風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言 -97ページ目

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。


その軽やかさと勢い、風の如く。

その重きこと・染み渡ること、雪の如く。

その思慮深きこと、海の如く。

その志高きこと、空の如し。



そんなブログを目指して行きたい。

<補足情報>現在、只見線不通区間の只見~会津川口駅間はバスによる代行輸送が行われています。
バスは鉄道のダイヤ接続に合わせて運行されていますので、鉄道と併せた小出~会津若松の全区間内での移動も可能となっています。
是非とも安心して御利用下さい。



……只見駅ホームより、現在の不通区間・会津蒲生駅方面を見つめました。


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会津蒲生・会津塩沢・会津大塩・会津横田・会津越川・本名。
只見から会津川口までの不通区間には、これら6つもの駅が存在します。
そしてその間、4つもの大型橋梁を豪雨水害により失ったままです。

JR東日本は、この区間の復旧費用を算出したところ、とても自社だけでは賄いきれないことがわかり、今後区間内廃止を考慮に入れて検討すると福島県内のマスメディアに発表したとのことです。

しかし、このJR東日本の発表に対して、只見町を含む奥会津五町村活性化協議会、JR只見線の沿線自治体でつくる只見線活性化対策協議会(新潟県魚沼市含む)、 福島県、福島県議員、只見町議会は、只見線が生活や観光など地域に必要な路線と主張して存続を陳情しています。
特に福島県側の奥会津五町村活性化協議会はJR東日本だけではなく国土交通省に対しても陳情するなど、存続への努力を続けておられるそうです。

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つい一年前まで、私は同じ思いで新潟県内の大白川駅ホームで福島県方面を見つめて立ち尽くしていました。

しかし。
駒は進みました。

瀕死の状態だった只見線は、確実に前進しているのです!




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これは、只見で生まれたキャラクター「つぐたん」といいます。


元になっているのは実在した幕末の侍・河井継之助(かわいつぎのすけ)です。


継之助は、越後長岡藩主・牧野家の家臣でした。
元号が慶応から明治へと変わる幕末維新の戦において、会津藩と長岡藩は奥羽越列藩同盟を結び共に新政府軍と戦いました。
その中で、継之助は越後を舞台に起きた北越戦争にて中心となって働きましたが新政府軍の前に長岡藩は敗れ、継之助自身も戦で瀕死の重症を負い会津へ向けて敗走。
途中、現在の只見町塩沢にて力尽き、命を落としました。
只見の人々は最期まで越後の侍・継之助を手厚く看病して下さったとのことです。

只見には「河井継之助記念館」があり、継之助が臨床を迎えた居間を保存してあるなど、彼を通じて幕末という時代を世に伝える貴重な博物館となっています。

只見町 河井継之助記念館 URL↓

http://www2.ocn.ne.jp/~tadami/kawai.htm

※こちらにて「つぐたん」グッズも販売されています。

我が越後の人間を、只見の皆さんにこのように大切にされ続けて頂いている事実。

感激の極みです。

私自身も実感いたしましたが、只見の皆さんは本当に温かい方々です。


その温かい皆さんの住まう、只見線沿線をさらに大切にしなくては!

その為に私は同じ沿線住民として、さらに只見線の事を。

良さを。

広めていきたい。いや、いかなければならない!!


そう改めて実感しながら、「風っこ」只見新緑号で帰路につきました。


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<Special thanks>(思わず車内から逆撮りしてしまいました。お許しを)

いつも只見線を愛して下さっている鉄人皆様。

この度も大勢お出で下さり、ありがとうございました!


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これからも只見線を、どうぞよろしくお願いします!!




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<小出駅にて>(クリックで拡大)



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<只見駅にて>(クリックで拡大)






……私が今回、只見を訪れた目的はもう一つありました。

それは、昨年11月にここを訪れた際、不覚にも帰りの列車に乗り遅れ、途方に暮れていた私を助けて頂いた方々に再びお会いする為でした。
(※詳細は幣ブログ2012年11月18~25日記事を)

只見駅に降り立った私は、まずは当日に駅で私を御世話頂いた観光協会の女性の姿を探しました。

観光協会の方々は何名かおられましたが御当人は見つからず、記念品を配っておられた女性係員の方にお訊ねすると、外出中とのこと。
私は事情をお話し、持参した手土産を受け取って頂いた上「今日は時間的に伺えませんで大変御手数おかけしますが、よいや・れいやさんにもお渡し願えますか」と、もう一つをお預けいたしました。


「よいや・れいや」さんは私が只見で初めて立ち寄ったお店で、イケメンの御主人が御一人で切り盛りされている、料理やコーヒーの味も料金も大変良心的な、小さいながらもアットホームなオススメすべき喫茶店でした。

しかし……
彼女からお聞きしたことは、思いもかけずショックな事実でした。

その「よいや・れいや」さんが、閉店されていたとのことです。


御主人は今、どうされているかお聞きしましたところ、どちらかへ働きに出ておられるらしいが詳しくはわからないとのこと……
私の中で、半年前のあの日に食したパスタの味と。
御主人と語り合った只見沿線の昔と今、そして未来のことが駆け巡りました。

