こんばんは。
3/15・・・主要国の農薬使用量についてなど追記しました。
みかんパートナー@井上は驚きました。
日本は、農薬使用量で断トツの世界1位!
木村秋則さんが使われていたデータでは、中国の2008年の農薬使用量に比べて、日本の農薬使用量は約2倍!それも日本は2004年のデータです。
もちろん、データの調査方法の違いや無認可農薬の問題もあり鵜のみにはできない!という意見もあると思います。
しかし、なるべく農薬をつかわない減農薬栽培や有機栽培へ世界が急速にシフトしているなか、日本の農薬使用量には明らかな違和感を感じました。
昨年、木村さんの自然栽培を習い(視察)に来た外国人は約1、000人ほどいたそうです。
韓国は、木村さんの自然栽培を習いに来るための費用を国家で負担しているそうです。
本気だ!韓国は!と思わずにいられません。
大丈夫なのか?日本の農政は。
やっと家についたので、講演で使われてたデータを今から調べてみようと思います。
木村さんのデータをうたがっているわけじゃなく、こうやってすぐに講演で使われたデータを調べながら復習しておくと講演の内容を忘れにくくなるからです。
今日の講演の内容は、伝えなければならない大切なことだと思ったので万全の復習体制をとろうと思います。
3/15日 追記分
主要国の農薬使用量推移グラフ
↑こちらのページにも「農薬使用量に関するデータはなかなか得られなかった」と書かれていますが、調べてもまともなデータに行きつくことができません。
私たちが食べる物を作るために使われている農薬の実態がデータとしてまともに公表されていないことはおかしい話だと思います。
こちらのグラフは、OECD(経済協力開発機構)が発表している農業環境データベースをグラフ化したものだそうですが、
グラフをみると1990年当時世界一の農薬大国であったオランダの使用量が、この15年あまりで半分以下へ減っています。
これは、ヨーロッパの環境意識が高まるにつれて大量の農薬を使って栽培されていたオランダの農作物の輸出が難しくなってきたことや、
国内の反対運動などによって国主導による積極的な環境保全型農業への転換がはかられたからだとテレビの特集番組でもされていました。
作られた農作物を消費する私達の意識が変わることによって、一国の農業の形さえ変えていけるという一つの事例なのかも知れません。
もちろん、生産者である私たちもこれらの事実を知りこれからの農業というものを真剣に考えていかなければなりません。
木村秋則氏講演録・・・まだまだ続きます。
by みかんパートナー@井上