風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言 -99ページ目

風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言

風・雪・海・空。


その軽やかさと勢い、風の如く。

その重きこと・染み渡ること、雪の如く。

その思慮深きこと、海の如く。

その志高きこと、空の如し。



そんなブログを目指して行きたい。

・・・・・数日前から準備の進んでいた只見線某区間のレール枕木交換作業を、昨夜目撃することができました。



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時間帯にして、午後9時30分頃から約1時間程。


作業人員10名程の方々は手に手にスコップを持ち、機材は小型のパワーショベル一台。


TVの鉄道特番などで、最新鋭の大掛かりな枕木交換車両を御覧になられたという方もおられるかもしれませんが、昨夜見た只見線での作業は少なくともそうしたものとは程遠い、本当に地道な作業に見えました。



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・・・・・・まずは、人の手によりシャベルでバラスト(石)を掘り返し、続いてパワーショベルが掘り、掴むタイプのアームでそのまま古い枕木を抜き取ります。


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抜き取った枕木は、とりあえず線路の脇に置き・・・・・


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新しい枕木を、パワーショベルで掴んで挿入。

まるで人間の手と同じようなデリケートな操作です。


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新しい枕木の設置が済むと、パワーショベルと作業員の方が揃ってバラスト石を被せて行きます。


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・・・・・住宅街の側にある線路での作業でしたが、本当に静かに、決して大きくはない機械と人間の力を合わせた大事な仕事は完了しました。


只見線の運行の安全を人知れず守って頂いている方々へ、限りない感謝の気持ちを覚えます。



風・雪・海・空。ハインケルーパーの独り言


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〈13:30 JR魚沼田中~越後須原駅間〉


……昨年3月半ばのダイヤ改正より小出口只見線車両の一方の顔となっていた、二代目新潟色=トリコロール・インディアン塗装が、以前の東北地域本社色オール編成に戻りました。

一年と2ヶ月の間。
新潟・福島両県に跨がった豪雨災害からの復興へのシンボルにも感じた、二代目新潟色&東北地域本社色・コンビ編成。

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〈2012年春 クリックで拡大〉

この編成にも愛着を持つことができていた現在、少し寂しい気持ちもします。

しかし、只見線が少しづつ元に戻って行くことは復興への歩みに違いありません。
今は、そのことを励みにして行きたいです。


田んぼの若き苗。
森の緑。
そして、帰って来たオール東北地域本社色の緑。

全ての緑が、祝福してくれているように感じます。


さようなら、二代目新潟色。
これからは新津経由路線で会いましょう。

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〈2013年冬 クリックで拡大〉

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これは、私が5年近くも飛ばし続けている、White wings「レーサー530S」という滞空競技用ペーパーグライダー(紙飛行機)です。

※胴体はバルサ材

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御覧のように、飛行機というよりはまるで飛び魚のような形をしていますね。
設計したのは紙飛行機設計に於いて世界的権威の、二宮康明(にのみや・やすあき)博士という先生です。

このレーサー530Sは、紙飛行機滞空競技の全国大会「ジャパンカップ」はじめ、競技会で勝つ為に開発されました。

うまくセッティングするのが非常に難しくデリケートといわれる反面、セッティングが決まった時の性能は群を抜きます。
ペーパーグライダーは手投げか専用ゴム・カタパルトを使って空中に発進しますが、他の機体が緩やかにカーブを描きながら上昇するのに対し、ゴム・カタパルトから放たれたレーサー530Sはロケットのような垂直上昇をし、瞬く間に高高度に達します。

極端に長さの短く後退した主翼は、そのとてつもないハイスピード上昇時に於いても風圧に負けてフラッター(波動・振動)を起こすことはありません。
さらに、長い胴体と大きめの尾翼が滑空飛行への移行を実にスムーズに行い、しかも一旦滑空飛行を始めるとピタッ!と微動だににしない空中安定性を魅せてくれます。
まさに、魔法のような機体です。

「レーサー530S」は、2007年に滞空競技用特選機としてAG社から発売されました。

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ちなみに、この機体に定められた重心位置は御覧の通り↓


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なんと、95%!!

辛うじて主翼内に収まっているような感じです。

ちなみに機首先端内部にはバラスト=オモリ(小型のワッシャー)が入っていて、指定された重心に合わせて調整するようになっています。


紙飛行機を始めとするフリーフライト機では、このように後退した重心設計は決して珍しいものではありません。

中には主翼から外れ、テール・ブームまで重心が後退している機体もあるくらいです。

理由としては、前回申し上げたように機体の水平状態を自律で保ちながら長時間滞空する為。

それに不可欠なのが、上向きの揚力(浮く力)を持った水平尾翼。そして、長めのテール・ブーム(主翼から尾翼までの胴体部分)です。

上向きの揚力(+揚力)を持つ水平尾翼の在り方は、水平尾翼そのものに翼型を与える方法、エレベーター部分の調整を施し+揚力を発生させる方法、水平尾翼の取付角を+揚力側に設定する方法、そして水平尾翼面積を大きめにとる方法などがあります。


