12月27日で今年の仕事納めでした。

 1年前の今日は、まだ名古屋大学の循環器科で心不全で入院しており、29日の退院が決まった日です。数日前入院中にインフルエンザAにり患し、そのため、BNPが上昇し、退院が危ぶまれましたが、熱は1日だけで下がり、採血でBNPも少し下がり、といってもかなり高かったのですが、29日の退院が正式に決まりようやくほっとした日でした。

 退院後、美味しい家の食事と子供(孫)たちの顔やくららちゃんの顔を見て、幸せってこういうものなんだとしみじみ思いました。

 6週間の入院中、外来を繋いで続けてくださった、林田先生、野口先生、大澤先生、吉田先生、愛知医科大学、名古屋市立大学、長寿医療センターの諸先生には本当に感謝に堪えません。この場を頂戴して、ありがとうございました。

その後も、4月までは、半日しか働けないため、多くの先生のご協力を賜りました。ありがとうございました。

 1年経過して、BNPは40から50ですが、他の数字はほぼ正常値になり、歩くことも、走ることも、旅行も、お酒も、食事も以前と同じようにできるようになりました。

 4種類の降圧剤をはじめ、7種類の薬を飲んでいるため、血圧が90~110/50~65mmHgと低下し、そのために眼血流が低下し、正常眼圧緑内障になりましたが、水素吸入で、眼血流も徐々に回復しているところです。この経過に関しましては、いずれ、きちんと報告いたします。

 来年も皆さま、セントラルアイクリニックをよろしくお願い申し上げます。

 くららも14歳4か月、階段の上り下りが難しくなりました。最近は14kgのクララをできるだけ、腰に負担を掛けないように抱っこしていますが、私がいないときには無理です。

 そこで、アルミ製の耐荷重200kgの伸縮式犬用車スロープを庭への階段用に購入しました。

 大層気に入ったようで、毎日、外に出たいよとアピールしてスロープを使って庭へ行き、トイレをするようになりました。朝は1時間散歩をしますが、昼や夜は自分で庭に行き大も小も済ませます。おなかの調子が悪い時には、夜中でも、うろうろ歩いて外に行きたいことをアピールしますので、こちらも、起きて玄関を開けます。

いつまでも元気でいてね。

自宅で水素の吸入をする場合、使用後のチューブの水抜きは、結構大変な作業です。お年寄りでは、それが大変だと思いますので、電動のエアーダスターがあると便利ですが、なかなかよいものがみつかりません。水分がチューブに残った場合、高温多湿の日本の場合、チューブ内にカビが生えたりということもないわけではありません。当院では、複数のチューブがありますので、ガス滅菌で消毒しますが、自宅では無理です。目の悪い人では見えないこともありますので、鼻のカニューラは3か月に1回は新しいものに変更していると思いますが、途中のチューブも3か月~6か月に1回は新しいものに取り換えることをお勧めいたします。

これは、お年寄りで、長期間チューブを交換しなかった方の、チューブ内のカビと思われるものです。

知らない間に汚れやカビが発生している可能性があります。注意しましょう。

 2025年12月11日より、医療法人 セントラルアイクリニックに、聖マリアンナ医科大学准教授、秋田大学准教授を歴任した向後二郎 先生が当院の木曜日の外来を担当していただくこととなりました。

 向後先生は、緑内障手術のエキスパートで秋田大学では、ほとんどすべての緑内障手術をこなされており、当院での緑内障手術に貢献していただけると思います。

 また、大澤先生、米田先生とともに、網膜硝子体手術でも、全国的にも知られている先生で、当院の硝子体手術でも、貢献していただけると確信しております。

 12月は毎週木曜日の午前外来を担当され、1月からは月に1回土曜日の外来もあります。

 現在、ホームページを一新するため、作業中ですので、詳細が反映されるのは来年2月以降になってしまうかもれませんが、緑内障疾患、網膜硝子体疾患いずれも、日帰り手術でやっております。

 患者様のご紹介などよろしくお願い申し上げます。

先週の休みの日に蓼科に行きました。2日目、雲一つない晴天で八ヶ岳自然文化園から中央実践農業大学までの遊歩道をくららと歩くと、風に吹かれてカラマツの葉が雪が舞うように、体中にまとわりついて、何とも言えない景色でした。

蓼科の山を見ると大きなレンズ雲が山に浮かび、明日は雪か雨かなと思ったら、翌日は、山は、軽く雪が積もっていました。

蓼科は、今日から冬になるんだと思い、家路に着きました。

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 水素を取り入れる方法はカニューラにより鼻からあるいは直接患部にあてる、水素水を口から、水素水を発生させるお風呂から、皮膚を介して取り入れる。水素サプリを内服するなどいろいろな方法があります。

 ここで、一つ注意が必要なのは、水素水を飲むということです。水に溶ける水素の量はかなり限られています。また、アルミの入れ物に入っていたとしても、蓋を開けた瞬間から、ほとんどの水素は抜けてしまいます。ですから水素水は電気分解で生成した直後に飲水しないとほとんど意味がありません。水素水が効果がないと言われたのは、このためです。アトピー性皮膚炎などは、お風呂で水素をつくりながら入浴すると、非常によく効きます。