駅から「ブナと川のミュージアム」へ向かう道中にあった「よいや・れいや」さんの場所へ辿り着くと、地味目ながら美しく飾っていた花飾りや控え目だが好印象だった看板は全て取り去ってあり、ただの民家となってしまっていました。
私には、御主人が元気でおられるのを願うことだけしかできませんでした。


失意の中で「ブナと川のミュージアム」に到着し、今度はそこで御世話頂いた女性館員の方を訪ねましたが受付館員の方が言われるには、その方は短期契約だった為3月で辞められたとのこと。
大変残念ではありましたが私は受付館員の方に事情をお話し、代わりに改めて当時の御礼を申し上げました。

お相手頂いた館員の女性は大変親切な方で、展示を興味深く見ていた娘の様子に気付くなり、本当に丁寧に御説明下さりました。

「そうだ。只見線の未来は、この子達に引き継いで行かなければ」


「よいや・れいや」さんの御主人は、只見線を通じて今後も只見と魚沼が交流を深めていくことを望んでおられました。

その思いを、私も共有しました。

私達は既に運命共同体なのです。


「自分のできることは、何だろう?」


改めて考えさせられた旅でした。



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半年振りに地を踏んだ只見。
前回訪れた時の天候とは全く違い、とびきりの快晴です。
改札では緑のハッピを着た只見町観光協会の皆様が迎えて下さり、ここでも御土産を頂きました。
只見駅前ではガラポン抽選会も行われていて、改札で頂いた抽選券でさらに地元特産品・只見えごま製「じゅうねんドレッシング」をゲット。
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※隣りは車内で頂いた魚沼コシヒカリ

ちなみに今回頂いた御土産を全部合わせると……
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こんなです!
特に鉄道ファンとして嬉しかったのは只見で頂いた中に「只見線SLウチワ」と「只見線写真絵はがきセット」が入っていたことです。
抱えきれない程の記念品・御土産で両手が重くなった状態で只見の街中に繰り出すと、魚沼市街地では既に消え去った雪が相変わらず残っており、この冬の雪の深さを物語っていました。
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10:42に到着した「風っこ」只見新緑号の停車時間は約二時間。
13:15小出行き発車までに駅に戻らなくてはなりませんので、私は迷わず前回御世話になった「ブナと川のミュージアム」へ家族を連れて行くことにしました。

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道中、只見街中より見えた魚沼・会津国境の山、浅草岳。
見事な美しさでした。

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前回冬直前だった只見スキー場は、深い緑に包まれていました。

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只見の街中も懐かしく思いましたが、ここ「ブナと川のミュージアム」への再訪は格別でした。

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綺麗で居心地の良い無料休憩室も変わらず。
前回紅葉だった外の風景だけは美しい新緑に。

そして…

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我が作品との再会!
御覧の笑顔で迎えられ、感無量でした(笑)。
今朝は曇り空。
湿度が多く、風はほとんどありませんでした。

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〈離陸直前〉

高温多湿の為か空気の密度が今一つ足りず、機体の浮きが悪く感じます。
特に冬場と比べて離陸後の上昇にパワー不足を感じます。
バッテリーパワーはほぼピークを出し、機速は出ているのですが……

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〈上空フライト〉

一旦上空へ上がってしまえば、滑空も安定します。

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〈低空フライト〉

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〈着陸直後〉

パワー・ソースを全く変更せず、7年近くも飛行させているサンライト。
そろそろ動力をリフレッシュする時期に来ているのでしょうか。

……また、今日は午後にスロープ・グライダー「ヒロボーG21」の今季初飛行を行いました。
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山へ上がって間もなく雨と雷となってしまいましたので、二回のみのフライトでしたが操縦系統・機体バランスなどの総チェックができました。
きっと今シーズンも汗だくとなってコイツを飛ばすことになるでしょう。


ラジコン機・フリーフライト機・Uコン機問わずフライヤー皆さん。
梅雨時は我慢時ですが、晴れの日にできないことを行い、フライトに備えましょうね!
……通過時間約20分の新潟県・福島県境の只見線六十里越トンネル。
その間、通常の只見線車両では体験することの無い風の寒さ・音の洪水は、トロッコ列車「風っこ」の乗客に容赦なく襲いかかります。
体感温度にして、温かく見積もっても10℃までは行かず、5℃程度。長袖を羽織ってきた私ではありますが通過時間の間トンネル内の寒風にさらされることとなります。

私と共に、トロッコ列車内に留まった「強者」達。
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中には帽子を飛ばされそうになり必死に押さえつけておられる御婦人も。

しかし不思議なことに、そんなトンネル内の轟音と寒風にさらされ続けながらも何処か楽しげな表情の乗客皆さん。
「これぞ、六十里越え!」と言わんばかりに。
そんな気持ちを、テーブルにしがみつきながらも共有する私自身が居ました。

それは全て、そんな過酷な?20分を越えた後に目の当たりにできる、この世界があるからでした。

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六十里越えを果たした証し。
魚沼・会津国境のシンボル、田子倉湖。

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そのエメラルドの湖水は、国境を越えた者達を祝福します。

そして……

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つい先程まで冷気にさらされていた身体を一気に温めてくれる、福島県只見の空気。

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見覚えのある、SL用回転台。


私は、再び帰って来た……

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私にとってのイスカンダル。
只見へ!!

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