時水素吸入を3か月以上続けると、OCTAで眼血流は良くなっていますので、持続吸入は血中の水素濃度を上げますので、治療として有用性があると考えています。

 

 

 世界の幸福度ランキングで147ヵ国中、日本は何と55位です。最もランキングが高いのはフィンランドで幸福度スコアは7.736、日本は6.147でアジアでも台湾(27位)、ベトナム(46位)より低いです。なぜなのでしょう?

 生物学的には死から遠い方が幸せですが、人間の場合、生きるモチベーションは幸せになることだと思います。

 幸せとは何でしょう?非常にあいまいな言葉で、1杯のコーヒーで幸せを感じる場合もあるでしょうし、犬との日常で幸せを感じることもるでしょうし、仕事がうまくいった。試験に合格した。美味しいものを食べた。全て幸せなひと時です。でも幸せな生活を続けていると、だんだんそれでは満足できなくなるのではないでしょうか?

達成感、満足感、安心感それらは、全て幸せと同意語ですが、快楽と何が違うのでしょうか?快楽のメカニズムはある程度わかっており、脳内の神経伝達物質であるオキシトシン、セロトニン、ドーパミンなどが分泌されると快楽を感じます。これは動物にもあてはまります。動物の場合、単純で、食べること、食べられないこと、つまり生存できることが重要です。、これに社会性が加わり、仲間が生きられること、育児をする場合家族やパートナーとのスキンシップが加わります。

 人間の場合、縄文時代は皆平等で、食べ物は皆で分けて、皆と食べられて、暮らせれば、幸せだったのが、弥生時代になり、米などを収穫するようになると、収穫の個人差があり、貯蔵差がでて、他の人と同じでないことが起きてきます。そうなると、その差に不幸せを感じる人もいるでしょうし、妬みも嫉みもでてきます。動物も場合は死からの距離が離れているのが単純に幸せなのが、人間の場合、よりbetterな生活を求めるようになることが幸せであるとの錯覚がでてくるのでしょうか?

 圧倒的な差がある場合には、それほど、感じなかったことが、皆が中流になり、同じような生活をするようになると、そこに、差を見出してしまう。それが今の日本の現状ではないでしょうか?今は、全ての情報が、流れてきます。隣の人が持っているものを自分は持っていない。試験に落ちた、就職に失敗した。病気になった。皆が、貧乏な時代は、皆同じだとおもっていますが、他の人が幸せに見えて、自分が不幸せに思える時代なのかもしれません。

 本来、ベター思考は本能ですから、より考えて、行動し幸せを見つけようとします。そうすると、快楽は報酬系と呼ばれる脳内の神経伝達物質を増やします。人間は快楽中毒になり、中毒は逆に死からの距離を縮めます。現状に満足せずに、幸せをどんどん感じなくなります。

 1年前心不全で6週間入院し、2週間ICUで全く動けなく、人様の手に全てをゆだねる生活をしたことにより、今まで何と幸せな時間を送っていたのか、歩けるということ、美味しいものを食べれるということが、どれほど素晴らしいものであったかを自覚しました。

 人間は、社会性が強く集団でしか生きられないヒトです。集団の中での評価を気にしますし、仲間外れになれば生きていけないですし、集団での貢献度は分け前(今だと給与)に影響を与えます。公平な、分配は人の生きるモチベーションですし、幸せの源なのです。それが実感できないのが今の日本なのではないでしょうか?