 水素水の飲用で吸入と同じ量を飲もうとすると、プール1杯の水素水を飲まないといけませんので、ありえません。ですから、水素水をのむのであれば、水素サプリを内服して体の中で水素を発生させる方がよいです。

 大阪大学で開発されたHG-EVOはケイ素をシリコンで覆ったものでシリコンは酸に強いので胃では溶けません。腸はアルカリですので、腸内でシリコンが解けて、ケイ素が水と反応して酸化ケイ素と水素が発生します。もともと、赤ちゃんの時から、腸内の水素産生菌が1日800mlの水素を発生しています。それが、年齢とともに、酸化や老化で、水素産生菌が働かなくなり、血中の水素濃度が低下することにより、炎症反応増加、免疫反応の低下、血流の低下などがおこり、免疫機能の低下により、癌や、炎症、血管収縮に伴う様々な病気になります。HG-EVOは自然な水素発生と同じようなメカニズムですので、これにより、腸内細菌叢が活性化する可能性もあります。百寿者は100歳を超えても健康な人のことを言いますが、百寿者に呼気中の水素濃度を測定すると20ppm以上あり、彼らの腸内を調べると、腸内細菌叢がしっかりしており、水素産生菌が水素を発生していたことがわかりました。

 勿論、水素を体にできるだけ多く取り入れるためには、吸入が一番良い方法です。長時間の水素吸入(就寝時吸入しながら5時間以上吸入)の場合、水素単独であれば、250ml/分以上あれば、水素+酸素混合の場合水素600ml/分+酸素300ml/分以上あれば眼血流の増加が認められ、正常に近い眼血流がOCTAで確認できます。ただ、30分や1時間の吸入であると、2~3時間で元の状態に戻ります。

 週1回の吸入の場合、吸入量を上げた場合どの程度眼血流が増加するかを調べるためにヘリックスジャパン社のEX1600を導入し、水素1600ml/分単独での吸入、水素1600ml/分+酸素800ml/分(計24002ml/分)でどのような違いがでるかを検討しているところです。

 癌の治療などの場合、抗癌剤や放射線の副作用に対しての治療は、より多くの発生量が必要かの知れませんが、正常眼圧緑内障など眼血流の低下が病気の原因である場合、最適の水素流量はどの程度必要かについて、今後調べるつもりです。

 短角和牛は南部牛とアメリカ産ショートホーン種を交配してできた和牛で岩手県が短角種が日本で約7000頭のが飼育されている4割が岩手県で生産されています。

 今までも、短角牛のことは知っていてアミノ酸の含有率が黒毛和牛の1.5倍以上、グルタミン酸は2倍、αーリノレン酸が1.3倍と美味しいということは知っていましたが、購入して焼いてみると、美味しいですが、固い感じで、なかなか、名古屋で入手困難なため、1度きりでしたが1、高島屋で東北物産展で岩手短角和牛があるというので、のぞいてみました。

 岩手短角和牛は大自然の放し飼いで牧草で育ち、ジビエに似た牧草の香りが漂う肉質で、脂肪は少ないのが特徴です。脂のうまみではなく、肉そのものの旨味があります。逆に腕肉のコラーゲンなどの旨味もあり、栄養価も高いです。

 ステーキ弁当と珍しい短角牛の牛肉の生ハム(24ヶ月):セシーナを買いました。ステーキ弁当は中がレアになっているもも肉で肉のうまみが凝縮された肉でとても柔らかく、you tubeで美味しい肉の焼き方をみると、表面を軽く焼きめをつけ、オーブンで110℃で10分、短角牛は焼き過ぎず、中をレアに焼くのが美味しく食べるコツと知りました。

 我が家はオーブンがないので、短角牛を買って家で焼くのは難しいですが、牛肉の熟成生ハムは12か月(ヌーボー)、24か月(ビンテージ)、36か月(プルミエール)とあり、それぞれ、吟醸酒、赤ワイン、ウィスキーと熟成毎に合う飲み物が異なるということで、今後、それぞれ、合わせて食べてみます。

 あまりにも美味しかったので、コンビーフややわらか煮も次の日買ってきました。

 ポストシーズン、ドジャースは地区1位勝率3位でワイルドカードシリーズはレッズに2勝0敗で勝ち上がり、地区シリーズでは3勝1敗でフィリーズを破り、リーグ優勝決定シリーズはブルーワーズに4勝0敗と危なげなくナショナルリーグを勝ち進んだドジャースでしたが、ワールドシリーズでは大苦戦、4勝3敗でしたが、ほとんどの試合はアメリカンリーグ覇者ブルージエイズの方が力が上と思われるような僅差でどちらが勝ってもおかしくない接戦でした。

