風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言 -98ページ目

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。


その軽やかさと勢い、風の如く。

その重きこと・染み渡ること、雪の如く。

その思慮深きこと、海の如く。

その志高きこと、空の如し。



そんなブログを目指して行きたい。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

……「大白川」駅を発車し、次はいよいよ終点・福島県の「只見」駅です。
しかし、その前に立ちはだかるもの……
それが六十里越(ろくじゅうりごえ)峠。

新潟県・福島県の国境、魚沼と会津の間に立ちはだかる標高760Mの山の峠(只見線・国道252号共)です。
越後と会津の交流の始まった戦国時代の昔からここは街道の難関と言われ、峠越えのあまりの過酷さに実際の距離は六里(約24㎞)しかなくても、六十里程に感じることから名が付いたとされます。

ここを只見線では全長6,359Mの六十里越トンネルで貫通しています。
トンネルまでの勾配は急に。気動車キハのディーゼルエンジンも唸りを上げ、精一杯の頑張りを見せる区間です。

一方、それ程の山間部ということは沿線の景色も風光明媚!
秋は紅葉。今は新緑の「咲き乱れ」となります。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

細かく点在する小さな鉄橋の下を流れる、渓谷の清らかさと……

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

まるで森の中にいるかのような。
手の届きそうな大自然の緑と木漏れ日に包まれて。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

乗客皆さんの顔も本当に穏やか。
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130609_1006~010001.jpg

「風っこ」車内では小出駅発車直後から車掌さんの親切な地元ガイド放送が続いていましたが、六十里越トンネル手前で「これより、アナウンスが聞き取り辛くなるかと思われますので、トンネル通過後まで一旦放送を打ち切ります」とのメッセージが。
まるで大気圏通過!あるいは宇宙戦艦ヤマトのワープ航法時か!?
何となくカッコ良く感じてしまいました(笑)。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

そんな浮ついた私をいさめるかのように、「風っこ」は六十里越トンネルへ突入!!
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130609_1014~010001.jpg

……と、途端に我々を包み込んだ、おびただしい冷気の塊と轟音!

・・・・・とにかく標高760Mの山間部トンネル内冷気の風・風・風&トンネル内にこだまする車両走行音と風の流れる音・音・音の大濁流!!!

こればかりは・・・・・ワイド・ビュー車両が裏目に!?


風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130609_1017~0100010001.jpg

さすがに、寒さに体をかがめる乗客皆さん。

中には、事情を前もって知っていたと見られる方々は、御覧のようなパーカー=マウンテンウェアを用意していました。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130609_1022~01.jpg


すかさず只見線元気会議スタッフの方が・・・・・

「一番奥の、紅い車両は暖かいですので、よろしければ御利用下さい」とのこと。


ここで初めて。タラコキハ40の存在意義を知ったのでした!

なるほど。


風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

私の家族達は、何名かの皆さんとともに迷わずタラコ車両へ。


私自身はというと・・・・・ここで意地を張ります(笑)。








……ディーゼルエンジン独特の轟音を立てながら小出駅を出発した「風っこ」。
普段の只見線を走るキハ40と同系列のキハ48を改造したトロッコ型列車は快速です。

09:11に「小出」を発車し、途中魚沼市の駅「越後須原」「入広瀬」「大白川」に停車、10:42に福島県「只見」到着という約一時間半の乗車です(車内トイレ常備)。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

普段は走る列車を外から眺め、撮影する日々。
しかし今回は普段過ごしているこの地域も、こんなに素晴らしいワイド・ビューのおかげで全く違う世界に見えます。

肌に当たる風が心地よく、乗車してものの数分で「風が気持ちいい」という声が席のあちらこちらから聞こえてきました。
初めてこの路線に乗る方は勿論、生活している私達までもを「風っこ」は魅了します。


風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言
乗車して間もなく、緑のはっぴを着た只見線沿線元気会議「だんだんどうも」のスタッフ皆さんより乗車記念の御土産を頂きました。

今月精米したばかりの地元産コシヒカリ(JA北魚沼提供)付き!!



以下に陳列する写真は、全て「風っこ」の車窓からの風景です。

まずは魚沼市の田園地帯……

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

植えて間もない苗達。

田に恵みの水を与える川達。

何故か普段の数倍も美しく見せる、「風っこ」のマジック。


風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言


この3月に滑った須原スキー場。
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言



最初の停車駅「越後須原」を過ぎるとだんだんと周囲は山の雰囲気に。


風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言


風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言


車内に届く光も、木漏れ日となってきました。
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言


そして二つ目の駅「入広瀬」を過ぎると・・・・・


風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言
突然現れた、巨大な雪の塊!

ここは冬の間、道路その他の除雪で運ばれてきた雪を捨てる場所でした。

おそらく7月中も残っているだろうとのことです。


そしていよいよ、新潟県側只見線の本領?渓谷の登場です!