レーサー530Sは御覧の長いテール・ブームと、主翼面積に対して通常の機体より大きめにとった水平尾翼面積がうまくマッチングされ、急上昇時及び水平滑空時の安定性を両立させているのです。

さすがに二宮先生、見事な設計だと感じます。


このように、競技用ペーパーグライダー・レーサー530Sはフリーフライト機特有のセッティング法を具視化したような機体とも言えますが、厳密に考えると2チャンネル・ラジコン機「フライング・フィッシュ」にもノウハウが生かされる可能性もあります。

前回のコメント欄にてO軍曹さんにも御提案頂いた「水平尾翼の+揚力を上げる」件は、フライング・フィッシュの安定性を高める為に有効と考えています。


フライング・フィッシュの縦方向安定を改善する為に、私は重心位置の調整そのものに固執してしまっていました。内部メカの移動で重心を前方に設定しようと試んでいましたが、スペース上の理由で無理だとわかりました。

そこでバラスト(小さな粒状の鉛)を少量づつ機首に積んで重心移動を試みましたが、実際飛ばしてみると今度は機体重量そのものが増加したせいか、動力飛行はマシでしたが滑空飛行で急降下気味となってしまい、悩んでいたのです。

これから行う予定のフライング・フィッシュ水平尾翼セッティング変更は、ラジコン・フリーフライト問わず私の航空趣味において少なからず有意義な影響を与えてくれることと期待しています。




<レーサー530Sの飛行。紙飛行機とはいえ、5年経った今でも遜色ない性能です>
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昨日の記事にも書きましたが、飛行機をセッティングする時に大事な部分に「重心」というものがあります。
簡単に説明すると、機体を天秤計りか「やじろべえ」のようにして一つの支点でちょうど釣り合う場所です。
機体の前後左右の重量バランスを見る場所で、ここがまともでないと機体は前に突っ込んだり、アタマを上げたまま墜落(失速とも言う)したりとまともに飛んでくれません。
実機や通常のラジコン機でいう重心の望ましい位置とは、一般に主翼の前後幅(翼弦)の前から4分の1~3分の1位の場所にあるとされています。
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おおよそ一般的形(セスナ機など)の飛行機の場合、重心がこの辺で釣り合う機体は大抵安定した飛行が可能となります。
各機体の形状や主翼の平面形(横真っ直ぐか?斜めに伸びた翼か?等)によってバラつきがありますが、ラジコン機のキットを買って組み立て図を見ても重心位置の説明は大抵この位置を指示しているはずです。

ですので、重心位置というのは最初からおおよそ決まっていると言っても良いでしょう。
にもかかわらず、最近幣ブログ中のフライング・フィッシュの記事で私は「重心の調整がうまく行かない」といった説明をしていました。

「重心位置なんて主翼の25~30%に決まってるだろう。HARIMAは飛行機のことを知らないんじゃないか?」と思われた方もいらしたことでしょう。

確かに普通はそうです。
しかしながら、実はそれは昇降舵(エレベーター)操作のできる機体の場合なのです。

フリーフライト機のように操縦を全く行わない機体が長く滞空するには、失速するかしないかギリギリの水平姿勢で飛び続ける必要があります。尚且つ縦・横方向の安定性も通常よりデリケートに保たれています。
故に、重心も本来言われている位置よりかなり後方となる可能性もあるのです。
私が今回取り組んでいる動力・方向制御のみの2チャンネル機も、フリーフライト機と同じくエレベーター操作が無く縦安定と滞空性を自らの性能に委ねなくてはならない機体です。さらに今回フライング・フィッシュは制御メカを一新した影響で重量が大幅に変わってしまったので、新たに重心位置を設定しなければならなくなりました。

何故そこまでして2チャンネル機か?
それはまた次回に。
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この機体に取り組んでからちょうど1ヶ月が経ちます。

元々、ツインモーターのみで旋回・上昇下降の2つの動作全てを行う安価パークプレーンだった機体を汎用デジタルプロポ無線システムに入れ替え、いわゆるラダー・オンリー仕様機への改造を施す作業日程でした。
途中まで順調にテスト飛行を重ねていたかに見えたフライング・フィッシュが、突如コントロールを失うトラブルに見舞われたのは二週間前。
そこでトラブル要因を追求し、メカに修復を施し再テストを飛行場にて行ったのが一週間前のことでした。
そして本日、コントロール不能の症状が確実に改善されているのを見極め、重心の再調整含め機体全体のバランス取りを試みました。
しかしながら作動方式の変更に伴い、元々の設計機体重量から300g近くも重量増加した影響は如何ともし難く、最良の動力飛行と滑空飛行を両立させる為のセッティングは困難を極めました。
さらに、機体を構成する素材(マテリアル)も元々ツインモーター操縦には対応してあってもラダー方式のリンケージを採用するには剛性が足りないこともわかり、旋回不足や失速しやすい特性など今一つ安定した飛行を望めないことが判明しました。

もはや、今の状態では私の求める安全な2チャンネル飛行を実現するのは難しいと判断。
フライング・フィッシュの飛行テストを一旦休止することにいたしました。

今後は揚抗費(滑空比)の良い機体の追求を軸とし研究を重ね、再度御披露できるようにしたいと考えております。