 3戦目の延長18回のフリーマンのサヨナラホームラン(これも2戦目で完投した山本がピッチャーがいないので投げる準備をしての奮起)、最終戦は大谷が疲労から打ち込まれ、3-0の時はもうだめかと思いましたが、そこから、1点づつソロホームランで追い上げ、9回、後二人のところで、負けていたドジャースがロハスのホームランで追いつき、9回裏はピンチで山本が昨日の6インング登板翌日にもかかわらず、何とか踏ん張って延長戦、11回に大谷凡退で2out,この回も駄目かと思ったら、スミスのホームランで初めて勝ち越し、9回裏山本が1out一塁3塁で、カークのバットをへし折ったショートゴロゲッツーで試合終了というドラステックな展開でした。

 山本は完投勝利、6回まで投げての逃げ切り(これも後続はひやひや勝利)、最後は連投で2回と2/3投げ切り3勝目と、獅子奮迅の働き、大谷も第3戦は4打数4安打(2ホーマー)、4敬遠、1四死球9連続出塁の活躍、佐々木も3イニング完璧に抑えたりと、日本人3選手がいなければ、この勝利はなかったし、ドジャースの執念の方がブルージエイズを上回ったということなのでしょう。素晴らしい試合、心ときめくシリーズだったと思います。でも、ブルージエイズは素晴らしいチームでトランプ大統領にいじめられているカナダ国民が、野球をとおして、アメリカに立ち向かっているようで、日本人3人がいなければ、ブルージエイズを応援していたと思います。素晴らしいチームでした。両チームに勝ってもらいたかった気分です。明日から野球が見れなくなるのはさみしいです。

 朝起きて、窓を開けると澄み切った青空、愛犬のクララがそばに寄ってきて、手を舐めて、早く散歩に行こうと促します。

血圧、体重、体温を測定して外にでます。くららも14歳ですので、階段の上り下りは、腰に負担がかかるので、抱っこして、外にでます。少し前までは、ねっとりとした熱い空気だったのが、嘘のようなすがすがしい朝です。気温は10度を下回っていて、少し、寒いぐらいですが、散歩日和です。歩くのが気持ちの良い季節です。1日平均7000歩以上、毎晩の水素吸入は欠かせません。

 思い起こせば、1年前心不全で歩くのも大変な時期でした。くららとの散歩もゆっくり歩いているのですが、坂道だと、途中で待ってと休憩しながら歩いていました。普通に歩けるというのは嬉しいことです。

 今は、食べたいものが食べられて、仕事が普通にでき、走ることもできます。ぐっすり眠れて、食事ができて、歩けて、行きたいところに行ける。当たり前の生活が病気になるとできなくなります。

 何気ない日常がどれほどありがたいことか、病気で1か月以上(ICUに2週間)入院して、外の生活と全く異なる病院で過ごすと、わかります。

 後、やるべきは、中断した「正常眼圧緑内障と水素吸入」の論文を仕上げることです。なかなか、根気がなくなりいけません。

 

 ある日突然、何かが飛んでいるように見える、飛蚊症であったり、もやのようなものであったりで来院する人は50歳以上で多数いらっしゃいます。

 ほとんどは、生理的飛蚊症と呼ばれるものですが、硝子体と網膜の間に後部硝子体膜と呼ばれる膜があります。年齢とともに硝子体が液化して、体積が減ります。体積が減ると硝子体が縮み網膜から後部硝子体膜が剥がれて、硝子体中に浮かびます。これが、後部硝子体剥離(PVD)で、飛蚊症のほとんどの原因です。しかし、膜が剥がれるときに血管を引っ張ると、硝子体出血を起こしますし、網膜と癒着が強いところがあると、剥離の時網膜に裂け目ができると網膜裂孔になります。この穴に液化した硝子体が入ると網膜剥離になりますので、飛蚊症がおきたら、すぐに眼科医を受診してください。網膜に穴や弱いところがあれば、レーザー光線で網膜光凝固をします。

 穴がなく、後部硝子体剥離が柔らかいものであれば、様子を見ます。硝子体には血管がないので、吸収されることはありませんが、周辺まで剥がれると、網膜までの距離が長くなりますので、飛んでいるものがぼけて、気にならなくなることが多いようです。

 ですから、PVDはまず、1ケ月から3ケ月様子を見ます。

 黄斑上膜が、剥がれた場合には、かなり厚い膜であることがありますし、視神経乳頭の周りのPVDがかなり固い場合には硝子体YAGレーザーで焼いて小さくします。あまりにも大きいPVDの場合は硝子体YAGレーザーでも焼けませんので、硝子体手術で除去することもあります。薄い濁りが気になる方は高濃度水素吸入で、脳の血流を増やし、抑制をかけることで、気にならなくすることもできます。

 いずれにしろ、飛蚊症がでた場合には一度は必ず、眼科医の診察で散瞳検査をして、周辺までしっかり診てもらうことが大切です。飛蚊症と思っていたら、硝子体出血であったり、裂孔原性網膜剥離であったりして、すぐに硝子体手術が必要なことがあります。