 スマホやAIは私達を幸せにするのでしょうか?今では、携帯やPCの迷惑メールを消すのに膨大な時間を割かなくてはなりません。我々は幸せを求めるために快楽に走り、身近なコミュニティに目を向けなくなりました。

 災害などの時に、一番頼れるのはコミュニティです。サイバー空間に身を置くよりご近所のコミュニティで自分がどういう位置にいて、何ができるかを考えておきましょう。

 

 12月27日で今年の仕事納めでした。

 1年前の今日は、まだ名古屋大学の循環器科で心不全で入院しており、29日の退院が決まった日です。数日前入院中にインフルエンザAにり患し、そのため、BNPが上昇し、退院が危ぶまれましたが、熱は1日だけで下がり、採血でBNPも少し下がり、といってもかなり高かったのですが、29日の退院が正式に決まりようやくほっとした日でした。

 退院後、美味しい家の食事と子供(孫)たちの顔やくららちゃんの顔を見て、幸せってこういうものなんだとしみじみ思いました。

 6週間の入院中、外来を繋いで続けてくださった、林田先生、野口先生、大澤先生、吉田先生、愛知医科大学、名古屋市立大学、長寿医療センターの諸先生には本当に感謝に堪えません。この場を頂戴して、ありがとうございました。

その後も、4月までは、半日しか働けないため、多くの先生のご協力を賜りました。ありがとうございました。

 1年経過して、BNPは40から50ですが、他の数字はほぼ正常値になり、歩くことも、走ることも、旅行も、お酒も、食事も以前と同じようにできるようになりました。

 4種類の降圧剤をはじめ、7種類の薬を飲んでいるため、血圧が90~110/50~65mmHgと低下し、そのために眼血流が低下し、正常眼圧緑内障になりましたが、水素吸入で、眼血流も徐々に回復しているところです。この経過に関しましては、いずれ、きちんと報告いたします。

 来年も皆さま、セントラルアイクリニックをよろしくお願い申し上げます。

 くららも14歳4か月、階段の上り下りが難しくなりました。最近は14kgのクララをできるだけ、腰に負担を掛けないように抱っこしていますが、私がいないときには無理です。

 そこで、アルミ製の耐荷重200kgの伸縮式犬用車スロープを庭への階段用に購入しました。

 大層気に入ったようで、毎日、外に出たいよとアピールしてスロープを使って庭へ行き、トイレをするようになりました。朝は1時間散歩をしますが、昼や夜は自分で庭に行き大も小も済ませます。おなかの調子が悪い時には、夜中でも、うろうろ歩いて外に行きたいことをアピールしますので、こちらも、起きて玄関を開けます。

いつまでも元気でいてね。

自宅で水素の吸入をする場合、使用後のチューブの水抜きは、結構大変な作業です。お年寄りでは、それが大変だと思いますので、電動のエアーダスターがあると便利ですが、なかなかよいものがみつかりません。水分がチューブに残った場合、高温多湿の日本の場合、チューブ内にカビが生えたりということもないわけではありません。当院では、複数のチューブがありますので、ガス滅菌で消毒しますが、自宅では無理です。目の悪い人では見えないこともありますので、鼻のカニューラは3か月に1回は新しいものに変更していると思いますが、途中のチューブも3か月~6か月に1回は新しいものに取り換えることをお勧めいたします。

これは、お年寄りで、長期間チューブを交換しなかった方の、チューブ内のカビと思われるものです。

知らない間に汚れやカビが発生している可能性があります。注意しましょう。

 2025年12月11日より、医療法人 セントラルアイクリニックに、聖マリアンナ医科大学准教授、秋田大学准教授を歴任した向後二郎 先生が当院の木曜日の外来を担当していただくこととなりました。

 向後先生は、緑内障手術のエキスパートで秋田大学では、ほとんどすべての緑内障手術をこなされており、当院での緑内障手術に貢献していただけると思います。

 また、大澤先生、米田先生とともに、網膜硝子体手術でも、全国的にも知られている先生で、当院の硝子体手術でも、貢献していただけると確信しております。

 12月は毎週木曜日の午前外来を担当され、1月からは月に1回土曜日の外来もあります。

 現在、ホームページを一新するため、作業中ですので、詳細が反映されるのは来年2月以降になってしまうかもれませんが、緑内障疾患、網膜硝子体疾患いずれも、日帰り手術でやっております。

 患者様のご紹介などよろしくお願い申し上げます。