風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言


トロッコ列車の凄いところは普段の車両よりもずっと広い視界ですが、こうした「下方向の視界」の広がりにも圧倒されます。

本当に渓谷が真下に良く見えます。
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130609_1404~010001.jpg


大原スキー場へ行く時に必ず通る、国道252号線のスノーシェッドです。
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言



県境の駅「大白川」に到着。

小出行き列車すれ違いの為、数分間停車。

普通列車と「風っこ」のツーショットを撮り損ねたのが心残り(汗)。
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130609_0959~0100010001.jpg


・・・・・大白川を過ぎると、いよいよ只見線最大の難関「六十里越え」。

そして只見へ!

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

JR小出駅。四番線。
ここが只見線小出口の、スタート地点です。


09:11発の「風っこ」只見新緑号が、上越線長岡方面より回送で入線。
……あれ!?

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

入って来た車両は、何とタラコ色(旧国鉄首都圏色)!

緑の車両二両編成のはずの「風っこ」は!?
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言


……大丈夫!タラコ色キハ40一両の後ろに繋がっていました。
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言


都合、今回の只見新緑号は以下の三両編成です!
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言
(注)583

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

……実は後に、何故タラコが追加されたのか?わかる時が来るのでした。

予約客席は「風っこ」側でしたので、ホッとしました(笑)。以下、車内の様子です!

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言
天井はレトロな感覚の裸電球型ランプに、鉄骨むき出しスタイルです。
座席・テーブルは、オール木製!!
ちょうど昔の小学校の教室?みたい(笑)。
木製イスは見た目以上に座り心地良好!
テーブルにはドリンクホルダーも。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言
イス下は、荷物入れになっています。

そして、息を呑む程感動したのが……

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言
この、車内からの眺め!!
「ホントにこれ、列車の車窓なの!?」と自分の目を疑う程です。
まさに、びゅうコースターたる所以ですね!

そんなこんなで、初っ端からウキウキ状態の私達を乗せて。
びゅうコースター「風っこ」只見新緑号、出発進行!!
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130609_1256~01.jpg

皆さんはJR東日本所属のジョイフルトレイン(イベント臨時列車)・びゅうコースター「風っこ」という列車を御存知でしょうか。
ディーゼル気動車キハ48を改造し、客室そのものをトロッコ列車風にしつらえて、類い希な開放感を備えた車両です。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130609_1012~010001.jpg

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130609_1419~010001.jpg

「風っこ」はJR東日本管内路線のイベントであれば何処にでも参上する人気トレインですが、この週末に只見線の全席指定臨時列車・新緑号としてJR小出~只見間を往復することとなり、HARIMA家も切符を前もってゲットし乗車を予定しておりました。
今日は、その待ちに待った日。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130609_0959~0100010001.jpg

この「風っこ」に乗って。
昨年秋以来、約半年振りの只見へ行って参りました!

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130609_1043~01.jpg

その名の通り、本当に素晴らしい新緑と。
乗車中の爽やかな「風」を満喫しながらの只見への旅。
お土産話も山ほどありますが申し訳ありません、昨日の模型飛行機の会をはじめ密度の濃い週末を過ごしたせいか疲れが(笑)。
今日はひとまず、お知らせまでとさせて頂きます。
詳しくは次回に!

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130608_0958~010001.jpg

8日土曜日は朝方雨が降りましたが、私は魚沼エリアから約100㎞離れた新潟平野の都市・阿賀野市の広場にてゴム動力機を飛ばしに来ていました。
所属するフリーフライト模型飛行機クラブ主催の集まりがあったからです。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130608_1054~010001.jpg
機体は、もう何年前に作ったかも忘れた位年数の経った自作ライトプレーン「景虎」。
スチレン製の翼で全天候型小型機を目指したこのライトプレーンは、雨混じりだった朝から一転して晴れ渡り日差しの強かった昼間までの間もビッグフライトを連発。

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130608_1058~01.jpg
〈上昇する景虎〉


風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130608_1058~02.jpg
〈水平飛行する景虎〉

年を重ねても、フリーフライト機として遜色無い性能に満足しました。
午後になって競技がありましたが、飛行時間1分ジャストに最も近い者が優勝という「飛び過ぎてもいけない」一風変わったルール。
私の機体はいささか飛び過ぎ(笑)、15人中5位の成績でした。

……競技以外にも各々が思い思いの機体を持ち寄り、フリーフライト機の他Uコン機やラジコン機も飛ばしていました。

〈国際級F1Aフリー・グライダー〉
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130608_1335~02.jpg


〈バルサ製フリー・ハンドランチグライダー〉
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130608_1113~01.jpg


〈Uコン機(コントロールライン)〉
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130608_1308~01.jpg

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130608_1004~01.jpg

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130608_1046~01.jpg


〈ラジコン・電動モーターグライダー〉
風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言-130608_1335~01.jpg



……雪深い冬も気が付けば去り、今は梅雨時の夏の入り口にさしかかり。
久々に野原を駆け巡って心地良い疲れを感じつつ休む今夜です。


しかし引き続き、息つく間もなく……日付変わり今日、日曜日。
今度は鉄道のイベントが待っています。
追ってレポートさせて頂きます。